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「やだ・・・兎カッコイイ(////)」


と聞こえたので顔をあげると


「うお、メイドさんだ」


思わず口に出してしまう。部屋の中にはメイドの格好をしたポニーテールの20歳ぐらいの女性がたっている。


「メイドではなく『@( アット)ワークサービス』デス。以後よろしくおねがいしマス。」


と言うと綺麗なお辞儀をする。とその背中にマスケット銃が背負われているのが見えた。こちらが戸惑っているとクスリと笑いながら


「『FE』のチュートリアルはご利用になりますか?」


と聞かれたので


「テストに参加してたから説明は要らないよ」


と答えると


「そうですか、テストへの参加ありがとうございました。ではテストからの変更点をお伝えします。」


と満面の笑みで説明を始めた。自分としてはスタートダッシュをしたかったのだがこの@ワークサービスのお姉さんの笑顔に負け説明を聞くことにした。


「まずクエストが俗に言うお使いクエストと呼ばれるものが一切無くなりました。それにともない初期アイテムを今お渡しします。アイテム保存方法も変わりましたのでご説明します。まず『ブック』と唱えてください。」


おお、あの行って帰ってが無くなるのは非常にうれしい。あれは本当に作業してる感じで嫌だったんだ。テストに参加して要望出しておいてよかった。

『ブック』と唱えると厚さ3センチほどの茶色い本が手に現れる。無意識に開くと


ステータス

兎人ヴァンガウ 町人LV1

Hp 50/50

Sp 25/25


Str 1

Vit 1

Agi 1

Int 1

Dex 1

Luk 1+(?)

余り30


所持金 1500mp

セットカード

[町人カードLV1][][][][]


装備

腕章[スロット5]


特殊アイテム

初心者の剣x1 初心者のポーションx20 『FE』カードx5




となっている。

装備腕章を見て腕章のみ!?と思い慌てて体を確認すると、普通に服を着ていたのでホッとする。


「その服は防御0なので装備なしと表記されてます」

と言われ恥ずかしくなる。


「さて、セットカードに町人がセットされているでしょうか」


「町人カードLV1ってのが有りますね」


「そのカードがこの『FE』の中でのお金の代わりになりますので無くさないようにお願いします。そのカードが腕章にセットされているとき倒した敵に触ると経験値とドロップアイテムと[mp](モンスターポイント)=この世界のお金がカードにチャージされます。」


「ふむふむ」


「カードLVが10になりますと1次職に転職できます。テストでは剣士、神官、マジシャンに転職出来ましたが職業が3種類増えシーフ、商人、アーチャーに転職できるようになりましたので後程ご確認ください。」


「了解です、あとこの『FE』カードってなんですか?」


「『FE』カードとは使うと様々なカードに変化するものに成ります。例えば『スラッシュLV1』のカードに変化すると腕章にセットする事で剣士出なくとも『スラッシュLV1』が打てるように成ります。」


「剣士で『ファイヤーアロー』ということも出来るのか」


「その通りです。またカードにもアクティブスキル、パッシブスキル、インスタントスキルの3種類が有ります。アクティブスキルは何回でも使えるスキル。パッシブスキルは腕章にセットしておくだけで効果を永続して発揮するスキル。インスタントスキルはその場かぎり1回のみの使い捨てのスキルカードになります。」


「インスタントスキルは外れかぁ」


「いえ、インスタントスキルは腕章にセットしなくても使うことが可能ですので使い方によっては強力なスキルになります。また『FE』カードからしか出ないカードもありますので楽しみ下さい。」


「なるほど」


「説明は以上になります。他に変わったところ等も御座いますが、あえて説明を致しません。

手探りで冒険をする楽しみを存分に堪能してください。」


「うん。丁寧に有り難う」


「後武運を、ヴァンガウ様」


「、、、そういえば名前聞いてなかった。なんて呼べば良いですか?」


そんなことをを言われるとは思ってなかったのか


「え、あ。瑞希と、あああ違う今のなしでお願いしますorz

アリスです、アリス=アットワークです。うぅう...」


今まで冷静に受け答えしていただけにこの反応、、、


「萌える、、、っは、でわ有り難うございました、瑞希アリスさん」


と言い部屋を出る。うしろから「ふぐぅ、、、」なんて聞こえないキコエナイ。そういえば最初に兎カッコイイっていってたな、、、と部屋を出るとそこは町のなかの大通りになっていた。

あれ?と思い振り替えるとそこは売り出し中と書かれた札が掛かっている一軒家の門の前だった。



「神隠し?」と呟くと



「只の転送」


と下の方から声が聞こえた


「ヴァン遅い」


とエルアが頬っぺたを膨らまし怒る。が、身長150cmの寝ぼけ目エルフに怒られても和むだけである。んん?何故エルアってわかるかって?種族が人間からエルフに変わっても変わらないものがある。普通エルフと言えばグラマラスなのだがエルアは、、、


「ちょ、剣なんか抜いてどうすr ゴメンナサイ。そ、そういえばなんでエルアは俺だってわかったの?兎人だから面影無いのに。


「ん、、、何となく」


とふぃっと向こうを向いてしまった。まぁ合流がスムーズに出来たのでよしとしますか。


『ブック』と唱え本をだしエルアにPTを送り初心者の剣を装備する。ついでに『FE』カードをインベントリから取りだしておく。


「さてどんなスキルが出るかなー」

ワクワクしながらカードを1枚右手に持ち使用する。



-----------------------------------

ステータス

兎人ヴァンガウ 町人LV1

Hp 50/50

Sp 25/25


Str 1+10

Vit 1

Agi 1

Int 1

Dex 1

Luk 1+(?)

余り30


所持金 1500mp

セットカード

[町人カードLV1][][][][]


装備

初心者の剣

腕章[スロット5]


特殊アイテム

初心者のポーションx20 『FE』カードx4




長文って難しい・・・。

説明 乙   な回



お気に入り登録・・・だと・・  有難う御座いますorz

自由気ままに書いていくつもりですが今後ともよろしくお願いします。             

                       兎

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