私のお仕事について説明します。
こんにちわ。神です。
先日、お引越しの方もようやく一段落し、生活用品の方の買い出しも行ってきました。
私の家のお祓いもなんとか片付けました。
まったく、瑕疵物件なんて買う私のパートナーにはしっかりお仕置きしておきましたよ。
物理的に・・・
そのお仕置きの時の事なんですが、あの屑なんて言ったと思います?
作「だったら自分で働いて買えばいいじゃねーか!」
と言われました。
失礼だと思いませんか?
私だって毎日忙しく働いているというのに。
なので、今日は私のお仕事について書いて行こうと思います。主に私の下僕が・・・
私のお仕事とは以前にも書いた通り、この地球圏を含むすべての宇宙を管理することです。
え?書いてない?
「あらすじ読めや。」
・・・・・失礼。
では、管理とは一体どんなことをしているのか?
皆さんそう思いましたね?
この世には、今皆さんが生活している世界以外に無数の世界が存在します。
地球の創作物語でよく出てくる平行世界とか異世界などがそうですね。
全ての世界には私のような神が存在しています。
私達のお仕事というのは、それぞれが管理する世界がお互いに干渉し合わないようにすることです。
世界と世界が干渉すると、干渉し合った二つの世界の力が反発し合い消滅してしまいます。
つまり!
私がいなければこの世界は消滅してしまうということ!
この世界が消滅すれば、当然ですが地球も消滅してしまうのですっ!!!
と、言うことは・・・
現在、皆さんが存在していられるのも私のおかげと言うことです!
皆さん、私に感謝し、ひれ伏しなさい!
え?
その仕事はお給料が貰えるのか?って・・・
誰がお給料を出してくれるんですか?
そもそも私達のような神はお金なんて使うことありませんでしたし・・・
この地球で生活するにはお金が必須だというのは私も知っています。
そのお金を捻出するために私にはパートナーがいるではありませんか。
働けって?・・・だったら私の代わりに誰か世界の管理やってくださいよっ!
私だって好きで神なんてやってませんよ・・・ずっと一人で寂しかったんですよ?
私の居たところ──ブラックホールの中心──なんて、誰も訪れてくれないんですよ?
旦那様なんてできるわけないじゃないですか!
ずっと一人で地球の様子を見てたんです・・・恋人作って結婚して幸せそうな生活が羨ましかったんです・・・
私だって幸せになりたいんですよ!うううっ(´;ω;`)何度地球に隕石落としてやろうと思ったことか・・・
え?
パートナーと結婚すればいい?
・・・・・・
「ふざけんなよ?」
冗談じゃない・・・なんであんな安月給の男と結婚しなきゃいけないんですか!苦労するのが目に見えてるじゃないですかっ!
私の理想の旦那様はイケメンで高給取りでお料理が上手、尚且つ私にはすごく優しくて甘えさせてくれる人。そうですねぇ・・・身長は180cmくらいで福山 〇治似がいいですね!
毎晩耳元で『愛してるよ』って囁いてくれちゃったりして・・・キャーーーー!!!
って、何言わせるんですか!!!
まったくもう・・・
何はともあれ、あれですね。
この国にはとても良い格言があります。
『働いたら負け』
素敵な言葉ですよね?
私はこの素敵な言葉を作った人に合えたらお礼に異世界転移させてあげようかと思っています。
皆さん、見つけたら是非ご一報ください。
行先は魔王が支配していて、人間は須らく奴隷と言うとっても素敵な世界で、私の後輩が管理している世界です。
ではでは、今日はこの辺で。
また次回お会いできることを楽しみにしています。
作「次回なんてないかもしれんがな・・・」
神「テメェ、パイプレンチィィ。調子に乗ってるんじゃねーぞゴラァァァァ!」