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詩集「人生」

いつからだろう、人々は

作者: 坂町 小竹

いつからだろう、人々は

他殺よりも自殺を好み

笑顔よりも滅びた金を

好きになったのは


いつからだろう、人々は

優しさでなく学歴で恋に落ち

小鳥の(さえず)りでなく怒鳴り声で

起きるようになったのは


いつからだろう、人々は

人間らしさを失い

ロボットらしさを

得たのは


いつからだろう、人々は

虫を嫌うようになり

()けると絆創膏を

貼るようになったのは


いつからだろう、人々は

真の能力よりも、他人の定めた能力を信じ

自分のためと言って、他人に

苦しまされるようになったのは

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― 新着の感想 ―
[良い点] いつからだろうってのが切ないねー ええ年のおっさんとしては、いろいろあるのよー( ̄▽ ̄;) いつからだろうって、ググったら出てきました。 [気になる点] 本当は、ポエムやし、あんまし突っ込…
[良い点] なかなか考えさせられる内容でした。僕は詩のことはよくわかりませんが、著者が普段感じていることや、思っていることが、上手く詩の中に織り込まれていると思いました。そしてこういった疑問や、憤りの…
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