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『星空に思う』/『海に沈んだ約束』

『星空に思う』

ツイッター投稿日:2015年11月19日


「あの人は元気にしているのかな」と不安に思う夜は星空を見上げる。

 星はいつだって綺麗に瞬いてるから。あの人もこうやっていつも夜の空を見つめていたから。

 あの人は「空に帰りたい」と常に言い、行方知らず。

「将来は星になりたい」と幼いころ卒業文集に書いていたあの人は今どこで何をしているの?



『海に沈んだ約束』

ツイッター投稿日:2015年11月19日


「あの場所でもう一度会いましょう」

 幼い頃、地元の浜辺で儚い印象のお姉さんと約束をした。

 あれから成人した俺は地元に帰省した。あの浜辺は今は海に沈んでいる。

「こっち」

 女性の声が海から聞こえる。足が勝手に動く。

「約束を果たしに来てくれたのね」

 俺の身体は海に落ち、意識とともに沈んでゆく。

文字数の関係で2作アップしてみました。

2つの作品に関連はありません。

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