表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/12

あんな日々は帰って来ない

1年が経った。

結局門番は私がなることになった。

そして、私には、扉を自由に開ける権限が与えられた。

これで、いつでも向こうの世界へと行くことができるし、こちらへ戻ってくることもできる。

1日に1回、わずかに開けて、地表に雨を降らせるという役目も、私は担っていた。

こうして、今日も私は櫂をさし入れて、静かに船を進めていく。

今までと一つ違うのはその扉の操作だけだ。


「よいしょっと」

雨となるための水を、ほんのちょっと開けれるように改造した扉から流す。

ゼウスさんに頼みこんで、わざわざ最小限の扉を設置してもらって、そこを開け閉めすることで、水量を調節できるようになった。

スイッチ一つひねるだけで、水は勢いよく流れていく。

水だけが流れるように、ネットも張っているから、魚とかは流れる心配はないだろう。

でも、私は水の流れに娘さんたちの幸せを込めている。

彼女たちだけでなく、全ての人たちが、できる限り幸せであるようにとも。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