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機械仕掛けの騎士物語  作者: 相模奏
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プロローグ

 俺が異世界に飛んだは突然だった。



 その日は大学受験が終わり、そこそこの私大に入ることができて友人と大騒ぎしていた。

 そして疲れて家に帰り、ベッドにGOしたはずだ。そこまでは覚えている。

 そして、次に目覚めたとき、俺は見知らぬ場所に仰向けに倒れていた。





「ここはどこだ?」


 状況が把握できない。周囲は見たことのない森だった。もちろん昨夜は家のベッドで寝たはずなのに…


 こんなことは空想の産物だと思っていた。一応理系に属するものとして現状を受け入れることは困難だ。

 しかし、同時に普段読んでいるネット小説のような異世界召喚されたのか!?と期待している自分もいた。

「こんなときは誰か説明してくれる人がでてくるのがお約束ってやつじゃないのかね」


 思わず返事も期待せずにぼやいた。


「もちろんだとも、少年」


 急に森の中から人が数人歩いてきた。全員ヨーロッパ系の人たちだ。


「どちら様ですか?」


 言葉が通じるかわからないが、異世界召喚ものとして言葉が通じないものは少ないと信じて話しかけてみた。


「まずは自己紹介!といきたいところだが、こんな森の中でするのはスマートじゃないだろ?」


 良かった、言葉は通じる!

 最初に話しかけてきた見た目40代前半のオジサンは日本語で話しかけてきてくれた。

 まあ、勝手に翻訳されているだけかもしれないが。


「ついてきてくれ。こっちに我々の拠点がある」


 そう言ってまた森の中に入っていった。これはついていくしかないと思い彼らの後を追った。

 今の状況を整理しながら歩いていたからだろうか、しばらくして見失ってしまった。すぐ前にいたはずなのに…

 周りにも人の気配を感じなかった。すると、


「どうしたの?早くおいでよ」


 突然何もない空間からにょきっと若い女性の生首が生えてきた


「うわあぁぁ!!」


 思わず腰を抜かしてしまったが、今はそれどころしゃない


「ど、どうなってるんですかその首!?」

「ああ、ここには光学迷彩みたいな結界が張ってあるんだよ。そのまま歩いてきて」


 そう言い残して生首は戻っていった。

 この世界に光学迷彩があるのか?と一瞬考えたが、それよりも魔法ありの世界だという方が重要だ。

 興奮しながら少し進むと視界が激変した。さっきまではただの森だと思っていたのに数歩進んだら突如中世風の大きな村が現れた。


「ようこそ、王立特殊技術開発隊へ」


 最初にいたオジサンが村の入り口でにこやかに俺に語りかけてきた。

はじめまして

相模奏と申します


拙い文ではありますが、一応話の流れは出来ているので最後までお付き合いいただけると幸いです。


誤字脱字等がございましたらご連絡ください_(._.)_

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