プロローグ
初投稿です
至らない点があると思いますがどうぞ読んでいってください
空「Zzz...」
ありさ「おはよー!」
空「うおっ!?、、朝から元気だな、、」
いつき「空が寝すぎなんだよ」
空「そんなこと言っても朝は眠いんだからしゃーねーだろ」
いつき「それでも朝はしっかりしないと、あきひこ先生に指されるよ?」
ありさ「そうだよー優しいけど抜け目ないんだからあの先生」
空「ほんとに視野が広いよなあの先生」
いつき「授業とかで机の下で携帯いじってもバレるからなぁ、、」
空「授業中に携帯いじってんじゃねーよ」
こいつらは昔からの幼馴染
よく話しかけてくる、普段はいいがたまに鬱陶しく感じる。特に考え事をしている時は。
こいつらと周りの意見からするに俺は普通じゃないらしい、だからみんなとあまり合わないんじゃないかと言われる。
あまりみんなに合わせる性格ではないからありがたい。
こいつらに1回考え事について言ってみた、多分引かれるだろうなと思って、しかしこいつらは
「だからずっと1人で考え事してたんだ」
と納得したようにしていた。よくわからん奴らだ。それからは今まで以上に話しかけて来るようになった。なぜ俺を普通じゃないと分かっていながら話しかけて来るのか分からなかった。
剋夜「、、、」
こっちを睨んでるあいつ
あいつは最近よく突っかかってくる
理由を聞くと俺が普通じゃないからだそうだ
あいつには何も言っていないのになぜ普通じゃないことが分かるのか、普段の生活から何か違いがあるのだろうか。
クラスの女子「おはよー!剋夜くん!」
剋夜「、、、うっさ、朝なんだから静かにしてろや、そこでさっきまで寝てたあいつみたいにな」
あいつもあいつで変わってると思う
いつき「なんだよあいつ、わざわざ空のことを言わなくてもいいじゃないか」
空「まぁいいよ、俺に被害が来るわけじゃないし」
いつき「それでも目をつけられるだろ」
空「今更目をつけられたからなんだよ」
いつき「、、、」
ありさ「ほ、ほら!ホームルーム始まるから席に戻ろ?」
いつき「お、おう、、んじゃまた昼休みな」
空「ああ、、」
悪い奴らではない、むしろいい奴らだと思ってる
ただ疑問なのがあんなにいい奴らなのになぜ俺なんかと一緒にいるかだ。俺なんかと接してないで他の奴らと仲良くしてればいいのに
あきひこ先生「ホームルームを始めるぞー」
この人はあきひこ先生、俺はこの先生を気に入っている。何かしらの考え事を相談した時、答えらしい答えは与えてくれないが考えるきっかけをくれる。多分あの人は答えを知っているんだろうけど。そんな感じの何でも知ってそうな掴みどころのない先生だ。きっかけを貰ったが結論は出ていない。結論が出たらあの先生に言うつもりだ。他の誰かには理解されないと思うからだ。あの先生ならきっと理解してくれるはずだ。
あきひこ先生「とある先生方の様子を見る限り昼休み終了後何かがある気がする、各自注意しておくように」
この先生は何かありそうだとよく教えてくれる
抜き打ちテストとかも教えてくれるから担当の先生もびっくりする、ほんとにあの先生何者なんだ
しかし昼休み終了後に何かがあるというのは初めての事だった。緊急の集会でもあるんだろうかそれか抜き打ちの身だしなみ検査か、その程度だろうと予想していた。
きっとみんなもそう予想していたと思う
剋夜を除いては
あいつの様子が目に入った時、明らかに何かを警戒しているようだった。あいつもあきひこ先生と同様に何か知ってるのかもしれない。不審者でも教室に入ってくるんだろうか、信用している先生なのでそれなりに用心しておくことにした。
読んでくださりありがとうございますm(_ _)m
不定期投稿ですが次回もよければ見ていってください(・ω・)ノ