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魔族の将軍に捧げられた人間の少女のお話  作者: るいす
二章 少女、食糧になる
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07.エトヴァス

 人間世界で久しぶりに見た新聞には、動物園で6人目と7人目の犠牲者が出たことが書かれていた。エトヴァスはそれを眺めながら、詳細を確認する。

 魔族による犠牲者は1週間で7人、毎日ひとりくらいのペースで殺されている。

 この地域は対魔族の結界もなく、魔族の支配領域にも近い。もともと時々襲撃はあるようだが、一週間で7人というのはそこそこの数字だ。近くの要塞都市フェーローニアから騎士団が五人ほどやってきたようだが退治するには至っていないと新聞は報道している。

 一週間で7人というのは、あまりに喰うには多い。逆に快楽殺人をする魔族としては少ない。単純に複数犯なのだろう。

 

「・・・なるほどな」


 動物園でエトヴァスが見た魔族は強そうではなかった。だからこそ目くらましの魔術にだまされ、エトヴァスが魔族であることにすら気づいた様子もなかった。その程度の実力だ。

 それにもかかわらず、やってきた聖職者も騎士も、エトヴァスが見た魔族の存在に気づいていないようだった。動物園の魔族には、魔術で何重にも魔族とわからないように目隠しの魔術が施されていた。彼にそんな実力はない。要するに裏で手を引いている魔族がいるのだ。

 どちらにしてもたいした実力の相手ではないが、アリスを襲う可能性はある。相手の場所くらいは、調べておいても良いかもしれない。


「アリス!おまえも一緒に買い物行こうぜ!」

「・・・」


 シグルズがアリスを誘うが、エトヴァスの傍で新聞を読めもしないのにぼんやり眺めていたアリスは、ぎゅっと怯えるようにエトヴァスの腰に抱きついてきた。

 

「おまえ、丸まま一日家にいて、くさんぞ。引きこもりかよ」


 シグルズが腰に手を当てて言うが、アリスは無視だ。

 アリスは昨日こそ動物園に行ったが、人間が多いので結局外には極力出たくないらしい。ヴァラやシグルズが誘ってもまったく受けいれないし、そもそもシグルズには恐怖すら抱いているようだ。それどころかエトヴァスの側をトイレ以外まったく離れない。

 だがここにいる限り人と関わらないわけにはいかないので、エトヴァスは近くのテーブルに畳んだ新聞を置いた。


「昼と夜の食事を買いに行くぞ」


 もうそろそろ昼時だ。今は夏なのでたいした物は買いだめできない。テイクアウトをするか、ここで調理をさせてもらうか、食べに行くかだ。ただ泊めてもらっているのでエトヴァスとしてもヴァラに厨房を借りるのは面倒だった。


「え?」

 

 途端にアリスが怯えた顔をする。


「食べに行くか?」

「いや」


 アリスはお化け屋敷にでも行くかのように青い顔でぶんぶんと首を振って即答した。

 むしろエトヴァスの方は町に出てきたのだから、たまには人間のレストランで食べても良いと思うが、アリスは見たからにうろたえ、ひどく怯えきっている。緊張と恐怖で味がせず、食が進まなければ意味がないので、エトヴァスも本気では言っていない。

 アリスは人間のくせに人間が怖いのだ。

 エトヴァスは脆弱な人間への恐怖などまったく共感できないが、大事な食糧であるアリスの精神的な負担を減らすためには、妥協することにしていた。

 

「買ってきてやってもいいが」

「やだ、・・・置いていかないで」


 途端に情けない表情で訴えてくる。

 人間に恐怖していても、アリスの優先順位はエトヴァスのそばにいることが一番だ。だからこの家で待っておけと言っても、絶対についてくる。恐らくエトヴァスが食事に行くと言えば、喉を通らなくとも座っておくことぐらいはするだろう。

 ただ負担をかけたいわけでもないので、テイクアウトに頼ることにした。

 アリスがまともに食事が出来ず、血肉の質が悪くなっても困る。食事が出来ないのは貧血のもとだ。アリスがエトヴァスの食糧である限り、それは避けたい。


「さて、どこにいくか。このあたりに来たのは100年ぶりくらいだからな」


 昔来た頃の店など、残ってはいまい。


「なぁ、おっさん。俺が案内するよ」


 シグルズがからっと笑って見せる。

 なんとなくエトヴァスがエルフでも人間でもないとわかっているだろうに、勇気があるのか馬鹿なのか、エトヴァスはシグルズがどちらか取りかねていた。ただアリスは違うところに引っかかったらしい。むっとした顔でシグルズを睨んだ。


