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Dreaming Maker Memories  作者: 菖蒲P(あやめぴー)
プロローグ
1/33

数多の光に照らされて

年越しミュージックフェスタも無事放映され、世奈と8人はテレビを見ていた。秀の口からこぼれたふとした話題に世奈は昔を懐かしむ。自分たちの始まりの季節、真っ暗闇の中を突き進んだあの日を思い出して。

年越ミュージックフェスタも無事放映され、メンバーと世奈は録画視聴していた。

「いやー、今見れば陽昇お前、めっちゃ泣いてるじゃん!」「うるさい」裕一と陽昇もきゃっきゃとしながらテレビにかじりついていた。

「マネージャー、Dreaming Makerの皆さんって初ライブってどんな感じだったんだ?」みかんを食べながら問いかける秀。

「…あの子達?…えっとね…内緒!」「なんだよそれ、教えてくれよ〜」秀に揺さぶられ笑顔を作る世奈。しばらくしてまた8人がテレビに夢中になった頃、こっそり携帯画面を覗いた。


蘇ったのはあの頃の記憶。桜舞い散る季節に出会った8人の少年。我が強くて手こずったし、皆はじめてのアイドル、マネージャーの仕事だったから手探りだった。行く先はいつも真っ暗だった。でもこの9人で、いつも自力で輝いてみせて道を切り開いた。そしていつしか自然と光が灯るようになっていった。


これはちょっと前のお話。9人が数多の光に照らされるまでの、少しのお話。

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