第4話 幼馴染・困惑
お久しぶりです冬将軍です。実に4ヶ月ぶりの更新になってしまいました
轟雷「まったく待たせすぎだぞ」
いや~~~、俺引越し関係の仕事しててさ、春頃は鬼みたいに忙しいんだよ、ネタのストックはあったんだけどなかなか書く時間がなくて
轟雷「ところでお前のPCにパステルチャイム3の全キャラパラメーターをマックスまで上げたデータとPSPのゴットイーターバーストの100時間以上プレイしたデータが保存されているんだけどこれは何だ?」
お前はシーマンか、勝手に人のデータを見るな
轟雷「っで、仕事が忙しかっただけなのか?」
スマナイ、俺モンハンにはまってしまって他の事がおろそかになってしまうという不治の病にかかっててな、さらにゴッドイーターにもはまってしまい他の事がおろそかになってしまうという病気にもかかってしまったんだ
轟雷「ハンター×ハンターの作者みたいだなおい」
いや、あの人がゲームにはまって漫画がとまるって言うのは都市伝説だろう
長らく更新が止まってしまった上関係ない話をしてしまいましたが第4話をどうぞ
視線変更~来未~
私海原 来未には幼馴染の男の子がいます
名前は紅 轟雷
幼稚園の頃からいつも一緒だった
出会いは………………あまり色気の有る物じゃなかった
あれは幼稚園の頃だった
当時引っ込み思案だった私は年長組みの男子にいじめられていた
年下の女子に対し男子3人、外道をも超える悪行だった
そしてそのいじめ現場に助けに入ったのが轟雷だった
不意打ちで一人はのしたけどその後2人に囲まれてボッコボコ
男達が帰った後私は轟雷に声をかけた
「あのう、ごめんなさい」
私に為にボロボロになってくれた男性
当時の私にはヒーローに見えた、でも次に出てきた言葉が
「お前が一緒に戦ってくれないから俺がボロボロじゃないか」
とてもヒーローの台詞とは思えない台詞だった
その後私は轟雷と一緒にいて鍛える事となった
その後いじめっ子3人を私達2人で成敗しいじめ問題を解決した
それと同時に私も引っ込み思案な性格から活発な性格になり友達も増えた
轟雷には本当感謝している
そんな轟雷とも中学時代には遠縁になってしまった
死んだ魚のような目をしていて日々をまるで作業ゲーをうんざりしながらプレイするプレイヤーみたいにダウナーのようなローテンション
そして私の知らない小野寺 誠という札付きの悪ともつるんでいるらしい
小学校時代とはうってかわって
まるで私から遠く離れていくような感じであった
そして中学3年の頃
轟雷の顔に生気が戻った
たぶん轟雷の中で何かが吹っ切れたのかもしれない
だけどその代償としてものすごいディープなオタクと化してしまっていたけど
違うベクトルで轟雷が遠く離れていく感じであった
それでも小学校の時みたいに一緒に学校に登校したり
たまに街に遊びに行ったりもするようになった
高校受験も無事に終え、同じ高校に通う事となった
ずっとこんな時間が続いていくのだとばかり思っていたけれども
ある日その幸せな日常が崩れてしまった
轟雷の入院
妹さんにナイフで刺されて重症で病院に運ばれたという話を聞いた時は本当に絶望した
もし轟雷が帰ってこなかったらどうしようって
あんなに泣いたのは産まれて初めてだった
それと同時に私はやっと気づいた
私の中で轟雷はとてつもなく大きな存在になっていたことを
だから轟雷の意識が戻った時は本当に嬉しかった
轟雷が退院後も何事もなかったかのように私の日常は続いていく
毎朝一緒に登校し
バイトしている轟雷は水曜日と金曜日は時間が空いてないけどそれ以外の曜日の放課後には一緒に下校し
休日は遊びに行ったりもする
