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爆淫香は船に乗る?

ミラVANの後部で、黒ジャンパーを羽織った男たちが顔を寄せ合っている。荷室の扉は開けられ、ポリ袋に詰められた“アレ”がぎっしりと積まれていた。


A「これは……上物だな。ほら、漏れてる匂いだけでも……相当なタマのフレッシュだってわかるぜ」


B「くぅ〜、たまんねぇ……少しくらい、俺の分はねえのかよ。ひと袋、鼻に挿して寝たいくらいだ」


A「過去最高値、狙えるな。質と顔ぶれからして20億も見えちまう。女優、アナウンサー、トップアイドル……どれもこれも一級品ばっかだ」


B「この“いい匂い”だけで缶詰にして売れねえかな……“爆淫香缶詰”、3万円で売れるぞマジで」


男たちの目は獲物に釘付けだ。欲と陶酔の混ざった会話が、湿気た空気の中で静かに響く。


その数メートル先、倉庫の裏の死角に、シンジがすずを引きずり込んでいた。手首を掴まれたすずの表情には、怯えと反発が混じっている。


シンジ「なあ、聞かせろよ。この後、どうするんだ?」


すず「……こ、この後は知らないってば!」


シンジ(睨みながら)「ウソつけ。知ってんだろ、お前……言うこと聞かねえと、そこの袋に“お前のフレッシュ”も溜め込んでやるぞ?」


すずの顔が引き攣る。背筋を伝って冷たい汗が一筋、尻の谷間へと流れ落ちた。


すず「わ、分かったわよ……船に載せるはずよ。あの下着、ぜんぶ」


シンジ「誰が載せるんだ?」


すず「……あの男たちよ」


シンジは一度、目を細めて黙った。港の波の音の向こうで、男たちの談笑が聞こえてくる。フレッシュの甘い香りが風に乗って流れ込んできた。


シンジ「そうか……じゃあこうしよう。お前が行って、“自分たちが船に載せる”って言え」


すず「……な、何それ?そんなこと言ったら怪しまれるわ!」


シンジ「バカ。あの車の中、匂いが籠りすぎてんだよ。男どもがいきなり突っ込んだら、フレッシュエアーでノックアウトされるって話よ。あれは女じゃないと無理なんだ。お前と……もう一人、あれ誰だ?」


すず「彩香……」


シンジ「お前は?」


すず「……私はすず」


シンジ「よし。彩香とお前、二人で船に載せるって言え。それで奴らも納得する。で、いいか?お前らが車に乗ったら、船に載せずにこの倉庫の角に回り込め。オレがそこにいる。オレを載せるんだ。もし裏切ったら、どうなるか分かってるな?」


シンジはすずの耳元に顔を近づけ、ねっとりと囁く。


シンジ「お前のパンティ、剥ぎ取りに行くぞ?……何枚でもな」


すず「……わ、分かったわよ……やるわ。ちゃんと言うから……剥ぎ取らないでよ……」


シンジ(心の声)「クク……マジで剥ぎ取れたら、それだけで10年は“主食”になるんだけどな……でも裏切られても困るしなぁ」


シンジは一つ、深く息を吐いた。フレッシュエアーの残り香が鼻腔をくすぐり、興奮するのを我慢するのに必死だった。


シンジ「じゃあもう時間がねぇ。……分かったら行け。角で待ってるからな。変なことしたら、“袋詰め”にして売るぞ」


すず「……う、うん。あの角ね、分かったわ」


すずは最後にシンジの目を一瞬だけ見て、小さくうなずくと、連中の方へと歩き出した。まるで、何もなかったかのように――トイレから戻った女性の演技だ。


シンジは彼女が去るのを確認すると、背を低くして倉庫の角に走り出した。ミラVANから漏れる爆淫香の波は、まだゆっくりと埠頭を這っていた。


港には今日も、淫らで濃厚な風が吹いている――。

◾️◾️◾️◾️◾️

ここからは、

清楚系、松山弁コメンテーターなっちゃん

ピチピチ系、関西弁インフルエンサーカナちゃんの振り返り番組“なっちゃんカナちゃん”


【トークバラエティ『なっちゃん・カナちゃん』:今夜のドラマ全力解剖SP】


(テーマBGMがフェードアウトしながら、スタジオ登場)


