タウ・デプス ぬばたまのたらちね
『タウ・デプス 深水の巫女』の続編。あっくん中二の夏休み。長野からやってきた小さな婚約者は、事故物件処理の専門家だった納水封儀(ノウ・みふぎ)の実子だと言う。
「お母さんがみふぎだから、わたしもみふぎがいい。みふぎちゃんて呼んで?」
みふぎちゃんは、黒が見える。今日もスケッチブックに黒を描く。
再び黒が見えるようになったあっくんと共に、事故物件の処理に取り掛かる。
ハジメテはいらない。
描いて破ってさようなら。君か黒かそれでわかる。
「お母さんがみふぎだから、わたしもみふぎがいい。みふぎちゃんて呼んで?」
みふぎちゃんは、黒が見える。今日もスケッチブックに黒を描く。
再び黒が見えるようになったあっくんと共に、事故物件の処理に取り掛かる。
ハジメテはいらない。
描いて破ってさようなら。君か黒かそれでわかる。
第1章 顕(は)れ塞げ
2024/03/22 14:51
第2章 箒であり蛇であり
2024/03/22 14:57
第3章 鉄のやうに荒々し
2024/03/22 15:08
第4章 黒けきわが母
2024/03/22 15:24
第5章 やがてこがねに輝くまで
2024/03/22 15:36