それでも心のどこかで私はあの日の事を引きずっている
轟雷を失ってしまうかもしれないという恐怖
そして轟雷にこんな酷い事をした妹さんに対する憎悪
そしてこの間轟雷から妹さんが帰ってくるという話を聞いた
妹さんが戻ってくるという話を聞いた時は一瞬血の気が引いてしまった
更生カリキュラムを終えたのだから戻ってくるのもうなずける
轟雷は優しいし妹だからってきっと許すのだろう
でも、私はどう受け入れたらいいのだろう
大事な人を手にかけた女性
街角でばったり出会ったらどうする
一応顔見知りだし“久しぶり”っとでも言うべきかな
積年の恨みをこめて“殺してやる”っと言うべきか
どうしていいかわからない私
すると電話が鳴り響く
「~~~♪~~~♪~~~♪」
ディスプレイを確認してみると発信者は“紅 轟雷”と表示されている
私は真っ先にコールボタンを押す
「もしもし、来未、今大丈夫か」
「あぁ、大丈夫だけど」
我ながら単純だと思う
さっきまで沈んでいた気持ちが彼の声を聞いただけでこうもテンションが上がるとは
「チョットシリアスな話があるんだけど大丈夫か?」
いつもと違ってトーンが重い声
何十年と聴きなれていた言葉とは違い重みの有る声
自然と私の表情も強張る
「何…かな?」
「京の、妹の事なんだ」
その言葉を聴いた瞬間顔から血の気が引いたのを感じる
先日はそのまま泣き崩れてしまったが今は轟雷が大事な話しをしている最中だ
“取り乱すわけにはいかない”っと自分に言い聞かせながら轟雷の話を聞く
「…………大丈夫か?」
「う、うん…大丈夫」
「京なんだが、明日から俺と一緒の学校に通うんだ」
「そう……なんだ」
「妹を職員室に送ったりしないといけないから明日は少し早く学校出るから、もしかしたら明日は一緒に登校できんかもしれない」
「そう、ちゃんと早起きしろよな」
「ッヘ、大丈夫だよ…話はそんだけだ、悪いな夜遅くに」
「いいっていいって、そんじゃあまた明日な」
ッピっと通話を切る
「…………………ハ~~~~」
携帯電話を放り投げベットに体を沈める
今轟雷から聴いた話のせいで私の脳内は再び大混乱だ
兄妹だからきっと毎朝一緒に登校するのであろう
小学校の時は轟雷と京ちゃん、そして私の3人でいつも登校していた
元通りに戻った、ただそれだけなのに
視線変更~轟雷~
「あいつ…大丈夫か」
通話が終わった携帯電話を充電器に戻す
携帯電話の赤いランプがつくと同時にさっきまで電話した相手の事を
来未の事を考える
口では大丈夫といっていたが声のトーンはとても大丈夫な人間の物ではなかった
「ダ~~~~~クソ、女性問題で悩むだなんてどうしちまったんだ俺の人生」
ベッドにだいぶし顔を枕にうずめもだえるように体を右へ左へ回転させる
「鳴海 孝之か藤井 冬弥に相談すべきか?」
いや、ダメだな特に前者は、伊藤 誠バリにヘタレだし
つーか女性問題を抱えたキャラどうしてそろいもそろってヘタレキャラばかりなんだ
つまり俺もヘタレという事なのか!?
嫌だな~~~~リアルでヘタレキャラって
「コンコン」
「お兄ちゃん、チョットいい?」
布団の上でもだえているとドアがノックされ京の声がする
「あぁ、大丈夫だぞ」
ギギ~~~~っと部屋のドアが開かれる
だが先ほどの声の主の姿がいっこうに見えてこなかった
「…………どうした京?」
「その、さっき制服に袖を通したんだけど……その」
「……大丈夫だ、笑ったりしないからど~~んと出て来い」
「絶対に、笑わないでよ」
恐る恐る姿を見せる京
昨日とは違い学校の制服に身を包んだ妹はとても清楚な女性に見えた
普段制服のあの娘が普段着だと印象がダンチだ!!
