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第25話 そよ風

 魔十遊(まじゅうゆう)ポイズンヘドロすらっとスライムを倒した俺たちはその後、スラッツの(おさ)の高貴な屋敷に招待された。キノックの長であるギリエンもスラッツの街まで駆けつけてきたようだ。



「スラッツの(おさ)、スラミーよ、うふふ」


「まじゅーゆー!? じゃないっすよね……」


「まじゅーゆー? よく分からないけど、うふふ、さっきの魔神なら、私もキャラが被ってて困ってたのよ。うふふ、ありがとね」


「い、いえ当然のことをしたまでです」




「ところでギリエン、スラッツに私たちが行く報せがなかったのはどういうことでして?」



「は、はい、申し訳ありません銀天使様! 銀天使様方は人族の希望の光、失うわけにはまいりません。魔神には万全の状態で挑んでほしかったので他の街の民には情報を隠していました」



「スラッツや他の街の(おさ)と話し合いあえてキノックへの住人の避難はせず、銀天使様方が魔神に見つからずキノックで休ませるための策でした」




「なるほど……そうだったのねギリエン」


「私もついこの間までは準備を整えてからと思っていましてよ、ふふ」


「すみませんお嬢様、ギリエンさん!! 俺が突っ走ったせいで……」



「ふふ、うちの子、謝る必要はなくてよ。結果はこのように圧!! 倒的完勝でしてよ!」


「ホワイト様の決意がこの良い未来を生んだのです」


「そうですぞホワイト殿、まさにキノックエレガント!! な精神ですぞ」


「うふふ、おかげでスラッツも救われたわホワイトくん」


「みなさん……ありがとうございます!! キノックやスラッツのみなさんの協力のおかげです!!」




「ひとりじゃなくてよ、うちの子」


「ホワイト様は私たちで支えます」


「キノックエレガント!!」






お読みくださりありがとうございます。


第18話に大事な内容を追記しています。


扇風機お嬢様無双を今後ともエレガントによろしくお願いします。

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