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30...


何処からか声が聞こえる。


しかしそんなことに構ってる暇はない、此処は首都プロンテラ。普段は首都なだけあり活気があり華やかで町並みも石と木で建てられている建物が綺麗な都市である。今は、、、鹿の頭を持つバフォメットや首なし騎士デュラハン等、人が数人掛かりでようやく倒せる敵が何体も押し寄せてきている。だからと言って逃げるわけにはいかない、急遽臨時で組んだPTの方はすでにHPが削られている。最大6人で組めるのだが既に2人敵の攻撃により亡くなってしまっていて今は4人で2体の敵を相手しているが、もう長くは持たないだろう。


20...


自分の職業は聖職者と呼ばれる回復約だ、回復材をがぶ飲みしながら見方の盾騎士に回復を飛ばす。しかし回復量が足りない、敵のダメージの方が多くジリジリと見方のHPが減っていく。


10...


盾騎士「ここまで、か」

その言葉に反応するようにデュラハンの大きな剣が蒼白く光る、魔力が込められている証拠だ。つまり、、、前衛の決壊、全滅が秒読みに入った。


5...


魔術師「あとちょっとだったのに」

悔しいが仕方がない、そんな諦めの声が聞こえる。声の主は1つ年下の普段は感情をあまり出さない寝ぼけた魔術師のエルアだ。その言葉にビックリしつつも

自分「ここまでだな」

その言葉と同時にデュラハンの範囲攻撃が放たれ前衛の盾騎士もろとも地面に叩きつけられる。


2...1...0...

その美しくも切ない声と共に目の前が真っ暗になり意識を手放した。




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