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弱味を見せずに、好きに生きるの

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

よく分からない小説です。

でも教訓はこうだと思ってますよ。


この世界で生きていく最も重要な事は、弱味を誰にも見せない事だ。虚勢でも、強がりでも何でも良いから、絶対に。どんなに苦しくても、笑っていろ。そうすれば誰も、私を弱味につけ込む事はしないのだから。


「今日もそうやって、必死こいて生きてますよ」

「君がそこまで『全人類敵』という思想になったのは、何かきっかけがあるの」

隣に座る梅香の君は呆れた様に此方に視線を下さる。顔には『困った子だねぇ』の文字。分かってますとも。それくらい。でも油断したら足元を掬われるのは、一度や二度では無い。だからずっと裏方で気を張って、最悪の事態を想定して生きている。

梅香の君は神様で、ふと、なんの気無しに考えた事でもお見通しだから、表面的にも不安は浮き彫りにして良いのかも知れない。だからこれは、私の生き様の様なものだ。

「もうね、私がどんなに頑張っても、最終的に一部の人は私の事を嫌いになるんです。それは何処に行っても変わらなかった。だから好きに生きます。どうせ皆死ぬんだ。土の下に埋まるんだ。って」

「それは君が虚勢を張り続けるのと関係があるの?」

するすると背を手が滑り込んながら、疑問を一つ。目は静かだった。私の精神に探りを入れるように、ずっと此方を見据えている。

「関係、関係? 関係?」

頭がくるりと回転する。何か見てはいけないものを表に出されてしまった気がする。それから必死に目を背ける様に、延々と何か言い訳を考える。考え続けなければ、この虚勢が、強がりが、壊れてしまいそうだったから。

「君の癖だ。気分が沈み込みそうになった時、全く関係の無い文を適当に並べ立てて、必死に気を紛らわすのは」

それから溜息を着いて、ただ静かに語り掛ける。

「どうせ聞こえているんだ。心で思うのも、口に出すのも大して変わりはないんじゃない?」

「……何も話したくないので、肩だけ貸して戴きたい」

「勿論」

そうして、少しだけ寄り添って、ぼんやりと考える。

上に気に入られないと、長くは居られない事。弱音を周りに吐いたら、直ぐに首を落とされた事。だから気に入られる様な事をせっせと考えて、何も出来なくなった事。けれども結局、捨てられた事。だから結局、好き勝手に生きようと思った事。

「生きるの苦しいって思った時の、私の口癖なんです。これ以上苦しくしない為に、弱音を吐かない。どうせ全て台無しになるなら、好き勝手にするって言うの」

それから一呼吸置く。

「もう、貴方様にも愚痴は言いたくないと、そう思っただけですよ」

まぁ、生きてきた中での教訓なんですけど、弱味、というか弱ってる姿はあんまり人に見せない方がいいですよ。

友人でも恋人でも家族でも。

十分で終わるならいいですが、それ以上続くと相手が愛想尽かします。


特にsnsに愚痴を吐くのは辞めた方がいい。

慰めてくれる、救ってくれる人だけじゃないので。

間違いなく、弱味につけ込んで攻撃する人もいるので。

そうなるともう、立ち直れないんですよ。

言うなら明るくが鉄則です。


まぁ、何度目か分からないのですが、精神おかしい作者の口癖。


どうせ死ぬんだ。誰も覚えちゃいないんだ。どうせ皆私を嫌いになるんだ。だから好きに生きよう。

お好きにどうぞ。は貰ってくし、自分なりのやり方でメモとるし、疲れたら話さない。それで良いじゃないか。

こんな事を繰り返す夕暮れでした。



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