なんてギャルゲやエロゲでよく見る展開だがこれは逆パターンだな
「どう…かな?」
顔を赤くしてクルリと回転する京
「そうだな、俺から言わせてもらえばまだ地味すぎるぜ、もっと腕にシルバー巻くとかさ」
「私別に高校デビューしたくないから」
「スマナイ、他人のルックスの診断はやったことないから」
遊戯王のデッキ診断はよくやるんだけどな
「とりあえず似合ってるぞ」
「うん、ありがとう」
おどおどした表情からパっと明るくなる京
「明日は早いからもう寝たほうがいいぞ」
「うん、ありがとうお兄ちゃん
そして京は自分お部屋に戻っていく
「さて、明日は早いしもう寝るか」
翌日
いつもの登校風景は今日に限っていつもと違った
隣に妹の京がいる
登校しながらもしきりに服装やら髪型やらを気にしている
「ねぇねぇ、お兄ちゃん、変じゃないかな…私変じゃないかな」
「とりあえず道路のど真ん中で髪をいじったりくるくる回ったりするのは変だと思うぞ」
正直言ってしまえばどうでもいいの一言に尽きる
俺は基本身だしなみには気を使わない
ヒゲそって着崩れている所がなければそれでいいしな
まぁネクタイはゆるめに締めている、天草会長に生徒会にスカウトしてほしいからな
「ねぇねぇお兄ちゃん、制服は少し着崩したほうがいいかな」
「そうだな、とりあえず」
俺は京の制服のタイを少し斜めに傾ける
「これで完璧だ」
「お兄ちゃん…これって?」
「これでお姉さま的な人がタイを元に戻してくれて転入初日から友達ができること間違いなしだ、大丈夫マリア様は見てくれている」
「お兄ちゃん絶対に間違った事を言ってるよね」
そういいながらタイを元に戻す京
「少しは新しい環境に対し緊張している妹の心境も察してよ」
「大丈夫だ、お前は俺の妹だ…魔法使いの学校や妖怪の学校に女性しか使うことのできないパワードスーツの専門学校に何かの手違いで入学してしまったとしてもうまくやっていけるって」
「一応私を慰めようとしてるのかもしれないけどもう少し効率を優先して、ネタに走ってて私に効果がないから」
などと駄弁っていると後ろから奇妙な気配を感じる
「……………」
「どうしたのお兄ちゃん?」
「悪い京、先に行っててくれ、学校までの道はわかるだろう」
「え!!うん、わかるけれど」
「すぐに追いつくから、車と“うぐぅ”が口癖のたい焼きドロボウには気をつけろよ」
その言葉を残し俺は来た道を引き返す
「え、ッチョットお兄ちゃん」
「ここら辺かな」
京と別れ、きた道を引き返すこと数メートル
電柱の影には来未がおり背中をその電柱に傾けていた
「ハ~~~~」
完全に気がめいってる表情の幼馴染
つーかすでに俺の視界に入っているのにぜんぜん気づいてない
「おう、今日はずいぶんと早いな来未」
「!!!!!!!」
俺の声を聞くと同時に驚いてひっくり返る来未
「うお!!いくらなんでも驚きすぎだろう」
倒れた来未に手を差し出す
「ゴ、ゴメン」
グイっと力をこめ来未を引き上げる+
「改めて、おはよう轟雷」
「あぁ、おはよう…つーかこんな所で何をしている」
「う、それは……その」
気まずそうに視線を天に泳がせる来未
昔からのこいつの癖だ、直ってないようだ
「おおかた、俺と京が一緒に登校してて声をかけづらかった、違うか?」
「……さすがは幼馴染だね、お見通しか」
力なく首を落とす来未
2日前とは違い泣き崩れる気配はないがいつもと違って覇気がない