「・・・失礼」

「おまえだって、俺の名前呼ばないだろ!?」

「・・・」


 アリスとシグルズのやりとりを見ながら、エトヴァスは人間というのは些末なことを気にすると思った。エトヴァスとしては「失礼」という概念は、人間のものだと思っている。

 感情の起伏の乏しいエトヴァスたちは相手をうかがわない。共感しない。だから相手がわきまえない行動をとっても、逆に取られても、何も思わない。「おっさん」がかなりフランクな言葉で中年をさすということは知っているので、とうとう人間でいう四十歳前後に見えるようになったのかと思うだけだ。

 実際には人間で言う二十代後半くらいに見えるとよく言われるが、実年齢は千歳を優に超えているエトヴァスとしては、いくつと言われようともはや別にどうでもいい。


「行くぞ」


 エトヴァスはアリスを抱き上げる。

 シグルズはこの町をよく知っているのか、そとに出て案内をはじめると、極力人のいない道を選びながら、まずサンドイッチ店に案内してくれた。それなりにアリスに気を遣っているのだろう。ただその気遣いはまったく報われていない。

 アリスはというと、エトヴァスの肩に頭をもたせかけ、すれ違う人間をほぼ見ないようにしている。

 外に出てはじめてわかったことだが、アリスは基本的に抱っこが大好きで、ほとんど歩きたがらない。特に人間の町に来てからは怖いこともあり、エトヴァスに抱っこをせがむ率が上がっていた。エトヴァスも拒むことではないので、気にせず抱き上げることにしている。

 シグルズに教えてもらった店にやってきてから、アリスをショーウィンドーの前で下ろす。


「どれにする?」

「お肉が良い」


 エトヴァスが尋ねると、アリスは嬉しそうに一番に肉のたっぷり入ったサンドイッチを選んだ。

 アリスが選ぶのは八割肉だ。野菜より何より肉が好き。それがアリスの好みだった。

 おかげでエトヴァスのところに来てからかなりふっくらしたが、これで良いのだろうかとたまに思う。当初は立てないほどがりがりだったのでそれでも良かったが、中年になれば人間は太ると言うし、長生きしてもらわねばこちらも困るので、あまり酷くなればダイエットを求めることになるだろう。

 頼み終わればまたアリスを抱き上げ、次の店に向かう。


「おっさん、どのくらい生きてんだ?」


 次の店に行く道すがら、シグルズは尋ねてきた。

 彼は意味のない会話をしたいようだ。シグルズはアリスだけでなく、エトヴァスにも遠慮なく話しかけてくる。ヴァラにもそうだったから、そういう性格なのだろう。


「千歳は優に超してる」


 個人主義者のかたまりの魔族が誕生日を祝うこと文化はない。生年をきちんと数える風習もない。わかるのは千年前に大魔術師ルシウスが要塞都市に結界を張る前から生きていたことだけだ。

 五百年程前に弟のロキが人間の文化にはまった頃に、誕生日カードを送ってきたことがあるが、その誕生日が正しいかどうかも記憶になかった。細かい生年などすっかり忘れて久しいので、結局わかるのはだいたい千年は超していることだけだ。


「ヴァラのところを訪れるのも、だいたい百年くらいじゃないか」


 前回もたまたま戦いの過程でヴァラに会っただけで、こうして穏やかに会いに来たのは初めてかも知れない。それから多分百年はたっていると思うが、本当に百年か、百十年なのか、はたまた九十年なのかは定かではない。

 

「そうなんだ。俺はいつもは要塞都市のエピダムノスの騎士団の騎士団学校に入ってて、こうやって休みの時ヴァラんとこに戻ってきてんだ。前は一緒に住んでいたんだけどさ」


 初日にいなかったのは、騎士団学校にいたからだろう。

 田舎の子供たちも、安全のことを考え魔力が急激に成長し出す十二歳前後から、要塞都市の騎士団学校や寄宿舎に行く。騎士団学校や魔術師協会の学校に行き、優秀な成績を収めれば今度は魔族、魔物の討伐や警備を担う事になる。そうした事情は百年前とあまり変わっていないようだ。

 エトヴァスは聞き覚えのある名前の都市に、百年前の情報を思い起こす。


「なるほど、フェーローニアの話をしていたが、エピダムノスなら、隣か」


 要塞都市エピダムノス。

 千年前、大魔術師ルシウスによって作られた結界を持つ六つの要塞都市の一つだ。絶壁の海岸線と湾を持つ港と裏は山に囲まれており、難攻不落といわれる要塞都市であり、要塞都市間の重要な貿易港のひとつを有している、かなり豊かな要塞都市だ。

