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第27話 休憩タイムのじかんだぜ!(キノック編)
「属性カバーの運用もだいぶ上手くいきましたねお嬢様!」
「ふふ、複雑なのは苦手と思っていましたがなかなか感覚的に動かせて良くってよ、うちの子」
「おう、俺の考え以上の動きだぜ! おふたりさん。このまま炎と氷以外も完成させちまうかマイタ」
「ふふ……そのまえに……なでなで……ふふ」
近寄ってきたマイタが扇風機の頭をなでまわす。
「ちょ、マイタさんまたですか……」
「お嬢様、シジメ様、マイタ様、ホワイト様。こちらレモンレモンスイカキウイスカッシュジュースです」
「助かりますわサブレもうノドカラカラでしてよ。……ぷはぁ、生き返りますわー」
「おう嬢ちゃんシュワっとうめぇぜ」
「……ふふ……なでなで……ちゅー……」
「あのサブレさん、俺扇風機なんで飲めないです。めっちゃ飲みたいです。キツイです」
「ふふ、ホワイト様にもいつか飲んでもらいたいです。それまでは見た目だけでも楽しんでもらえればと」
透明なグラスに入れられた綺麗な夏の予感の色と打ち上がる泡を見つめる扇風機。
「……。はい! めっちゃ楽しんでます!」
「……なでなで……ちゅー……」




