灰の先へ
革命から始まった戦争は、終わることなく続いた。
ただ二人の兵士が、生き残った戦場の後を歩く。
生死の境に立ち続け、言葉少なく、生き延びるだけの毎日。
崩れた補給所で出会ったのは、ひとりの少女。
名前も語らず、言葉もほとんど交わせなかった。
それでも、たしかにそこには、ぬくもりがあった。
そして雨の日、音を失った世界で、ふたりは手を繋ぐ。
――朝が来る。その先に、なにがあるのかは、誰にもわからない。
ただ二人の兵士が、生き残った戦場の後を歩く。
生死の境に立ち続け、言葉少なく、生き延びるだけの毎日。
崩れた補給所で出会ったのは、ひとりの少女。
名前も語らず、言葉もほとんど交わせなかった。
それでも、たしかにそこには、ぬくもりがあった。
そして雨の日、音を失った世界で、ふたりは手を繋ぐ。
――朝が来る。その先に、なにがあるのかは、誰にもわからない。
【プロローグ:闇のなか】
2025/06/05 22:48
【第一章:任務と残響】
2025/06/05 22:49
【第二章:ありがとう】
2025/06/05 22:49
【第三章:ドアを開けた】
2025/06/05 22:50
【第四章:雨のなかを】
2025/06/05 22:51
【最終章:朝】
2025/06/05 22:55