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第34話 ドリーマータイム

「マインボムフレア!!」


「ドリーマーフルシルド!!」



 投げ放たれた炎球を光の盾が受け止める。



「手加減はなしだぜ! 起爆!!」



 盾に張り付くように押し退けあっていた炎球はファインマインの合図で爆発した。



「ぐっ……あああァ!!」


 マインボムフレアの爆発を盾越しに受けてしまったサブレ。


「サブレ!!」「サブレさん!!」



 ドリーマーフルシルドのオーラにより衝撃は減衰されたがサブレに少なくないダメージが入る。



「……大丈夫です!! まだ持ちます!!」


「たいしたガッツだぜ盾使い」



「メラっとイクぜ! マインボムフレア!! 散!!」


 6つの炎球がカーブを描きサブレへと集約するよう投げ放たれる。


「ドリーマーフルシルド!!」



「ガッツだけかぁ! イイぜぇ!! 起爆!!」




 ファインマインの起爆の合図を受けたはずの6つの炎球はまだ盾に張り付くよう押し退けあっている。





「アレ?」



「ドリーマーボムフレア!!」



 チカラいっぱい盾を払い弾き返された6つの炎球は一直線にファインマインを襲う。




「起爆!! 起爆!! ……ナニィ!? オレのボムが奪われただと!!」



「起爆です!!」


 弾き返された6つの炎球はサブレの合図で爆発し炎がファインマインを呑み込む。



「ぐおおおお」




「……さすがオレの炎、効くぜぇ」


 耐性があったのかまだファインマインは健在のようだ。たが予期せぬ自身の荒々しい炎の連続爆発は少しこたえたようだ。



 ドリーマー属性の盾が放ったオーラがマインボムフレアの操作を狂わせ奪い、ドリーマーボムフレアとしてファインマインにダメージを与えた。荒々しい炎の技、マインボムフレアの意外な繊細さが仇となったのであった。まさに夢の成せる技返しだ。




「やるじゃねぇかドリーマー、オレの技が奪われるタァはじめてだぜ!! エノキ野郎より遥かにオモシレェぜ」



 ドリーマーな盾使いサブレ、ファインマインの炎を耐え凌ぎ、奪い反撃に出た。


 ファインマインの炎を寄せ付けないドリーマータイムはつづくのか。


 熱砂に汗が滴り落ちる。

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