3嬢王と ようせい
しぜんが できて
しぜんをまわすために
げんしょのかみたちは ようせいを つくった
ぞくせいと がいねんの かたまり
それが ようせいだ
ようせいは はるをはこび なつをむかえる あきをみとどけ ふゆをこす
ようせいのおかげで しきができた
ようせいのおかげで せかいは ゆたかになった
そして ほしのかみと げんしょのかみは
ようせいをたばねる おうをうんだ
うまれたしょうじょのなまえは タニア
はじめての ようせいじょうおうで
はじめての せいをおびたそんざいだ
タニアは げんしょのかみほど つよくなかった
タニアのために ほしのかみは あらたなしゅぞくを つくった
それが ティーターン せいれいしんぞく
かのじょは ようせいをたばね ようせいをまもる そんざいとなった
わたしたちは かのじょを ティーターニアと よぶ
それは ティーターンから きているのだ
◆
自然ができて
自然を回すために
原初の神たちは 妖精を創った
属性と概念の塊
それが 妖精だ
妖精は 春を運び 夏を迎える 秋を見届け 冬を越す
妖精のおかげで 四季ができた
妖精のおかげで 世界は豊かになった
そして星の神と 原初の神は
妖精を束ねる 王を生んだ
生まれた少女の名前は タニア
初めての 妖精嬢王で
初めての 性を帯びた存在だ
タニアは 原初の神ほど 強くなかった
タニアのために 星の神は 新たな種族を創った
それが ティーターン 精霊神族
彼女は 妖精を束ね 妖精を守る 存在となった
私たちは 彼女を ティーターニアと 呼ぶ
それは ティーターンから 来ているのだ
三話目で最後だと言ったな。あれは嘘だ。
実は長くなってしまったので切った。
この後四話目を投稿する。