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第3話 主人公・捜査

「どうもお久しぶりです冬将軍です」


「前書きでははじめましてですね、この作品の主人公紅 轟雷です」


「個人的な話で超申し訳ないのですがパソコンを買い換えました、XPから7にバージョンアップです」


「ほほ~~~、これで小説の更新がはかどるというものだな」


「いや、パステルチャイム3の為に買った」


「先代主人公から話を聞いてたが本当この男は自分の小説のキャラに対する愛が二の次だよな」





轟雷とか来未とか一発変更できないので少し大変でした、早く辞書登録をしたいorz





前書きの時点でかなり話を脱線してしまいましたが本編をどうぞ。

「お兄ちゃ~~~~ん」


「どうした京」


砂場で山崩しを死ながら京と遊んでいる俺


「京ね~、大きくなったらお兄ちゃんと結婚するの」


「そうか、だったら一緒に東大に合格しないとね」


「お兄ちゃん、今時ラブひなネタはどうかと思うよ」


会話をしながら山の砂を削り落としていると勢いが余ってしまいてっぺんに刺していた木の棒が倒れる


「あちゃ~~~~倒しちゃった」


ゲームに敗北し顔を上げるとさっきまで幼かった妹が急に成長した姿になっていた


しかもなぜか純白のウエディングドレスに身を包んで


「お兄ちゃん、幸せになろうね」


「え、エ、E、ぇええ~~~~~~~!?」


何がどうなっている


つーか周りの人達も割れんばかりの拍手で俺たちを祝福してるし


どうしてこうなった?


