催眠導入パート
あ、そこの君、うん、君よ。君! 今、これを読んでいる、あなた。あなたには、これから、この物語の主人公になってもらうわ。
私? 私は、そうね。神様とでも自己紹介しておこうかしら? 今から、あなたに、こちら側に来てもらうことにしたの。
催眠術って知っているわよね? ま、神様の私がやるのだから、人間技じゃない、トンデモ効果があるのだけどね。
はい。はい。はい。こっちを見て、
見て
見て
見て
あなたは、今、鏡に映る自分の姿を見ています。
あれ? あなたの顔、こんなだったかなぁ?
うん、そうよ。そう。それがこれからの、あなた。あ・な・た。
さぁ、体の力を抜いて。あなたの、頭も、手も、足も、体全体が……
今、幽体となって、ここに漂っています。
いい? これから、私が十数えたら、あなたは、私の虜。
え? 逃げようとしてもダメ。ダーメ。もう無理。手遅れよ。
既に、あなたの心は、私が、がっちり掴んでいる。離してなんか、あげないわ。
あなたは、これから、私の、私だけの所有物。
ど・れ・い♪ になるのだから。
さ、カウントダウンするわね。もし、あなたが男の子だったとしたら、パブロフの犬みたいに射精しちゃダメよ。これは、そういうんじゃないからね。
あ! そっかぁ。既にもう、そんなことは、無理な体になってるわね。ウフフ。
あ・な・た を異世界へ誘う、魔法?
いいえ、呪いかもよ。
じゃぁ〜 覚悟はいいかしら?
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
ゼロ、ゼロ、ゼロ、ゼロ、ゼロ・・・・・・
さあ! あなたは、今、生まれ変わりました!
新たなる世界に、ようこそ!!!!!