 ただし伝統的に近くにある要塞都市フェーローニアとは競争関係にあった。


「そういえばフェーローニアの人間狩りだけど、あんたの言うことが正しいなら、結界の動力源ではないんだな」

「だろうな」


 シグルズは先日、フェーローニアの騎士団が他の町や村から魔力の高い人間を人間狩りとして攫っていくと言っていた。

 シグルズはその理由を他の都市と同じように結界の動力源として使うためだと言っていたが、内陸で魔族からの攻撃を受けていないあの都市は結界を修復する必要もなく、動力源も必要ない。管理者程度しか置く必要がないのだ。

 ならば人々はまったく違う理由で連れて行かれているのだろう。

 エトヴァスは理由も知らないし、興味もない。ただフェーローニアとエピダムノスは近距離にあるので、近くの小さな町や村は魔族が出ると要塞都市から騎士団を派遣してもらうことになる。利害関係も大きく関わっているのだろう。

 

「どこに住んでてどこに帰んのかは知らねぇけど、あっちこっちであいつら魔力の高い人間を探してるから、アリスもあんたも気をつけなよ」

「ご忠告痛み入るな」


 誰に忠告しているのだろうとはおかしくは思うが、一応彼はこちらを心配してくれているのだろう。人間は政治にしろ、経済にしろ、その構造が変化するときは百年ほどで急速に変わる。情報を聞いておくことは悪くないとエトヴァスは思う。


「そういえば、フェーローニアの今の王は混血なのか。」


 エトヴァスはシグルズに尋ねた。

 百年前、要塞都市フェーローニアは継承問題でもめていた。あそこは王制で、人間とエルフだったかの混血が現れたのは聞いたが、一体どうなったのだろうか。


「そうだよ。百年前から、ずっとおんなじ王様で好戦的でさぁ。・・・おっさん、マジよく知ってんなぁ。ヴァラなんてぜってー興味ねぇよ」


 シグルズは感心したように腕を組んで頷いた。


「ヴァラは昔からだ。戦う事にしか興味がない」


 エトヴァスは少女の姿をした三千歳のエルフを思い出す。彼女は人間の政体にも何の興味がないはずだ。彼女は政体などどうでも良いし、人間の文明も興味はない。彼女が探しているのは好敵手か、のちのちそうなる個体だけだ。


「え?」


 エトヴァスが言うと、隣を歩いていたアリスが首を傾げる。シグルズも意外だったのか、不思議そうな顔をしていた。二人とも驚いた顔がなにやらそっくりで、人間の表情というのは変わらないんだなと再確認する。


「え、ヴァラ、優しそうな人・・・人じゃないけど、そうだったけど」

「いや、優しくはねぇけど、強いし。修行見てもらうとうちのめされるけど。でも戦ったの、みたことないし」

「シグルズ、ヴァラはおまえにどうせ俺の勝率の話をしたんじゃないのか」


 シグルズの肩がびくりと震える。わかりやすい、図星なのだろう。

 千年単位で生きると、もう好敵手になる相手は決まってくる。相手の手数も知っている。だから勝敗などほぼ見えている。ヴァラとエトヴァスなら、エトヴァスの勝率が六割というところだ。要するにほぼ互角。隠している手はあるだろうが、だいたい実力もわかっているので、面白くないから戦わない。

 ただエトヴァスもヴァラとは数度本気で争ったことがあるので、彼女がかなり好戦的であることはわかっている。

 むしろ千歳近い魔族で彼女と戦っていない奴がいるだろうか。まだ伸びしろがあると見逃された奴もいるくらいだ。彼女は平気で魔族を見逃す。人間が、エルフが何人殺されても、魔族を見逃す。強くなる可能性があったら、どうでも良いのだ。


「武器や杖の収集も趣味じゃない。強い武器を集め続けた結果だ」


 ヴァラは人間に魔術のための杖や武器をもたらす。だがそれは彼女の強さの結果だ。

 彼女は強い武器を求め、収集していた。同時に自分自身が強者を求め、目の前にいる強者に飽きた頃に、強者に育ちそうな者をみつけて頭に入れるようになった。その結果、才能のある者の必要そうな武器を見いだせるようになった。