「えい」


「ぬお!!!!」


突如京が俺に体当たりをしてくる


「いてててててててて、って、痛くない」


体を打ちつけたのはコンクリートのはずなのに倒れこんでも不思議と体に痛みはなかった


振り返ってみると地面がなぜかふかふかのベットになっていた


つーか見回してみるとなぜかホテルの部屋らしき場所にいた


「どういう……事だ」


「お兄ちゃん」


「!!!!!!!!!」


見上げるといつの間にか京が俺を押し倒すように俺の上にいた


しかもバスタオル1枚という非常にセクシーな格好で


「その、初めてだから…優しくしてね」


「いや、その台詞押し倒す側でなく押し倒されている側の台詞だから」


「それじゃあ」


突如妹が俺に密着する形で抱きついてくる


そしてそのままグルンと回転し今度は俺の体が妹の上に乗っかる感じになる


「狂っちゃおうよ、お兄ちゃん」


耳元でそうささやく京


淫乱なニュアンスなうえ耳元でしゃべったせいでかすかに息が耳にかかる


「京!!!!!!」


ガバっと体を上げ京との距離を置きそのバスタオルがかかっている胸元に手を伸ば………………………












「ダメだ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ってうぉぉお!!!!!!」


雄たけびと共にベットから転げ落ちる


「………………………まさかの夢落ちか」


落下によって乱れた布団を元に戻す


「しかし…やけに鮮明で異様に生々しく悪夢的に隠夢な夢だった」


パンツは………………良かった無事みたいだ


夢が夢だけにアンモニア臭い物かイカ臭い物でパンツがグチャグチャになってないか心配だったがどうやら無事みたいだが


つーか今何時だ?枕元においてある携帯電話を手に取る


「7時少し前か」


さすがに2度寝する余裕もなさそうなので俺はそのまま制服に着替え居間に降りていく








居間に入ると母親が台所で料理の準備をしているのが見える


「おはよう母さん」


「あら、轟雷おはよう…珍しく早いわね」


「チョットいろいろとあってね」


「朝ごはんすぐに作るからもうチョット待っててね」


しばらくしてオヤジと京もやってくる


そしてテーブルにご飯とオカズが数点並び朝食が始まる


昨晩も思ったことだが久しぶりの家族がそろった食卓はいいものだ


手短に朝食を済ませご馳走様をすると京が先に洗面台に向かう


「オヤジ、チョットいいか」


「どうした轟雷」


食後のお茶をすすりながら新聞を読んでいる親父に声をかける


「今日の放課後、京がいた更生施設に行ってみようと思うんだ」


俺の言葉を聞き親父は新聞をテーブルに置く


「京は立派に更生して我が家に戻ってきたじゃないか、何か不満なのか?」


「まぁ、確かに更生はされてるけどさ…チョット行き過ぎた所が有るというかなんというか、とにかくどういう環境にいて更生カリキュラムを受けていたか知りたくて」


フ~~~っと長いため息をついた後ポケットから携帯を取り出しピロピロといじりだすオヤジ


すると俺の携帯にメールが入ってくる


「ん!?オヤジ、これって」


メールを開くと差出人はオヤジでメールには住所と施設名らしきもの、そして最寄の駅の名前が書かれていた


「そんなに離れていない所にある、放課後に言って1時間ほど話しても夕方までには帰れると思うぞ」


「サンキューオヤジ」


携帯をポケットにしまいかばんを手に取り俺は玄関に向かう


「それじゃあ学校に行ってくるよ」


玄関で靴を履き外に出ようとした時だった


「お兄ちゃ~~~~~ん」


「ん!?」


ドアノブを手に取ろうとしたら京が大慌てでこっちにむっかてやってくる


「どうした京」


「ゴメン、チョット忘れ物」


そういうと京は俺に首に腕を回しその体を寄せてくる


「!!!!!」


「エヘヘヘ、お兄ちゃん分補充」


いや、妹よ


これはハグとかいうレベルの抱擁じゃないぞ


俺の体どころか魂ごとかっさらってしまいそうな抱擁なんですが


「それじゃあお兄ちゃん、行ってらっしゃい」


謎のエネルギーのチャージを終えた妹からようやく解放される


「あぁ、行ってくるよ」


ちなみに妹は明日から学校に通いだすそうだ


しかも俺と同じ高校に


まぁ京は俺の前ではあぁだけどオヤジや母さんの前では猫をかぶったかのように人当たりがいい


問題は……あいつくらいかな









登校しながらニチャンネルを携帯電話でチェックする


ネットで出会ったモンハンをあくまでPSPでプレイし続けるモンハンPSP同盟の動きをチェックする


かつていた同盟の仲間はかつて300人はいた


だが今ではすっかり2桁になってしまった


「バ、バカな、あのPSPに忠誠を誓った“ショートチャージの犬さん”が3DSに寝返っただと!!??」


“俺の神経はPSPの充電器コードでできてるんだぜ”って謎の名言を豪語していたショートチャージの犬さんが3DSに亡命するとは


「ハ~~、悲しい時代になってしまったな」


「ッフ、ケツが青いな少年よ」


「何やつ!!!!」


謎の落下音と共に天からなぜか雪ダルマが落下していた


「はじめましてこの小説の作者の冬将軍です」


「決して本編にはかかわってはいけない人物キタ~~~~~~~、つーかこういうのはあとがきとかでするもんじゃないのかよ」


「いや、俺は思ったんだ…このままモンハン+PSPネタを続けていたら3DSユーザーに嫌われるんじゃないかって、つーかお前3DSユーザーに対して口悪すぎだぞ」


「しょうがないじゃないか、今までPSPでがんばっていた狩人が3DSでしか出そうにないからって3DSに乗り換えるのが憎いんだし」


「それは嫉妬ではないのかな」


「…………………………テメー、どうしてそれを」


「ッフ、だからお前はケツが青いと…否!!!だから貴様はアホゥなのだ~~~」


お前はどこの先代キング・オブ・ハートにして流派東方不敗だよ


「ッフ、かつては俺もお前みたいにPSPを握り締めながら3DSユーザーを妬んでいた時期があった、今までPSPで4作も出してたんだからいつかは4が出ると、いつかは、やがていつかはと…それはいつだ!!!!」


「知れば誰もが望むであろう、PSPでモンハン4をやりたいと」


「変な仮面つけて何熱く語り合ってるんだ轟雷」


「お!!来未か」


俺が謎の雪だるまとヒートアップしていると来未が話しかけてきた


「さて、老兵は去るとしますか……………それと轟雷」


「なんだ」


「PSPを溺愛するのも結構だが、新天地に足を踏み出す勇気というのも必要だぞ」


「変わる事を恐れないで♪明日の自分を見失うだけ♪っというわけだな」


「いーじゃん♪いーじゃんスゲーじゃん♪ってわけだな」


「ッフ、アバヨォ」


そういい残し冬将軍が蒸発するかのように消滅した


「っで、アレ誰?」


「…………俺にもわからん」


おそらく3DSユーザーの逆鱗を恐れたチキンヤローかもしれないな


「あと遅れたけどおはよう来未」


「あぁ、おはようさん……それと、昨日はすまなかったな」


「昨日……あぁ、あれか」


登校中に泣き崩れたことを言ってるのだな


さて、どうするか?


