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第22話 風に吹かれて

 侵攻タイムのじかんの情報を得るためギリエンの高貴な屋敷を訪れた俺たち。



「ギリエン今日は頼みごとがありましてよ」


「銀天使様、我々にできることなら何でも協力させてくだされ」



「ありがたいですわ、では。キノックから近くの街の侵攻タイムのじかんについての情報が欲しいのでしてよ」



「はい。銀天使様ならそうおっしゃるとおもい、既に商人や潜り込ませた者たちから情報を得ていました」


「そうなのでして! 素晴らしいですわギリエン!」


「お褒めいただき光栄です銀天使様」



「で、その情報なのですが……侵攻タイムのじかんはシトラシの街は13日後、スラッツは23日後フカリケは18日後となっております」



「まだ余裕はありましてね!」


「ヤツらがちゃんとじかんを守ればいいけどな……」



「魔神が侵攻してきたらこの双子石に火の魔法の熱を送り変色させこのキノックの街に知らせれるようになっております」



 双子石、(つい)になった魔力を含みやすい石で片方に火魔法を加えると変色しもう片方もそれと同じ色になる貴重なペア石だ。



「まあ、そんな素晴らしいものがありまして! ギリエンすごいわ!」


「はい、これも銀天使様方のおかげでございます。みな希望を捨てず魔神と戦おうと団結し始めたのです」




 突如、双子石の色がグレーから緑色に変わる。




「な!? さっそく破ってきたというのか!!」


 ギリエンは急な報せに驚いた。




「お嬢様! サブレさん! 状況に流されてるのはわかってます、準備が不足しているのもわかってます、やっぱりおれ全属性カバーなんて待ってられません!」


「うちの子……でも、まじゅーゆが来たら」


「2人を危険な目に合わすのはわかっています、でも行かせてください!」





「……どうやら私たちの方が間違っていたみたいですわね、サブレ」


「ホワイト様……」



「うちの子に何かあってはいけないとおもって、ちょっと過保護過ぎたかしら?」


「ふふふ、そうですねお嬢様」




「え? ってことは、俺のために?」




「ふふ、私も目の前の民を救いたくてうずうずしていたのは同じでしてよ」


「ホワイト様のこともまたそれ以上に大事なのです」



「お嬢様、サブレさん……」



「それに、よぉく考えたら魔力伝導コーティングカバーとサブレの例のカバーで十分でしてよ!」


「ふふ、ホワイト様のカバーがあれば私もマジューユー相手でしょうが負けません!」




「その精神、キノックエレガント!! 銀天使様方! 緑色の報せはスラッツの街です。すぐ最新のカーゴを手配します!!」




 俺たちはシジメの整備した最新のカーゴですぐ爆走の爆風でスラッツの街へ向かった。

扇風機お嬢様無双第22話までをお読みいただきありがとうございます。


大事な報せがあります。第17話についてですがかなりおかしいところがあり、一部大幅に会話を減らし内容を変えました。申し訳ありません。


これからもエレガントでドリーマーに爆走しますのでよろしくお願いします。では

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