「その、あれから、轟雷の電話が終わってからずっと悩んでた……妹さんとどう接していいかわからないの、前は小さかった頃は3人一緒に登校とかもしてたけど…あんな事件の後だから、正直怖いんだ、京ちゃんもそんな京ちゃんを前にした私自身も」
「っで、答えはまだ出てないと」
「……………うん」
ばつが悪そうに視線をそらす来未
「だったら、答え出てからでいいんじゃないか?」
「え!?」
「どう接していいか決めてからでいいじゃないか、何も無理しないでよ…待っててやるよ、何年でも何十年でも1万年と二千年でも二万年と四千年でも」
「三万年と六千年は待ってくれないんだ」
「そっちの方はミカゲ様にフラグを根元からポッキリと折られてしま……………アァ~~~~~~ゼシカ~~」
「ッチョ、どうしたの轟雷急にうずくまったりして」
「スマナイ、トラウマをぶり返してしまった」
ゼシカが瓦礫につぶされた瞬間全身の穴という穴から血液が大噴出する思いだった
今となっては懐かしい思い出だぜ
「とりあえず、京を待たせてるから俺はもう行くからな」
「うん……きっと答えを見つけるから」
「あぁ、答えはデュエルの中にある、走り出そうぜ、俺達のライディングデュエルを………ライデュングデュエル、アクセラレーション」
視線変更~来未~
「ライディングデュエル、アクセラレーション」
そう言って轟雷はまるでバイクにまたがるような前かがみポーズで走っていく
「本当に、轟雷の奴は変わらないって~か、なんつ~か」
不意にさっき轟雷と触れた右腕に目をやる
数年前から何度も感じてきた温もり
「一万年と二千年、二万年と四千年でも待つ…かぁ、はたから見れば告白の台詞っぽいよね」
思わずドキっとしてしまった
「それじゃあお言葉に甘えて……悩みに悩んで、答えを見つけるとしますか」
デュエルはしないけど
視線変更~轟雷~
「さてさて、あいつはどこまで行ったんだ」
猛ダッシュで学校に向かう
来未との話が長引いてしまったとはいえそんなに離れてないとは思うが
「お!!いたいた」
走ること数分、校門の目の前でたたずんでいる京の姿を発見する
「見つけた見つけた、ワリィ待たせたな」
俺の声に振り返る京
「ううん、別にいいよ」
待っててくれたのかなと思いつつ校門をくぐると妹がついてこない事に気づく
「どうした?」
「うん、チョット緊張しちゃって」
よく見てみると京の腕は小刻みにだが震えている
「どうしようお兄ちゃん」
「とりあえず意を決した表情で“アンパン”とつぶやくのはどうだ、KEY的な意味で」
「………………アンパン」
突っ込むのを忘れて本当に実行しだしたし
相当テンパっているようだ
「しょうがないな、ほれ」
「あ」
俺は少し強引に妹の手を握る
そして引っ張っていくような感じで校門を抜けていく
「まずは職員室…つーかそこまで案内すれば後は担任の先生がどうにかしてくれるか」
「あのね、お兄ちゃん」
「んだ?」
「…………ありがとう」
「別に大した事はしてねーって」
妹の腕を引き俺は歩き出す
俺達は歩き出したばかりだ
この長い通学路を
長い間ご愛読ありがとうございました
来未「いや、終わらないから、私まだ答えだしてないから」
いや、前書きでも言ったけど俺ゲームにはまると他がおろそかになる人間でさ、モンハン4とゴットイーター2が出たらきっとさらに更新速度が遅くなると思うんだ、だったらここいらで潔く打ち切った方がいいんじゃないかと
来未「ネガティブすぎだろう、もうチョットがんばれよ」
それでは皆さん次回私の気力がまだ残ってたらまた会いましょう
来未「それが最後の台詞にならないことを祈るよ」