ここで妹が明日から同じ学校に通いますと言うべきであろうか


いや、危険だな


昨日みたいに泣き崩れてしまう恐れがある


結局こいつが戻ってきたのは午後の授業になってからだ


さすがにこれ以上こいつに休学させるわけにもいかないしな


「京ちゃん……もう、家にいるんだよね」


「あぁ、今頃部屋の掃除だなんだでテンヤワンヤしてると思うぞ」


「そう、なんだ」


「大丈夫か」


明らかに今朝会った時よりテンションが落ちているのがわかる


つーか顔も若干青ざめてるし


「大丈夫大丈夫、毎日毎日轟雷のお世話になるわけにはいかないから」


明らかに口調がいつもの男勝り系から普通の女の子モードになっているが本当に大丈夫か?










「お、おはよう」


「チ~~~~~ッス」


結局精神的ダメージを克服できぬまま来未は教室までやってきた


京がこの学校に通うと知ったら冗談抜きでショックで心臓が止まるんじゃねーかって感じだな


「まったく、青春でテンションがうなぎのぼりになってなきゃいけない高校2年生がどうしてこうも悩まないといけないやら」


「な~~に朝っぱらから辛気臭い顔してるんだ」


頭の中でグチャグチャになっている情報をまとめていると誠が声をかけてきた


「どうしたんだ、自らの中に眠るキマイラのファントムに明日にでも食い殺されてしまいそうな顔して」


「俺は別にマヨラーじゃないから」


「しかし、あいつは久しぶりにいい感じの2号ライダーだったな」


など言いながら窓の外に向かって遠い目をする誠


「っで、何の話だっけ?」


自分から話をかけておいてこの男は


「我らが同胞ショートチャージの犬さんがついに3DSにくだったって話だ」


「何!?あのショートチャージのスキルを付け大剣やハンマーを駆使して大型モンスターに強烈なダメージを与えることに定評の有る(自称)あのショートチャージの犬さんがか」


