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LOST ~異世界だろうが恋がしたい~  作者: 鈴木澪人
第一章
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いちな、訪問者の館に宿泊する!2

朝食を食べていると、フランクがいちなの所へやってきて


「食事をしながら聞いてほしいのですが、本日午前中にいちな様に会って欲しい方がきます。すみませんが、ご対応よろしくお願いします」


丁寧な口調でいちなに説明していく。


「いちな様の今後の生活についてなどの説明があると思われます。また、ロストの方々が生活している区域もありますのでそちらへの案内も早くて今日、遅くて明日に行われるそうです」


 それでは、面会時間までご自由にお過ごしくださいとフランクが言うと食堂を出て行った。


 いちなが食事を終えたので食後のコーヒーを給仕してくれた男性が


「おはようございます。お食事はお口に合いましたか?」と言ってきたので


「はい、とても美味しかったです」と答えた。するとその男性は嬉しそうに


「よかった!今日の調理してた奴がすっげー気にしてたからちょっと聞いてくるわって俺がいったんだよ。俺、ジェレミーね。昨日からの夜勤組です」


とニコニコしながら握手を求めてきたので


「はじめまして、高橋いちなです」と言いながらいちなも握手をするために手をだした。


「へぇ~いちなちゃんか!俺、ロストの人見るの初めてだよ。あっ食事の感想はちゃんと伝えとくからね!まぁ~この世界も悪くないから楽しんでね!」と言いたいことだけ言うとトレイを持って厨房に戻っていった。


 騒がしい人ってどの世界でも共通なのかな?と思いつつコーヒーを飲んでいると

ドロシーが慌ててやってきて


「すみません、ジェレミーがなれなれしく対応してしまって。フランクさんから丁寧にもてなすように言われていたのに」と申し訳なさそうに言ったので


「大丈夫ですよ。お料理の事を聞かれただけですから」と伝えた。


そのまま恐縮された状態でドロシーと一緒に部屋に戻ると面会時間まで軽く身支度を整えて待機した。



 面会の時間がきたのか、ノック音が聞こえる。どうぞっといちなが言うとドロシーが部屋に少し入り、面会の方がいらっしゃのでよろしくお願いします。と言われる。

そのまま、ドロシーの後をついていくと小さな応接室みたいな場所に案内された。


 ドロシーがその応接室のドアをノックすると奥から男性の声で「入れ」と言われる。

ドロシーもいちなも少し緊張する。


 ドロシーさんは緊張しなくてもいいんじゃない?

といちなは思ったが、緊張した理由が5分後に理解できました。


 応接室には三人の男性がいてそのうち二人はソファーに座り、一人はソファーの後ろに立っていた。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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