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第49話 湯上がりタイムのじかんですわ! 湯上がりタイムのじかん!

「ふぅーー。いい湯加減でしたわ」


「疲れもさっぱり取れました」


 約2時間ほどの長湯を済ませたお嬢様とサブレ。


 全身レジェンダリー装備は侍女に預け、ルナティッカ王城から支給された黄色い月の刺繍がワンポイント施されたカジュアルな白い服を身に纏う。ボトムスは淡い蒼月(あおつき)色のサラッとした通気性の良い長ズボン。


 その後は侍女に王城に設けられている賓客の間に案内された。2人には充分なスペースに加え金月(きんつき)色の壁やインテリアや椅子机で統一されていた。金月の間という賓客専用のゲストルームらしい。


 その高貴すぎる椅子に座ったお嬢様とサブレ。


「こちらブルームーンサイダー天然水です」


 案内してくれた侍女とは別の侍女が縦細いオシャレなグラスに入れた月の夜の色をした飲み物をおぼんに乗せ運び、お嬢様とサブレの座る椅子の近くのテーブルに気品良く置いた。



ぐびっといったお嬢様とサブレ。



「ぷはぁ。良いお味ですわー」


「ふぅ。悲しい月の涙、明日を照らす月の光、爽やかな夜風の味がしました。大変美味しいです」



「ありがとうございます。英雄様方。そのルナティックでエレガントなお言葉、料理長のムンブルもきっと喜びます」



「ふふ、ムンブルいい仕事でしてよ。もう一杯もらえるかしら?」


 グラスを下げおぼんに用意していた残りの2杯の月の夜をテーブルに置き、お辞儀をし侍女は金月の間から去って行った。



「それより、うちの子は大丈夫かしら」


「おそらくシジメ様を王都にお呼びになることかと」


「そうですわね。シジメに任せていれば安心ね。妬けてしまいますわ」


「ふふ、私たちの整備を済ませたらホワイト様の元へ参りましょう」


「そうね。私たちも壊れないようしっかり整備ですわ! ぷはぁ……月の夜のお味ね」


「ふふ、お嬢様」

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