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八起き

 見つめ合う二人。そう言えば恋人同士の甘いヒトトキと思うかもしれない。実際は同性同士、しかも相手はなんか気まずい相手のサキさん。元彼のタケオミの今の彼女。お、なんかややこしい。

「トモミさんがなんでここに?」

「あ、えっと、サキさんは?」

 質問を質問で返すのは失礼だと言われた事がある。えーっとあれは誰だったかな?

 オカン? いやお爺ちゃんだったか? オヤジはありえねーし。小学校の先生だったか?

 いやいや、そんな事はどーだっていい。

「私、このサークルの一員なのよ」

 サキさんが答える。そ、そうなの?

「私たちもここに入ろうと思って」

 横からミカが答える。一応、ミカとサキも同じ学科だから見知った仲なんだけど、それほど仲良しでもない。

 そう聞いたとき、一瞬サキさんの顔が曇った。ように見えたけど、満面の笑顔で

「そう、嬉しい。ミカさん達って賑やかだから、きっと楽しくなるね」

 と言った。んー? 気のせい? もしかして、迷惑だったりとかするかな?

 まぁ、いいか。気にしない、気にしない。楽観が私のぽりしーだし。

「よっしゃ。これから楽しくやってこー」

 私はガッツポーズでみんなに誓った。

「あ? なんか賑やかだね、珍しく」

 と言いながら、サキさんの後ろから背の高い男が現れた。

「部長、今日は遅いですね」

 原先輩の声に私はがっぷり反応した。

 部長、きたーーーー。

 この部室において、アウトオブ眼中ズ、以後略してアオ眼ズ、以外の男登場で、私のテンションは跳ね上がった。

 いやだって、これはイイオトコに入るよ。合格。

 んー確かにぱっと見は地味かもしれない。町中で会っていても、きっと私のレーダーにはひっかからなかっただろう。でも、アオ眼ズによって私のイイオトコラインが引き下げられてる今なら、かなりイイオトコに見えるんだって。

 は! 思いだした。工業高校に行った男友達の言葉。

『ブスしかいない所に慣れると、大抵の女は超ド級の美人に見えてくる』

 今、分かった! これはオシム語録並の名言だよ。

 部長は背が高くて、優しそうで、メガネが似合っていて、とにかく、一目惚れした。

「あ、私、入部希望のトモミって言いますぅ。こっちはミカ。よろしくお願いしま〜す」

 ありったけの猫なで声でさっそくアピールタイム!

「そなの? えっと、じゃあ後でこれに名前と学科と、連絡先書いておいて」

 と、そっけない態度。

 私の片思い魂に火がついた。

今回、何度か書き直したよ。

前回長かったから、今回は短めにまとめようとしたら

これまた上手くいかない。

物語的にターニングポイントだし……。

んで、投稿が遅れた訳なんだけど

誰もそんな事気にしてないからOK♪らんららん♪

ストーリーの土台が書き終わり

主要キャラクターも勢揃い。

やっと物語のスタートラインに立てた感じです。

これから各キャラクターが勝手に動き回ってくれるはず!

いや、頼むからそうなってくれ!

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