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アルテニア帝国史概略

■■アルテニア帝国史概略■■


夜明けの時代:アルテニア大陸に様々な人種が出現し各地に古代国家が勃興(ぼっこう)する。


闇の時代:異形の神々の力を得た“魔王”が世界を支配する。


長きの圧政の後、勇者エレアによって“魔王”が討伐され世界が解放される。


魔王討伐より十年後、勇者エレアが兵を挙げ周辺国への侵攻を開始する。



==============================================



帝国暦001:勇者エレアが人間種七つの国を切り従えて<アルテニア帝国>の建国を宣言。皇帝エレア1世を称する。


002:青き草原の獣人族を攻めてこれを服属させる。


006:深き谷のドワーフ族を攻めてこれを服属させる。


010:静寂の森のエルフ族を攻めてこれを服属させる。


011:嘆きの島の不死者が帝国に帰順する。


014:周辺諸族の大規模な反乱が起こる。武力で鎮圧するもののエレア1世が戦陣にて崩御。(獣人の毒矢に当たった、あるいはエルフ族の呪い、病没、暗殺など諸説あり)

死後に“大帝”エレア1世の称号が贈られ、反乱軍との間には和平が成立する。


025:“武帝”ジェイムズ1世が剣の峰の竜族を攻めてこれを服属させる。


028:東のイストリア大陸より来寇した海の民を撃退する。


035:白き大地の魔族を攻めて北へ放逐する。


048:“建設帝”エレア2世が白き大地に長城を建設。


054:魔王城の跡地に<帝都オルガ>の建設開始。


055:貴族にして高名な冒険者であるポスルスウェイト伯爵が<冒険者ギルド>を設立。


059:エルフ族の王ファリエドが安定した転移魔法の技法を確立。


064:帝都オルガ完成。エレア2世による遷都令(せんとれい)が出される。


082:炎の山の巨人族が帝国に侵攻。帝都オルガが破壊される。


084:“分裂帝”エグバート1世が巨人族を討伐し帝都を再建する。巨人族の撃退により帝国による大陸統一が為される。


090:エグバート1世と弟のエルムンドが対立し帝国を二分する内乱が起こる。5年に及ぶ戦いの末、両者は相次いで没する。諸侯により末弟のエレア3世が推戴され即位。


107:“清廉(せいれん)帝”エレア3世の宗教改革。帝国各地で信仰されていた土着の神々のうち<七柱(ななはしら)異形神(いぎょうしん)>を邪神と定め禁教令を発する。


110:異形神信徒に対する大規模な「邪教狩り」が行われた結果、これらを主導した聖堂の勢力が拡大する。


115:異形神信徒たちの大規模な反乱「異形神の乱」が起こる。


117:七柱の異形神が異次元より顕現し世界の侵食を始める。


121:帝国に服属する諸民族の協力を得て異形神を元の次元に追放、「異形神の乱」を平定する。


124:帝国の国政改革。隷属下にあった諸民族の国々に自治権を認める。


129:第二次宗教改革。地位の向上した諸民族の意見を容れ信仰体系を整理し、<七柱の神々>の信仰を制定。


130:エルフ族の王ファリエドの提言により<魔術協会>が設立され、帝国内の魔術の扱いについて法律が整備される。


142:“黄金帝”ジェイムズ2世が各地に<七柱の神々>の聖堂を建設。


146:帝都オルガの王宮を改築。重税を課せられた民衆の反乱を招く。


149:ジェイムズ2世が暗殺される。(犯罪組織<アラクネ>の暗殺者によるものとされる)


150:“少帝”エグバート2世即位。まだ幼く外戚のデオウルフ侯爵が摂政として実権を握る。


152:<冒険者ギルド>の海洋探検によって東西大陸との交流が拡大する。


154:エグバート2世が密かに暗殺される。デオウルフ侯爵が邪教徒を招き入れて帝都を支配する。


157:<冒険者ギルド>と<魔術協会>が協力して邪教徒を討伐、帝都を奪還する。(デオウルフ侯爵はすでに<アラクネ>により暗殺されていた)


158:“屈辱帝”メアリ1世即位。国内の安定を図り内政や諸国の紛争調停に努める。


160:<冒険者ギルド>が北部で魔族の残党を発見しこれを討伐する。


167:メアリ1世が大聖堂から破門を言い渡される。(背景に大聖堂への寄付を削減したことへの報復とする見方あり)


168:宰相オーウェン侯爵とエルフ王ファリエドの仲介によりメアリ1世と大聖堂の和解成立。


169:大聖堂よりメアリ1世へ10箇条の訓戒が出される。


175:メアリ1世、エレア王子を皇太子に立てるが大聖堂がこれに反発、「立太子論争」に発展する。


179:メアリ1世、大聖堂を焼き討ちする。


180:メアリ1世退位。“霊帝”エレア4世即位。


183:エレア4世、民族融和を唱え獣人族、エルフ族、ドワーフ族等の諸民族から五人の妃を迎える。(大聖堂が反対するも多額の寄付で認めさせたとする説あり)


184:<魔術協会>が東部で異形神の地下迷宮を発見、これを攻略する。


202:皇太子の座を巡って外戚諸民族も巻き込んだ争いが起こる。


204:エレア4世崩御。甥の“流血帝”マクベタス1世即位。(エレア4世を暗殺して即位したとする説あり)同時に宮廷の混乱を招いたとしてエレア4世の妃と王子たちの多くを処断する。


207:マクベタス1世に対する暗殺未遂事件。皇后キュネスが死亡する。


210:マクベタス1世が軍を率い獣人族を破る。


214:ハイランド地方の奥地で最後の巨人が確認される。


216:皇太子オズワルドが軍を率いドワーフ族を破る。


220:オズワルドの軍がエルフ族に大敗する。


226:マクベタス1世崩御。“狂帝”オズワルド1世即位。(マクベタス1世を暗殺して即位したとする説あり)父の対外強硬政策から融和政策に転換。


230:宮廷で守旧派による反乱が起こるもこれを鎮圧する。


233:獣人族の反乱が起こるもエルフ族の調停により和睦する。


235:西部諸侯の反乱が起こるもこれを鎮圧する。


239:オズワルド1世に対して数度にわたり暗殺未遂事件が起こる。事件に関わったとして百人以上が処刑される。


250:オズワルド1世の重病により皇太子エドウィンが政務を代行する旨が発せられる。


帝都オルガの地下から魔物が出現し帝都を奪われる「帝都侵食事件」発生。


皇太子エドウィンが兵を集め帝都を奪還するもオズワルド1世の姿は見つからず、帝都の地下が迷宮化しているのを発見。

帝都地下迷宮の攻略を冒険者に呼び掛ける。


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