設定・用語
七柱の神々が創りし世界には三つの大陸が確認されている。我々が暮らす“アルテニア大陸”、その東に位置する“イストリア大陸”、そして西の“ウェスタリア大陸”である。
これらの地域に多くの人種が、動植物が、そして魔物が多様な生態系を構築している。だが我々はその全てを網羅しているわけではないのだ。(ポスルスウェイト博士『アルテニア地理誌』より引用)
●アルテニア帝国
アルテニア大陸の大部分を支配する大帝国。
闇の時代を終わらせた勇者エレアによって建国された。
勇者エレアは人間種を中心に周辺諸族を武力で服属させ、
“大帝”エレア1世の名で記録されることになる。
●帝都オルガ
“建設帝”エレア2世が帝国首都として建てた大都市。
地勢上の条件に加え魔術的な理由から魔王城跡地が選ばれた。
●帝都地下迷宮
帝都オルガの地下が魔法の迷宮に変貌したもの。
夥しい数の魔物が蔓延り、冒険者による探索が進められている。
●人種
三大種族:人間種、獣人種、精霊種。
在来人間種:アルテニアン ハイランダー ウッドメン、他少数種族。
外来人間種:ウェスタリアン イストリアン等。
獣人種:犬系、猫系、爬虫類系、他多数。
精霊種:エルフ、ドワーフ、ニンフ、ノーム等。
●冒険者ギルド
冒険者に依頼の斡旋を行う組織。
冒険者や傭兵、賞金稼ぎ等がここで登録し様々なサポートを受ける。
多くの情報が行き交いパーティーの出会いの場ともなる。
●魔術協会
魔術、魔法を研究し管理する魔術師の組織。
神秘を探求する一方で危険な魔術の使用を監視する役目も負う。
●アラクネ
大陸の裏社会に根を張る犯罪組織。
広く深く情報網を張り巡らせ、暗殺者をも抱える闇の集団。
●七柱の神々
大陸の様々な種族の信仰を束ねて形成された帝国の信教。
この世界を生み出した神々とされる。
海の神、エイビラム:天候と生命を司り、航海や交易の守り神でもある。
大地の神、ディコック:自然を操り人々に豊穣をもたらす。
戦の神、ベンジャモン:戦いにおける勝利と富をもたらす。
知恵の女神、ゾーイ:学問と芸術を生み出したとされる神。
天文の神、ヒューロック:長寿と繁栄をもたらし、運命を見る。
酒の神、ジュダ・ロウ:酒と詩を好み、邪を払う守り神として信仰される。
哲学の神、フォートレイ:思考と精神の領域を司る。
●七柱の異形神
帝国内で邪教認定された七つの信仰とその神々。
たびたび世界に侵攻を企てる。
支配の柱、グリフォード:詳細不明。
夜の柱、ガロン:詳細不明。
虚偽の柱、メディアタン:詳細不明。
混沌の柱、アル・グリフ:詳細不明。
夢幻の柱、ナイメリア:詳細不明。
情欲の柱、モディウス:詳細不明。
死の柱、ベルゼルス:詳細不明。
●勇者
魔王の支配に戦いを挑んだ人間の戦士。
優れた仲間を集め、神々の試練を乗り越えた末に魔王を討伐した。
●魔王
異形の神々の力を得て世界を支配した存在。
その過酷な統治は“闇の時代”といわれたが、やがて勇者に倒された。