第4話 爆走エレガントドリーマー
風が駆ける。爆走で最狂の風が。
「グオオおおおお!!」「ブオオおおおお!!」
「アレは、フォレストドラゴンとフロストドラゴンですねお嬢様」
「ドラゴンでもなんでも来るといいですわーー、うちの子、フルパワーよろしくて」
「はい! お嬢様! うおおおお、強!」
最強の風に乗り、剣を構えるふたり。
「いきますわよー、サブレ」
「はいお嬢様! いけます!」
「エレガントドリームソーーーードストリーーーーム!」
激しく美しく高貴なドリームでミラクルな光が駆ける。
ダンジョンで暮らしていた緑と青の蜥蜴はバラバラに刻まれ風に散った。
「ふぅー、サブレあなた以前より強くなったんじゃなくて?」
「はいお嬢様、このところ調子がいいのです。これはホワイト様の恩恵かと。やはり、ホワイト様は私の希望の光です!」
「ふふ、うちの子ならそれぐらいできても驚かないわ」
俺の恩恵……。まぁお嬢様パワーならなんでも解決できそうだし、細かいことは気にしないぜ! にしても我ながら反則だなこのダンジョン攻略法は……。ダンジョン製作者の方、ごめんね。
風が駆け抜ける。爆走で最強でエレガントでドリーマーな風が。
「さあ、このまま最奥まで爆走でドリーマーな侵攻タイムのじかんですわーーーー」