 そして、本当の強者になって、自分を殺す人材になるのを求めている。


「おっさん、強いって言ってたぜ。なんでヴァラは襲わねぇの」

「俺がすぐに逃げると知ってるからだ。俺は面倒ごとは嫌いだ。そう言ってただろ」

「・・・言ってました。そのまんま、共通見解なんだな」


 戦いというのは、どちらにも戦う意志があって成立する。

 今なら恐らくエトヴァスの方が勝てる可能性は高いだろう。特にコンディションも良い。

 だが、エトヴァスはヴァラを襲おうと思わない。確かにヴァラは莫大な魔力を持つエルフだ。しかし、そこまでのリスクを張って、狩るのは割に合わない。ましてやアリスという極上の血肉が傍にいるのだ。戦ってもいいことはない。

 襲われても、挑まれても、全力で逃げる。そして同時にヴァラもエトヴァスが逃げるとわかっているから、襲ってこない。


『おまえは何かが足らん』


 ヴァラの言う、エトヴァスには何かが足りないというのは正しい。自分でも思っていた。多分、エトヴァスには、何かが足りない。

 魔族は感情の起伏が乏しいかわりに食欲や性欲といったろくでもないものに執着する。他にはさしたる興味が抱けない。もともと後者はあまりなかった。前者も、エトヴァスは昔から魔力のある餌をとるのがこの上なく億劫だった。

 もちろん目の前に食糧があれば欲しくなる。時間がたてば枯渇する。死にたいわけでもない。だから狩る。だが、ひたすらにすべてがどうでもよく、面倒なのだ。

 長く生きるせいか、エトヴァスはいつの間にか、周りだけが動いていて、自分だけが止まっているような、不思議な既視感をもつ様になっていた。いつもそう思っていたからエトヴァスは孤独だったし、妃も持たず、誰とも生きてこなかったし、かかわらなかった。

 アリスを飼うようになって、そういうことを考えなくなったように思う。

 何かが、変わったのかも知れない。ただ、だからといって食欲も退屈もなにもかも満たされている今、エトヴァスはヴァラに対して本気で戦いを挑む必要がない。いつでも、ヴァラからすぐに逃げる気でいる。

 何が変わっても結局、エトヴァスはヴァラと戦うのが面倒なのだ。


「まぁ、どうでもいいことだ」


 エトヴァスにとってどちらでも良い。

 襲ってきて、勝算がないならとっとと逃げ、確実に仕留められるなら殺すだけだ。彼女もよほど手はずが整わなければ、手練れのエトヴァスを逃げないようにすることなどできはしない。ただいまはアリスがいるので、できる限り争いごとは避けたいと思っている。


「こっちに、美味しい肉屋があるんだ。ここのかつが冷えても美味しくてさ」


 夕飯用の食べ物の話だ。シグルズは楽しそうに話し、小道に入っていく。

 小さな町なので大きな通りは少なく、家々は区画整備されておらず乱立し、小道ばかりが入り組んでいる。食事屋は大通りに面していることが多いが、テイクアウトのあるような小さな店は大通りに面しておらず、小道の中にある。入り組んでいて昼でも薄暗い路地に入り込んでいるし、狭い。

 エトヴァスはアリスを抱いて入るのが少し難しく、アリスを下ろす。そして数歩踏み出したところで、アリスがついてきていないのに気づいて歩を止めた。アリスは小道に入るのに少し怯む様子を見せていた。


「大丈夫か?」


 エトヴァスが手を伸ばす。だが、アリスは唐突に自分の後ろを振り返った。彼女の手を誰かが掴んだからだ。


「え?」


 アリスが感触に驚く。その細い首元を、何かが通り過ぎる。いや、通り過ぎそうになった。

 

「・・・遅いな」


 魔術を使うまでもない。彼女を殺そうと手に斧を持っていた男の頭は、今、エトヴァスの手の中にある。次の瞬間、エトヴァスと同じくらいありそうな大きな体が崩れ落ちた。そしてそれに続いて、アリスの膝が崩れた。エトヴァスは頭をその辺に放り投げ、アリスを支える。

 そして暗闇に手を突っ込んだ。こういう手の込んだ魔術は得意だし、もとを辿るのも得意だ。そしてアリスを狙った限り、許すことはない。それが例え、ただの「人間」を狙っただけで、アリスを狙ったのではなかったとしてもだ。

 ころんと転がった頭は人間のもののようだったが、顔色があまりにも悪く、首を取られる前から死んでいたことがわかる。


「シグルズ、おまえを助ける気はないぞ」


 エトヴァスにとってシグルズはヴァラの知り合いと言うだけで、助ける義理はない。


「あぁ!わかってる!!」


 シグルズの威勢は良い。威勢は良いが、彼が考えているようなことにはならない。腕の中にいるアリスの重みを感じながら、面倒ごとに巻き込まれるのはごめんだと思った。

 だから、エトヴァスは先に帰ることにした。


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