「あぁ、寒い時代になったと思わないかね」


「っで、本当は何を悩んでいたんだ青少年」


チィ、さすがは俺の親友、誤魔化しがきかなかったか


「妹さんの事か?」


「まぁな…実は今度、京がこの学校の1年に編入するんだ」


「………………………お前は本当に日常に爆弾を持ち込んでくるよな」


「ハイハイ、核兵器の3つの条約を破ってしまってスイマセンね」


「でも明日にはやってくるんだろう」


「まぁな、あいつはきっとクラスにも平然と溶け込めると思うのだがな」


「まぁ、問題はあそこで顔面蒼白になっているお前の幼馴染様か」


クラスメイトと雑談している来未だが若干ぎこちなさが残っている


「“中間管理職はつらいな”っという天の道を行く人の台詞が心に響く」


「まぁ“時間が1番残酷で1番優しい”っという台詞があった…まぁ時間が解決してくれるさ」


「俺は別に永遠を望んでいるわけじゃない、とはいっても折原 浩平でもない」


「まぁ、名前が誠の俺が言えた事ではないが世界中の人たちに死ねと言われん事だな」


相変わらず俺の友人は人を慰めるのが不器用というか論点がずれているというか


「それじゃあ先生がもうすぐ来るから俺は戻るぜ」


そういって誠は自分の席に戻っていく








そして放課後


俺はオヤジのメールを頼りに京が更生カリキュラムを受けた施設に向かっていた


俺の家の最寄り駅から電車で3駅


都会の真ん中にあるえらくでかい立派な病院を想像していたが


いざついてみると街から少し外れた場所で田んぼも所々に見える


少し小さいが市街地も存在し偏った田舎ってわけではないところであった


そして歩くこと数分


目の前には診療所と見間違うほど小さい病院が建っていた


一乃火いのび病院…間違いないな」


メールに書いてあった病院名と目の前の病院名が完全に一致している


間違いなくここで京が更生カリキュラムを受けていたんだ


意を決して俺はドアをノックする


「失礼します」


ドアをガチャっと開けるとそこには


「おや、珍しい、客人か」


ラウラ・ボーデリッヒ(IS装着状態)が目の前に立っていた


「あのう、この病院の責任者に会いたいんですけど」


「私がそうだ」


え!?マジですか?


「私がこの一乃火病院の院長にして唯一のドクターの一乃火いのび しょうだ」


唯一のドクターがこんなんで大丈夫なのか


「ところで君は」


「ハイ、ついこの間までこの病院に入院していた紅 京の兄なのですが」


「ッフ、貴様が紅 京の兄か…データで見たほうが、まだ強そうだったぞ」


「そのふざけたコスプレごとあなたをフルボッコにしてもよろしいでしょうか」


「スイマセンそれだけは勘弁してください」


ものすごいスピードで土下座する一乃火さん


「とりあえずお話がしたいので着替えてきてもらえますか」


「それじゃあそこで待っているがいい」


顔を上げると同時に急にテンションが上がる一乃火さん


ノリとテンションがどこかの這いよる混沌と同じだ


つくづく思う、俺の妹はこんな場所で更生カリキュラムを受けていたのかと


そしてこんな場所だからあんな風になってしまったのだと






そして数分後仕事着に着替え終えた一乃火さんがやってきた


紫色の肩まで伸びたロンゲは少しボサボサ気味


ラウラのコスプレをしていた時はきりっとした目つきだったのに脱力系を思わせるようなタレ目


申し訳程度には追っている白衣も少しヨレヨレ


正直医師免許を持ってること自体疑問に思えてくる


「とりあえず、こっちで話でもしようか」


一乃火さんにつれられ客間のような所につく


そして席に座ると一乃火さんがおくから麦茶が入ったペットボトルと紙コップを持ってくる


「っで、こんな片田舎に何の用かな?」


「1つ聞きたいことがあったんですが3つに増えました」


「やれやれ、探究心旺盛だね若者よ」


「まずは、大変失礼ですが医師免許は一乃火さんは医師免許を持っておいでで?」


「失礼だな君は……これでも立派なドクターだぞ私は」


「2つ目、その立派なドクターが何故コスプレを?」


「趣味だ、病院とはいえこんな片田舎だ、村民もやたらと家庭医療に詳しくよっぽどの事がない限り病院には行こうとしない、そしてよっぽどの事があったらこんな診療所まがいな小さな病院でなく町の方にある大きな病院に向かう………結果、時間がニートのごとく空いてしまってな、戯れで縫合用の糸を使って縫い物をしてたりしたら思いのほか楽しくなってしまい、最近流行のコスプレという物をしてみようと思ってな、ちょっとした参考資料として買っていたのだが今ではアニメや漫画にどっぷりはまってしまった」


