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【終末ファンタジー】いつの日かの俺が正解の道に辿り着くまで〜世間知らずの少年は滅びゆく世界で林檎を食べる〜  作者: 鈴木 柊
ツクヨミ本部編

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第17話 三人の目的

俺、ギル、シンバ、キーマンは今まさに俺の初任務兼入隊試験の作戦会議の真っ最中だ。


「ユアン王国での目的は、大きく分けて2つ。その1、『国とバツサイの黒い繋がりの証拠を手に入れる事』。ユアンはバツサイへ多額の賄賂を流し、その見返りとして才のコピー版を横領しているようだ。調査報告が事実と仮定した場合、コピーの才、奪取の才を有する者がバツサイに在籍しているということになる。」



なる…ほど??


俺は進んでいく会話にただ相槌を打つのに必死で首が外れそうだ。



「その2、国王が才持ちとの噂が9年前頃より突然流れ出した。その噂の確認だ。」


「確認?確認してどうすんだ?」


「場合によっては殺すんだよ〜」



一見いつも通りのシンバに見えるが確かに声の奥深くにある冷たさを感じる。



「なんで殺す必要があるんだ?」



俺の問いにシンバは気にもしていないように淡々と答える。


「コピーなら殺さなくてもいいかな〜。でも本物の才を所持してるのであれば、バツサイの才の手札が増えちゃうだろ〜?嫌じゃん?ただそれだけ」



シンバの答えにギルは深く溜息をつく。



「シンバ、殺す必要はない。『メモリー』を使って才取り出せばいいだろ。」


「メモリー?なんだっけそれ〜」



思考する素振りも見せないシンバにギルは途方に暮れている。



「はあ…バツサイに才を奪取する才を有する者が在籍している情報は入手済みだ。何故ならば奪取の才で、無理矢理にでも才を奪われた者は記憶を無くすだろ?覚えてねえのか?」


「そうだったような〜?」



シンバの我関せずな態度にピーマンが口を開く。



「シンバに言ってても時間無駄だ。サルに説明しろ。」


「あぁ。すまない。冷静さに欠けていたな。」



ギルは案外落ち込みやすい。シンバと一緒で意外な一面がある。



「『メモリー』とは、研究開発チームが開発した、才を取り出す装置のことだ。」


「取り出す?やってることバツサイと一緒じゃねえかよ。」



俺はギルの言葉に困惑し、戸惑う。



「いや、『メモリー』を介して才を取り出された者の記憶は消えない。これは絶対だ。だからこそ、バツサイよりも先に才を取り出すことに意義がある。」



ふーん、なるほど。

バツサイに目を付けられる前に予め俺達が取り出しちまえば、記憶は無事ってことか。



「じゃあ、話戻すけど、王様を殺す必要はないんだな。」


俺が三人に聞くと意見は一致したようだ。


「まあ、殺さなくてもいいっちゃいいか。」


「最初からそう言ってるだろ。」



ギルは一息ついて話を続ける。


「そして最後。」


「最後?2つじゃねえのか?」


「あぁ。任務じゃない。俺とシンバ、キーマンにとってユアン王国は特別。いつかは為すべき事だ。」



ギルの言葉にシンバとピーマンの表情は固くなり潜水艦内の空気が変わる。



「俺たちシンバ班でユアン国に『革命』を起こし、シファレンの屈辱を晴らす!!!」




また新たに科学開発機関の開発した『メモリー』が出てきましたね!


謎が多い、才ですが、少しずつ明らかになってきますので、皆さんもしっかり着いてきてください!


いつも見ていただきありがとうございます。

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