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逃争中で闘走中やで後半

これらの内容は現実と一切関係ありません。

全てが嘘です。

流血、戦闘、暴力、ゾンビ苦手な方はブラウザバックしてください。

夕暮れ時、ゾンビ街から出る時間まで二時間を切っていた。


スタート地点に近い廃墟ビル近くまできた。

トーカはそれに安心して、走る速度を緩める。

息をするのがきつい。

少し休憩したい。

トーカはマンホールの上で立ち止まった。

呼吸を整えようとした時、足元から吹き飛ばされた。

背中から地面に叩きつけられるところをテツがクッションになったおかげでダメージは少ないけど、全身が痛い。

痛みを我慢して立ち上がり、振り返る。

そこには、巨大な芋虫のようなゾンビが口を開けて、トーカたちを飲み込もうとしていた。

「ミュータントスラグ!

しまったマンホールに潜んでたんか!」

トーカはすぐに立ち上がり、その口を避ける。

けれども、長く走って疲れ切ったトーカの動きは鈍く。

長くは持ちそうにない。

転んでしまったトーカはゾンビの口に一口で飲み込まれそうになった。

その時、ゾンビがあと少しのところで止まった。


白髪ガスマスクの青年がゾンビの上に立ち、頭に当たる部分を刀で刺していた。


そこには、白髪ガスマスクの青年が大きな芋虫のようなゾンビから刀を抜いた。


青年がトーカの見る。

何かを考えているような目、好奇心でおかしなものを見る目でトーカ見てくる。


「返さないし、もう死んでるから、テツくんは獲物としての価値ないよ!」

トーカはへたり込んで、テツを抱える。


「ゾンビは殺すもの。

だけど、君の言う「かそう」って何?」

先程、ビルであった時と変わって、落ち着いた優しそうな声をしている。

青年は降りて、トーカに近づく。

その顔は、何かを探るような目を向けてくる。

「ゾンビを横取りしたこと、腹蹴ったことを見逃すから、そのゾンビの死体をどうするのか見せて?」

笑った目で、トーカに話しかけてきた。


読んでくれてありがとうございます。

グロ抜きしてない版はpixivに置いてます。

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