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タイトル通りです

これは夢なので途中変なところがあるかもしれませんが、「夢」なので気にしてはいけません

夢は所詮夢なのです


夢物が苦手な方はスルーしていただいてもこの話しに関しては問題ありません

ある夜、俺は不思議な夢を見た

 

俺は全く違う人物へと生まれ変わっている夢だった

恐らく寝たきりになる前に転生の話を沢山読んでいたからだろう


強い印象や、願望が夢となるとはよく言ったものだ


俺はくっくっと笑った


誰かが俺を呼ぶ

そいつは随分と目付きの悪い奴だった

俺が面倒臭そうに答えると怒られた

他にも面白い奴がいた

デカイ筋肉質な奴や男か女かよく分からない奴

俺はそんな変わった仲間を連れて世界中を忙しく飛び回っていた


毎日仕事に囲まれ、頭を抱えている

この俺は幸せなのか?と考えると少し複雑になる

どの世界であろうと、世の中は無い物ねだりでしかない


ただ、そんな窮屈な生活でも癒される時間があった


たった一人の女性を見ている時である


いつも俺の中に彼女がいて、気がつけば探している

 

身分が違うのか、何か訳有りなのかはわからないが、俺は生まれ変わっても中身は変わらないらしい


俺は彼女がすぐ近くにいるのに声をかけるのすら戸惑っている


ただ、見ているだけなのか…


いつの間にか俺は今の俺になっていて、生まれ変わった俺を眺めていた


何故そこにいる俺は彼女を見ているだけなのだろう。そこにいる俺は自由に動ける体があるのに…


俺は苛立って俺の背中をドン!と押した

押された俺は驚いた顔をして後ろを振り向く

俺達の目が合った

顔も、背丈も、多分声も違う

けれども俺だと認識する

 

だから思いっきり笑顔で笑って言ってやった

 

「いけよ。俺は動けるだろ」

 

そう口を動かすと俺の目が一瞬見開いたが、何かを察するような…いや、気がついたような顔をして無言で頷く


その後、その俺は彼女に向かって歩いていく

声をかけると彼女は驚いたような顔をしていた


その顔を見て俺は気がつく

彼女は聖羅だ

彼女も聖羅とは全く違う姿だが聖羅だと俺は確信する


そうだ。未来だろうと、夢だろうと記憶がなくても俺が恋するのはただ一人だけ――

 

それは今も、これからも、生まれ変わったとしても絶対に変わらない

 

『大樹くん』


聖羅の声が遠くで聞こえた気がした


『大樹』

『大樹』


母さんや父さんの声も聞こえる


いつまでもこの光景を見てはいられない

夢は覚めるものだから…


俺は二人に背を向けて声のする方へ向かっていった

俺の幸せを願いながら……

いよいよ残り2話で完結となります

このまま突っ切って行こうと思いますので、もう少しだけお付き合いください

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