タバカス異世界に転移する
無気力であることは罪なのだろうか‥‥
いつもの喫茶店、いつもの席、何も変わらない日常に絶望していた。
仕事を転々とし、何か自分には向いていないような気がして、今日も仕事をやめてきた。
そんな俺の至福の時間‥‥この喫茶店で一杯150円のコーヒーを飲みながら吸うタバコは何にも変えられない。
タバコケースからいつものようにタバコを取り出そうとした時、一本のタバコに目を止める。
(こんなタバコ入れてたかな‥‥)
銘柄の記入されていないみたことのないタバコをおもむろに手に取り
(吸ってみるか‥‥)
みたことのないタバコが吸いたくなるタバコ呑みの衝動に刈られおもむろに火をつけた。
そこで意識が途切れた
きろ‥起きろ‥‥起きろ!
「ん‥‥?」
野太い声と共に目を覚ます。
そこには、パイプを咥えたおっさんが立っていた。
「ここは‥‥?」
不思議な空間にいた。
楽しげにおっさんは話し始めた。
「まぁここは俺の作った空間だ!お前のようにこのご時世にヘビースモーカーなやつを見つけて珍しくてな!つい連れてきてしまった。」
「はぁ」
「まぁこれでも吸え」
「ありがとうございます」
そう言いながら俺もタバコに火をつける。
「それでだ、勝手に連れてきて悪いが戻せなくなってしまった。なので俺の世界に一緒に来てもらおうと思ってな。どうだ?」
???
このおっさんの言っている意味が理解できない
「まぁ戻れないから、ハハッ」
「ハハッじゃねーよ!どうゆうことだよ!」
「いやーまぁ連れてきたのはいいが、返せなくてな。ワシは異世界の神だ。俺の世界に住まないか?好きなだけタバコが吸えるぞ?」
とくにすることもないし仕事もやめてきたし、、タバコが吸えるならまぁいいか
タバコも値上がりするしなぁ
「まぁいいぜ、どうせこの世界にいてもなにもすることもないしな」
「よし!では行くか!行動力のあるやつは、大好きだ!」
おっさんに好きだといわれてもなぁ
「では、これを持っていけ」
そう言ってタバコケースを渡された。
「これは‥‥?」
「これに魔力を込めろ、そうすれば中にタバコが入っている。そのタバコを吸うことで何かしら能力が使える。まぁあとはやってみろ!俺は見てるからたまには遊びに来い。」
そう言うと体が光出した。
初投稿です。
思い付いたままのんびり書いていこうとおもいます。