ハッハッハッハッハッハと笑う一乃火さん


チラっと壁のほうに目をやるとマンガ本でぎっしり埋まった本棚が並んでいる


「それと最後に、いったい妹にどんな更生カリキュラムを施したんですか?」


俺の言葉を聞いた瞬間表情が一瞬こわばる一乃火さん


「彼女は………最初は酷かったよ、聞く耳持たずって言った感じかな」


まぁ、そうだろうな


あの時のあいつからして見ればこの人も必然性のない大人の一人


そんな罪人の言葉だ、聞くだけで不快に感じただろう


馬の耳に念仏馬耳東風


ちくわに“中身のない人間は嫌いだ”っと言われたボーボボーの軍艦と同じ心境だ


「まぁ、あの人を片っ端から拒絶する性格は二ヶ月で更生できたんだけど………今度は君に対しての罪悪感に押しつぶされてしまってね」


まぁ、そうだろうな


「そこで…彼女にこれを勧めてみた」


ツカツカツカっと本棚に向かって歩き本を数冊引き抜き俺の目の前に置く


「“お兄ちゃんの事なんかぜんぜん好きじゃないんだからね”、それに“俺の妹がこんなにかわいいわけがない”、それとあまり聞かないタイトルだが兄物の乙女マンガ」


まさかこの女


「まさか妹をブラコンに仕立て上げたと」


「いや~~~~、まさかあそこまでどっぷりはまってくれるとは思ってもいなかった」


「いや、有りなのソレ?」


憎悪→罪悪感→デレッデレって、ブラックRX顔負けのフォームチェンジですね


「ここを出て行く時も、もう繋がれた猛牛の如く手が付けられなくてな…ッフ、罪作りな男だな君は」


「今のあなたには決して言われたくないです」


結局こんな変化球的な病院で更生を受けたのだからアレだけ破天荒な妹になってしまったのか










その後とりあえずお宝なマンガ本を数本借りて病院を後にしようとする


「そうだ、君にこれを渡すとしよう」


ドアに手をかけようとしたところ急に一乃火さんが俺に大きな紙袋を手渡す


「………あのう、これは何でしょう?」


「見てみればわかる」


言われたので俺は袋に手を突っ込み中にあった物を引き上げてみる


すると先ほどこの人が付けていたラウラのコスプレ衣装があった


「これを俺にどうしろと」


「…………ラウラはもういない、今日から、君がラウラだ」


お前はどこのシャアボイスの議長だよ


「ブロリーが父親を殺したシーンを再現していいですか」


コスプレ衣装を天高く持ち上げる


「スイマセン、調子に乗りすぎてました」


再び土下座する一乃火さん


「まったく、それじゃあ俺帰りますね」


コスプレ衣装をハンガーコートに書け今度こそドアに手をかける


「お話とマンガありがとうございます…返却するのでまた来ますね」


「あぁ、何かあったらまたお姉さんを頼りたまえ」


その台詞を最後に俺は病院を後にする


外に出るとすっかり日が傾き夕暮れであった










帰りの電車の中、特にやることもないので必然的に考え事をしてしまう


あの時は一乃火さんのそこ抜けたキャラのせいで忘れてしまったがあの人のおかげで京は更生できたんだよな


京の中二病精神を更生しさらに罪悪感に押しつぶされそうな心も救ってくれた


感謝しなくちゃいけないんだよな


しかし1つ謎が残る


どうしてオヤジはあの病院に京を任せたのだろうか?








「ただいま~~~~~~」


家に帰った頃にはすっかり日が暮れていた


「お帰り轟雷、もうすぐ晩ご飯だから着替えてきなさい」


「は~~~~~~~い」


自室で制服から寝巻きに着替える


そして居間に下りるとソファーに座りながら京がものすごく気持ちよさそうに眠っている


「疲れて眠ってるのかな」


近くにあった肘掛を京の肩にかける


「ついさっきまで“明日からお兄ちゃんと同じ学校に通える~~~”ってはしゃいでたのよ」


「そうか」


穏やかな寝顔を見ながらつくづく思う


この平穏をくれた一乃火先生に感謝だなって


「う、ウ~~~~ン、一乃火先生」


わが妹ながらかわいいやつじゃないか、寝言なんかいっちゃって


「お兄ちゃんは、お兄ちゃんは綺麗でなくちゃいけないんです……勝手に小野寺先輩とカップリングしないでください」


「あのクソアマ~~~~~、妹に何を吹き込もうとしやがった~~~」


つーか腐女子だったのかよあのなんちゃって女医め~~~~~








ちなみにその後帰ってきたオヤジにどうして一乃火病院に京をあずけたのかと聞いてみると


“高校の同級生だったから、しかもその話したら安くしてくれた”


との事だった、貧乏万歳

轟雷同様、私も3DSに踏み切れずPSPを握り締めながら3DS所持者をねたんでいる時期もありました。PSPで早くモンハン出てくれ~~~~っと嘆きながら。去年の10月頃やたらと給料がよかったのでプロジェクトクロスゾーンと一緒に買ってしまいました(爆)それにしても夏発売か~~~~~、本当に4が待ち遠しいです。

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