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ある少年の表と裏と

作者: 鈴夏

初心者ですみません。

僕、洞牙(ほらが)サイトは困っていた。

これ以上ないほどに。

主に手首足首を縛り上げている縄と、縛られる元凶となったクラスメート 二ノ宮(にのみや)英輝(えいき)のせいで。

二ノ宮財閥の跡取りたる彼は誘拐されることが多々あった。

それだけなら別に何も構うことはない。

財閥の跡取りというのも大変なんだな、と思うだけだ。

しかし、今は別だ。なぜ、彼に一方的に話しかけられていただけで誘拐されなければならない。

本当に訳がわからない。

さらに言えば、二ノ宮英輝も鬱陶しい。

普段からクラスの中心であるだけあって性格は明るいが、人を気持ちを察することができない、いわばKYなのでる。

「クソッ、この縄全然ゆるまないな!おい、洞牙!!すまない、まきこんでしまって。怖くないだろうが気を強く持てよ、きっと助けが来る!!」

…馬鹿だ、こいつ。

いつ、どこで、だれが怖くないといった。

いや、実際怖くないけど。普通怖いよ。

だいたい謝るくらいならそもそも話しかけるな。

それよりはせめて、「俺がいるから安心しろ!!」くらい言えよ。

「おい、ガキども。飯だ。さっさと食え。」

そんなことを考えているうちに食事の時間になったようだ。

怪しくてとても食べる気になれない。

って二ノ宮は食べんのかよ。

…眠った。

睡眠薬入りじゃねーか、これ


さてそろそろ面倒だ。ぶっ潰そう。

僕の名は洞牙サイト。

中学生にしてスパイをしている。

そんな僕を誘拐したのが間違いだったね。

二ノ宮には大人に助けられたとでも伝えよう。

五十人なら何とかなる。

さあ、始めよう。

ちゃんとできてましたか?

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― 新着の感想 ―
[良い点] あまりにもぶっ飛んだ内容が逆に面白かったです。 [気になる点] 文章力や表現力、ストーリー構成力はまだ足りないかな、と思いました。 しかしそんなのはいきなり急激に伸びたりするので頑張ってく…
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