カナちゃん(大阪弁):「はーい!今日も始まりましたーっ、なっちゃん・カナちゃんの!」


なっちゃん(やや松山イントネーション):「見たら忘れられんドラマ、徹底的にしゃぶり倒す時間やけん!」


カナちゃん:「ちょいちょい言葉の汁がこぼれてんねん、なっちゃん!」


なっちゃん:「すまん、もう頭の中が“爆淫香”で満たされとんよ…って、なんなんよこの展開!?変態すぎるやろシンジもAもBもっ!!」


カナちゃん:「男AもBも匂いでわかるってどういうことや!?“ひと袋、鼻に挿して寝たい”て、アホかいな!」


なっちゃん:「どんな睡眠導入剤や、それ。“爆淫香缶詰”て、どっかの高級料亭でも出せんぞ…値段3万円て、フォアグラでも添えとんかい!」


カナちゃん:「そのうちクラファン始めるで。“家庭用淫香生成機”とか言うて…もう牢屋に行って!即日収監や!」



【シンジの変態脅迫、徹底検証】


なっちゃん:「でたっ!問題のセリフ…“お前のフレッシュもいただくぞ”て……ちょい待って!?どういうことなんよ!」


カナちゃん:「何食う気なん!?栄養価ゼロやで!?むしろフェロモンは満点かもしれんけど!」


なっちゃん:「すずの汗が…尻の谷間を伝う!?なにこの生々しすぎる表現!背筋走ったわ…スリルすぎてワイ、膝擦ったわ!バイクか!」


カナちゃん:「“ハングオンで膝擦る”てな!……でもシンジ、その汗もコレクション入りやろ!爆淫香の元、最初の一滴とか言うて…スキンケア成分か!」


なっちゃん:「なんなら小瓶で売りよるよ、“すずのしずく”て名前で!バカ売れするわ、シンジの部屋限定で!」



【“愛の織布”の行方と口だけ番長】


カナちゃん:「でたーっ!“愛の織布、剥ぎ取りに行くぞ”…って!やるんか!?ホンマにやるんかシンジ!?」


なっちゃん:「いや、やらんのよ!こいつはな、口だけ番長!やるやる言うて妄想の中でしか動けんヤツやけん!」


カナちゃん:「やりかねんけどな!勢いでは言うけど…パンツに指かけた時点で“あっごめんなさい”て謝るタイプ!」


なっちゃん:「すずもな、びっくりしとるんよ。“あれ?この人……脅してきた割に、涙目になっとるやん”て!」


カナちゃん:「主食10年て、何の話やねん!10年ご飯代わりに妄想する気か!」


なっちゃん:「知らん!それかタケノコや!半勃ち我慢するタケノコの話や!もう春やけん生えて来よる!」



【視聴者リアクション大公開コーナー】


なっちゃん:「さーてここで!今日もみんなのコメント、ガンガン紹介するけん!」


カナちゃん:「SNS爆笑の嵐やで!じゃ、行くで!」



投稿1:@爆淫香マイスター

「“愛の織布”って言い方、もはや尊すぎて拝んだ。シンジの脳内、1回透視してみたい」


なっちゃん:「それ見た瞬間、精神汚染されて目がフレッシュになるけん!」



投稿2:@パンティ評論家(非公式)

「爆淫香缶詰、マジで欲しい。3万円?安いやん、早よ売って」


カナちゃん:「買うな!!通報されるぞ!?それ冷蔵庫入れたら家族崩壊するやつや!」



投稿3:@涙目すず推し

「シンジに“剥ぎ取るぞ”って言われたすずの顔、見えんのに想像して泣いた」


なっちゃん:「ほらね、すずの尊さが爆発しとるんよ。もう絵にして売ろう、“尻谷間に滴る一筋の汗”ポスターに!」



投稿4:@タケノコ野郎

「半勃ち=タケノコ説、公式採用お願いします」


カナちゃん:「これはええ!これから使えるやん。“今ちょっとタケノコ状態やねん”て!」



投稿5:@口だけ番長愛好会

「“やりかねんがやらん”シンジ、最高。口だけでここまで盛り上げるのは才能や」


なっちゃん:「もはや“発言だけで逮捕される男”やけんね!」



カナちゃん:「てことで次回、すずの織布は守られるのか!?それとも……シンジ、勇気出すんか!?」


なっちゃん:「視聴者全員、織布の行方に全集中やけん!次も絶対見逃さんといてなっ!」


カナちゃん&なっちゃん:「ほなまた来週~!」


(BGMフェードイン、爆笑のままエンディングへ)

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