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『守れたものと壊れたもの』/『桜の少女』
『守れたものと壊れたもの』
ツイッター投稿日:2016年5月9日
「大事な人を守れるなら僕はどうなっても構わないよ」
あなたは私を庇って死にました。私は敵から逃れ、いるべき場所に帰りました。
ここにあなたはいない。あなたを失った悲しみが心をボロボロにした。
あなたの死が私を壊すとは思わなかったの?
今日も涙に濡れる日々。
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『桜の少女』
ツイッター投稿日:2016年3月28日
桜が満開に花開く時期、多くの人が桜の下に集う。彼が桜の下で毎年出会う少女は楽しげに皆と交流し笑っていた。
桜の花が散った後、彼も含め人々は忘れたかのように桜に見向きもしなくなった。
今は少女一人だけ。
「花が散っても桜は桜なのに」
寂しげな彼女の元に人が集うはまた来年。