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LOST ~異世界だろうが恋がしたい~  作者: 鈴木 澪人
第一章

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いちな、作戦会議に参加する! 後編

元ロスト 高橋いちな

ロスト商店街 組合長 津久井 耕太郎 副組合長 遠松 大 女性会代表 森園 恵

ロスト対策室 室長 ローラ・タイラー

陸軍諜報課 ナルヒト・マジマ

「とにかく、ロスト商店街としては、いちなちゃんの軽視はいづれロストとしての立場の軽視に繋がると判断するよ」


今まで静かに聞いていた津久井がハッキリと言った。


「じゃあ、行くんですか?」


遠松が津久井に確認してきた。


「そうだね。この宣言を使うのは初めてだけど、あって良かったよ」


津久井はローラの方を見る。


「ロスト対策室としてはどうでしょう」


ローラも頷きながら

「はい、ロスト対策室もロスト商店街の決定を支持します」


と言いながら何か書類を鞄から取り出した。


「それは何ですか?」


ローラの書類をいちなが見ながら聞く


「あっこれ?国王に会うための手続きの書類だよ。」


「へぇ~そうなんですね。って!どうして国王に会いに行くんですか?」


ローラの言葉を一度は軽く流したが、驚いて聞き直した。


「僕が、説明するよ。」


津久井がいちなに向けて話しかける


「いちなちゃんは、軍施設に行ったとき『ロスト・テクノロジー』って言葉聞かなかった?」


「あっ自動ドアの話になって言ってましたよ」


「そう、そのロスト・テクノロジーの所有者はこのロスト商店街なんだよ。僕たちの先代は知識の搾取を恐れて全てのテクノロジーに対してロストの存在が脅かされた時停止もしくは破棄する権限を持っているんだよ」


「なんだか、すごいですね」


いちなは言葉で表現できなかった。

それを横目で真島はクスクス笑う。ちょっとムカついたので足を踏んだ。

イテっと小さく言っていたので成功したみたいだった。


「まっ実際はそんな事したらこの国が立ち行かなくなるからしないけどね。国王に警告しにいくってわけ」


「津久井さんにすごくご迷惑をかけますね…」


自分の存在が思いのほか色々な事件を引き起こしているのでどうしても気落ちしてしまう。


「あ~。そんなに気にしなくていいよいちなちゃん。僕、国王と仲いいから」


「なんですか?そのチートみたいな設定」

真島は思わずツッコんだ。



津久井は笑いながら実は

「将棋仲間なんだよ。でも、今回は正式な手続きで会うから向こうもきちんと聞いてくれると思うだよね」


「だから、いちなちゃんもそんなに気を重くしないで。ね」


津久井さ~んと言おうとした時


「コウタロウさん~」

と隣で小さく悶えている人がいた…。


ローラさん、津久井さんのこともしかして…。

思わず、森園の方を見ると森園はいちなに向かってウインクをしていた。


そっか、そうなのか…。大人の想いはムズカシイんだな。

と一人で考えていると


「へぇ~そういう事か」

と真島も分かったみたいだったので、チラリを真島を見ると


「羨ましいよな。そういう気持ち」

といちなだけに聞こえる声で言ってくれた。


「なる先輩もそのうち見つかりますよ」

とつけてもらったイヤーカフを触りながら伝えると


「おまっバカだな~」

と突然大きな声で言ってきたので。


「失礼な先輩ですね!」と言い返した。


「あっ!そういえば、さっきルーク王子からタグメッセージが届いたんですよ!」

といちなは皆に相談したかった事を話だした。


ハリスさん達はいちなへの接触を禁止していること

今度会いたいと言われたこと

と説明した。


「まぁ、魔法軍からの接触が無い内に国王に会った方が良さそうですよね」


真島が意見を言うと


「ルーク王子に会うのも国王との謁見の時でいいんじゃないかしら」

というローラの意見に皆で賛成した。


「では、僕は魔法軍からの接触がない間にいちなちゃんを連れて国王に謁見をしその後いちなちゃんとルーク王子が会えるように伝えておくでいいかな?」


津久井の言葉に皆は了承し、この会議は終了した。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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