第32話 暑い、熱い、アツイ!!
「お嬢様、はちみつ黒砂糖ミルクティーかき氷です」
「ありがとうサブレ、あつくてしにそうでしてよ」
「しゃりしゃりもぐもぐ……いったいどれだけいるのかしら」
「ほんとに無限にわいてきますねコイツら。こういうのは大抵ボスを討ち取れば終わるってのが」
「メラメラだぜ!!」
突如、凄まじい炎の嵐がカーゴを襲う。
「なっ!? 換装!!」 「換装ですわ!!」
「エレガントダイヤモンドダスト!!」
美しい氷の嵐と凄まじい炎の嵐がぶつかり合う。
激しい爆発を伴い両者の嵐は相殺された。
「うおおおお、やっぱこのぐらいで丁度良かったぜ!! やるじゃねぇか人族!!」
「な、ナニヤツですの?」
「オレはファインマインだ!! 魔十遊やってるぜ!! そのチカラ、エノキ野郎倒したのはお前らだろ? ハハハ」
長身に逞しい身体、荒々しい黒髪、半裸、ワイルドで鋭い顔をした男。魔十遊ファインマインがその姿を現す。
「まじゅーゆーか……! お前もエノキ野郎と同じ不意打ち野郎なのか!」
「おいおい、オレをあんな卑怯エノキと一緒にしてくれるたぁネェぜ! 実際これぐらい止めれたろ? 死角じゃなかったし丁度良いじゃねぇか! てか置物オマエしゃべれたのか?」
「丁度良いかはわかりませんが、まじゅーゆが何の用でして? 私たちは魔神の殲滅タイムのじかんで忙しいのでしてよ」
「ハハハハハ、殲滅たぁおもしれぇじゃねーか。……オレもヤラせろよ!! 安心しろ観客どもに手は出させねぇよ。そっちはその置物入れて3か? 100だろうが何人でもいいぜ、まとめて来いよ!! ヤロうぜ人族!!」
「オマエラ手ェ出すなよ!! ツマンネェことしやがったら片っ端から燃やすぜ」
『ファインマインとこのクレイジー人族がヤリ合うならそっちのがおもしレェ! 侵攻タイム! 侵攻タイム!』
蹂躙されていた魔神たちはなぜか侵攻タイムの合唱で大盛り上がりのようだ。
「お嬢様、ホワイト様。マジューユーの先程の炎魔法のパワーは侮れません。ドリーマーエノキング、ポイズンヘドロすらっとすらいむお姉さんより実力は上かと」
「お!? おまえらあの気色悪いのも倒したのかよ!? やるじゃねぇかヤリまくるじゃねぇか!! ……マァ、オレはソイツらより実力が上なのは間違ってないぜ。……タダ、ソイツらがいくら束になろうがオレには敵わないだろうがな!!!!」
「サァ、ヤロうぜツヨイ人族!! もうさっきからメラメラが止まらないからよぉ!!」
凄まじいプレッシャーを放つ魔十遊ファインマイン。
太陽がジリジリと肌を灼く熱砂のステージ、熱きバトルが、今まさに始まろうとする。
「侵攻タイムのじかんだぜ!!!! 人族! 置物! タノシモウゼ!!!!」
「侵攻タイムのじかんだ! このまま氷カバーでいきましょう! お嬢様!」
「侵攻タイムのじかんですわ! うちの子、よろしくってよ!」
「侵攻タイムのじかん! お嬢様! ホワイト様! 出来る限り私がマジューユーの炎を防ぎます! 隙を見て攻撃を!」
投稿後、遅れて魔十遊ファインマインの挿絵をこの話に載せます。
よろしくお願いします。では




