人物紹介(神曰く編②)
次回から最終決戦開始ということで、色々と確認です。(六道は載せていません)
・カナキ・タイガ…二十七、八歳。この話から数話前にフィ
ーナの夢(たとえ夢路の中でも編を参
照)を見るが、イリスのおかげで無事元
の狂人へと戻る。
・ティリア・シューベルト…十八歳。少尉。ウラヌスの丘で
盲目になる。カナキ隊が自身を
残して全滅した後もカナキの力
となり、共にカナキのいた世界
へと行くことを決意する。
・レイラ・ブラウニー…ウラヌス防衛基地の総責任者。階級
は中佐→大佐。『血斧』の異名を持
つ。紅蓮の髪が特徴。年齢は三十歳
前後。
・聖イリヤウス…十四歳。赤い瞳以外は全てが真っ白な少
女。聖アーノルド皇国で実質上の最高権力
である大司教。フルネームはイリヤウス・
アグィナ・ヴァリニャーノ。アグィナは家
名。ヴァリニャーノは洗礼名。
・グレゴリア・アグィナ・コリスト…イリスの父。七年前聖
天剋に暗殺される。
・エイラ・ヴァ―ズ…十八歳。ティリアと同期。階級は少
尉。可愛らしい容姿とは反面、喧嘩っ
ぱやく粗野だが、腕は確か。精霊装
『カドゥケウス』の使い手。聖の攻撃
からカナキが守るが、直後にカナキ自
身の人間性チェックの生贄にされる。
・ミッシェル・コンスタン…コンスタン隊の隊長を務める爽
やかな青年。階級は大尉。精霊
騎士である。
・アッシュ・カタロン…元ザギール軍の精霊騎士。カナキに
敗れた後、カナキ隊に所属していた
が、聖の攻撃によって死亡。ラーマ
と仲が良かった。
・聖天剋…狐の面を被ったこの世界で最強の暗殺者。過去
に、イリスの父親の暗殺に成功している。彼独自
の技である『破極』は、触れた神聖力の流れを自
由に変え、それによって神聖力を熾した本人に直
接送り返すこともできる。
・ラーマ・コンツェルン…カナキと同じ世界の出身。元メル
33位『見通す賢者』と呼ばれた
一級魔法師。実は今作で未だ唯一
の特級魔法(最上級魔法の更に
上)を使用した人。翠連に敗北し
死亡。
体術もさることながら、『破極』
と呼ばれる相手の神聖力を操
り、内部から破壊する技術を持っ
ている。
現在はラーマ、カナキの依頼で、
さまざまな暗殺業を行いながら、
ある計画を進めている。
・ソルシオ・コミューン…イスカン帝国二大将軍の一人。1
7歳と最年少ながら、類まれな神
聖力の操作能力を持っており、神
聖力を使った身体能力強化――魔
術まで扱うことができている。所
有する精霊装はS級『イグニ
ス』。会話も可能であるシャロン
級の精霊装であり、高火力の炎を
生み出すとともに、自身に対する
物理攻撃をすべて溶解させる能力
を有している。
・グロー・シムバック…イスカン帝国大佐。ゲリラ戦などの
局地戦において高い指揮官能力を持
つ。E級精霊装クリンとD級精霊装
トライデント複数の精霊装を操る。
さらにトライデントに至っては、帝
国随一の実力を有している。32
歳。
・フィー・アムルカム…グローの側近。B級精霊装『シェイクス』による広範囲の狙撃を得意とす
るソルシオ隊きっての凄腕のスナイパー。
〇カルガンチュア共和国軍
・ウルク・ヴィ・シュメルア…眩い黄金の鱗を持つ金色の竜。竜族の長であり、共和国で実質リ
ーダーを務めている。長寿のため知識が豊富なうえ思慮深く、戦
闘能力も共和国軍内に抜きんでている。
・ダイ…ドワーフ族の長。小山のような体躯。すさまじい膂力を持ち、戦闘能力もさることなが
ら、武器装備の開発にも遺憾ない才能を発揮する。短気が玉に瑕。
・フォン・テルー…エルフ族筆頭精霊騎士。神聖力の適正が高いエルフ族の中で、特段高い神聖
力との適正をもつ。優男。
・フリュー・ギル・ゲッシュ…ヴァンパイア族の長。大気の神聖力を操るエルフ族とは対照に、
ヴァンパイア族の生命から神聖力を奪う能力が抜きんでている。
次回、曰く編最終章です。




