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神様に転生したので、スローライフを満喫します  作者: オリオン
少女期、第7章、大願成就
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豆まき

先代達が帰ってきて、まだ1日も経っていないというのに、何だか今日は随分と長く感じるな。

そうだな、インパクトがあった事が多すぎたからだろうな。

葵と水菜の戦闘、それを止めて、今度は先代達がかなり強烈な性格で。

その次は鬼娘と水菜の戦いを見て、葵の話を聞き、最後には水希と水菜の戦いを見て・・・

何だか、今日は戦いばっかりだな、あ、そうだ、時音が水菜を圧倒したのもあったっけ。

やれやれ、今日は本当にインパクトの強い日だったな。

そんな1日ももうそろそろ終わりか、日が落ちてきているしな。


「そろそろ夜か」

「そうですね・・・もう1日も終わりですか・・・」

「そういえば、結局豆まきしなかったよな・・・どうするよ」


今、この神社には鬼が居るし、まだ気を失っているけど・・・

寝るとかなり長い間寝てるのか? それが鬼って奴か・・・水希は起きてるのにな。


「豆まき、あたいは豆まきをしたい!」

「せやな、折角やし、やっとこか」

「この神社にはもうすでに鬼が入り込んでるんだが?」

「かまへんって! せや、副は家、鬼も家って言えばええやないか」

「それ良いね! やろうよ!」

「おぉ! それなら問題ありませんね!」


茜も乗り気だし・・・まぁ、良いだろう、そもそもこんなメンバーが揃ってんだ

鬼も家っつってもむしろ鬼は逃げていくだろう。

つうか、本当に鬼が来たらこの中の鬼より鬼な化け物が動き出すよな・・・あの戦闘狂が。

しかし、こいつら、なんでジッと俺を見つめてる? まさか許可待ちか?

