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夢桜  作者: 空亜
第0章
11/22

【番外編】NGシーン集

カーット!

NGです。

もう一度やり直し!


トントン拍子でいってる話ですが、こんなNGシーンがあってもおかしくない。お遊び回。



〜塔〜


(テイク1)


「ここに、塔を作るよ!」


そう言いながらアクアは同じ大きさの陣を同じように数個描く。出来上がった陣は土のような地面に1つ。その陣の空中に重なるようにして、1メートルほど毎に設置される。


手はず通りだ。全員でその陣を囲い、世界を創造した時のように力を込めると、一人一人から光が溢れ出る。


元の世界では出なかった光だ。

この世界では魔力がみえやすくなるらしい。光は陣に吸い込まれ、ある程度魔力を吸い込むと陣が発動する。陣がくるくると回り、黄色の光が溢れて円柱を形取る。


弾けるように光が拡散したのも束の間。

なにもなかったそこには、高い塔が斜めに建っていた。


「斜めってる…」

「斜めってるわね」

「斜めってるな…」

「やっぱり斜めってるよね」


アクアが出来上がった塔の外壁に触れた瞬間、塔は余計傾いて…崩壊した。


「あー…」

「しっぱい…?」

「失敗だね…ちゃんと【真っ直ぐ建っていて崩れない頑丈な塔】って願わないとダメだったみたい…素材が…、、何で出来てるんだろこれ…柔らかい……まぁいいや、皆!次からはそれを付け加えてやろ!!」




(テイク2)

前略


弾けるように光が拡散したのも束の間。

なにもなかったそこには、高い塔が建っていた。甘い香りが充満する。


「……誰?お菓子で出来た塔を想像したのは?」


アクアが笑いを堪えながら言うと、観念の声が聞こえた。


「や、わりい。腹が減ったなー食べもんほしーなーって思った」

「こないだ、読んだわ。そういう本。お菓子の家って、素敵だよねって、その本見てアクアが言っていたから」


まさかの、大地と彩の2人だった。

ミカはてっきり風呼だと思ったのに…と、風呼を見れば思い切り冷や汗をかいていた。


「風呼…?」

「あたしも…その…ただの塔とかつまらないなーお菓子で出来てれば面白いな〜扉はチョコレート、壁はクッキー…異世界っぽーい…って思いながら……」


どうやら犯人は3人いたようだ。

その後、甘い物が好きなメンバーで美味しくいただいた。





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