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第二十三話「木下先輩との出会い」
第二十三話「木下先輩との出会い」
それは俺が高校に入り色々な部活の見学巡りをしていた時だった
校庭には桜が満開に咲いていて、
それぞれの運動部などの部活が色々な競技などを披露していた。
そんな中一人の先輩から声をかけられた。それが木下先輩だった。
「君、サッカーに興味あるか?」そう言い木下先輩はチラシを渡した
「ああ、はい、でもやったことないけど」
最初は、俺はサッカー部に入るつもりはなかった
特に何がやりたいというわけでもなかったから。でも
「あとで、実際に練習試合があるんだ、サッカーの面白さを
知ってもらうための体験コーナーもあるから良ければ来てくれよ」
そう木下先輩は俺に言った。「それなら後で暇だし行くか」
それが木下先輩と俺との初めての出会いだった。
そして実際の木下先輩のプレーを見て「俺もあんな風になりたい!」
これが俺がサッカー部に入部を決意した理由だった。
つづく