仕方ない、ここは許可を降ろすとするか。


「まぁ、良いだろう」

「圭介様の許可も降りましたし! やりましょう!」

「流石やで! さぁ、豆を持ってくるんや!」

「はい!」

「豆まき!」

「サラちゃん、あまりはしゃがないでね?」

「ふっふっふ、そうね、ここに良いまともあるし」

「卯実ちゃん、なんで私を見ているの?」

「あはは! 羽衣に当てるんだね!」

「よく分かってるじゃない、流石!」

「え? えぇ~!」


何だか羽衣の奴・・・トコトンまで憑いていないよな。

いや、あれはもうあのキャラで固定なんだろう。

あいつらの中では羽衣はいじられ役か・・・はは、仲が良いんだか悪いんだか。


「じゃあ、うちらはイーリアにぶつけるで!」

「そうしよう!」

「はぁ!? 冗談じゃないぞ! 豆なんて絶対にあたらねぇ!」

「そない嫌がらんでもええやないか、大丈夫や、所詮豆やで、死にはせんって」

「いや! 豆は何か知らないがスゲー痛いから止めてくれ!」

「そう言われると、やりたくなるんやなぁ、これが」

「お前! 前から思ってたが性格悪いぞ!」

「大丈夫や! こない態度をとるんはイーリア位やからな!」

「冗談じゃねぇ!」


あっちはあっちで楽しそうにしているな、水希も2人の会話を聞きながら思いっきり笑ってるし。


「それじゃあ、私達は誰に投げる?」

「うーん、そうだなぁ・・・うーん・・・」

「ふっふっふ! ならあたしに投げてこーい!」


そう言い、サラが俺達の前に出てきた。


「何だ? 投げる方を楽しみにしてたんじゃ無いのか?」

「そうだけどさ、やっぱり逃げる方が面白いよ! それに、投げられた豆も回収できるし!」

「回収するのか?」

「うん、植物の力を借りて回収するよ! 勿体ないからね!」

「それは私も手伝うんですよ」


そうか、サラは植物の妖精だからな、植物を無下にするのはあまり好きじゃないんだろう。

でも、止めないって事は、豆としても、自分たちで誰かが楽しんでくれるなら、と思ってるからか。


「そうか、じゃあ、出来るだけ当てるように投げないとな」

「あたしは避けるよ! あたしは落ちる直前の豆さんを助けるからね!」

「その補助は私がするよ、だからサラちゃんはやりたいようにやってね」

「勿論!」


そして、豆まき大会は万全の状態で始まった。

豆を落とすこともないし、勿体ないとぼやくこともない。

本当に、サラが居てくれて良かった。

まぁ、豆は元から回収して、洗った後に食うつもりだったがな。


「ふっふっふ! さぁ来い!」

「うぅ・・・やっぱり私がこんな役割を・・・」

「クソ! 水菜め! 後で覚えてろぉ・・・」

「何だか面白くなったねぇ~、じゃあ、少しお遊びをしてみようよ~」

「お遊び?」

「そうだよ~、鬼チームと豆まきチームに分かれて豆を投げ合うんだよ~」


花木の奴、随分と突拍子のないことを言うな。


「そして、この袋の中に豆が入ったら動かないでね~、だから、人数分けをしようね~」

「わ、私はそれが良いです! はい!」

「やっぱり面白い方が良いからね! あたしも賛成!」

「おもろい事を考えるなぁ、兎のお嬢さん、ええで! 乗ったわ!」

「私もやります!」

「茜がやるんなら私もやるわ」

「じゃあ、メンバー分けだね~!」


そして、豆まき合戦が始まることになった。

メンバーは茜、睦月、葵、イーリア、サラ、羽衣、花木で

鬼さんチームは水希、水菜、卯実、兎梨、四季、久里、刀子だ

俺と時音は不参加で、全員の攻防を見ることになった。

それにしても、こんなんで豆の投げ合いをするのか・・・

ただ、サラと四季が別れたのは意外だな。


「それじゃあ、行くよ!」


そう言い、サラと四季は自分たちの方に障害物を建てた。

なるほど、だから別れたんだな、周りの意向で。


「それじゃあ、ルールを言うね~、私達には皆カゴがあるよね~、そこに10以上の豆が入ったら

 その人は動いちゃ駄目だからね~、覚えて居てよ~?」

「分かった!」

「・・・何で私までこんなことを・・・寝ようとしたのに」

「刀子、諦めな、あたしも似たようなもんだからね」

「ちぇ、圭介と時音は参加しないのによ」

「あの2人が参加したらあの2人が戦うだけになるじゃないか」

「ま、そうだけどな」


刀子と久里の会話が聞えてきた。

まぁ、実際は俺達が参加するのが面倒だからって言うのが本当の理由だが

あの2人が話しているのもあながち間違いじゃない。

俺達は神だからな、少し力が強すぎる、だから参加はしない。

神さんはやっぱり傍観者が1番しっくりくるだろう。


「ねぇ、圭介」

「何だ?」

「折角だし、賭けてみない?」

「賭ける? 勝敗をか?」

「そうよ」

「まぁ、別に良いが、何を賭けるんだ?」

「1日だけ、神社交換とか?」

「それ、どっちが勝っても同じだろ? そもそもどっちにも得がない」

「そうよ、だから良いんじゃないの」

「そもそも、それは賭けじゃなく、約束事だ」


賭けはどっちかが勝って、どっちかが発生する場合じゃないと成立はしない。

勝った場合には手に入り、負けた場合は失う、それが賭けという物だ。

でも、この場合どっちが勝っても、それが発生する、だから賭けではない。


「そう、じゃあ、あれね、これは約束事って感じで、別の物を賭けましょう」

「約束事・・・まぁ、別に良いが、それで、別の物って?」

「そうね、こんなに居るし、いつも通り、どっちが料理をするかを賭けましょう」

「ふーん、じゃあ、負けた方が作るのか?」

「そうね、それが良いわ、もしも水希と水菜が負けたら、私は山明神社まで行って

 材料を取ってくる、そして、それを料理するわ」

「じゃあ、俺は茜、葵のチームが負けたらこの神社の材料を使って料理だな」

「そうよ、やっぱ、こういうのは賭け事があった方が面白う物よ」

「確かに」


そして、会話が終わると、花木が大声で始め~! と叫んだ。

しかし、あの口調のせいで緊張感の欠片も無いな。

まぁ、その方が俺達らしいか。

さて、茜&葵チームVS水希&水菜チーム、勝つのはどっちだ?

まぁ、どっちが勝っても、ワイワイと終わるだろがな。

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