第19話 おもいはドリーマー
「貴重な素材をいきなり本番でよろしいのでしょうか?」
「あぁ、かまわないぜ。ドリーマーは珍しいし反応を見ておきたいからな。ま、いきなり成功するとはおもわんさ。ギリエンが全部持ってくれるし心配しなさんな」
「ありがとうございますシジメ様」
「マイタ様、この魔力伝導コーティングの基礎カバーに魔力を込めるだけ? ですか?」
「ふふ……そう……わたしが補助する……」
「おもいを……ぶつけるだけ……ドリーマーは……ふふ……」
「いつでも……いいよ……」
「わかりました。では、いきます!!」
サブレの両手から発されたドリーム色の光とオーラが基礎カバーを包み込む。
「……まだ足りない……もっと……」
「はああああ!!」
「……ちからまかせ……だめ……」
「うっ……いきます!」
「……ちからぬいても……だめ……」
「おもいが……ドリーマー……つよいおもい……」
「……わかりました。…………ホワイト様!!」
「ええ!? サブレさん!?」
サブレから発されたドリーマーな光がカバーを包む。
「……ふふ……きてる……」
「ホワイト様!! わたしの希望の光!!」
ドリーマーな光がカバーを激しく燃やし輝く。美しいドリーム色が辺りを眩く照らす。
「……きてる……!……かこさいこう……ふふふふ……」
「ハァハァハァハァ…………」
「こ、こいつは、えらいことになったな」
「すばらしくってよ、サブレ!」
「こ、これは!? サブレさん」
「……ふふふふ……なでなで……かこさいこう……」




