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HAPPY CLOVER  作者: 北館由麻
好きになる理由
8/43

8

 翌朝、目覚めた私は全身が鉛になってしまったかのように身体が重く、起き上がるのにとても苦労した。


 目覚めた……と言っても、ほとんど眠ることは出来なかった。たぶん私の脳内では今まで感じたことのない自分の気持ちを、何とかどこかに整理しようと頑張っていたのだろう。


 でもそれは徒労だったようだ。たぶん昨日より悪化している。とにかく何をするにもそのことが頭から離れない。


 無理矢理起き上がった私は、頭がガンガンし足元もふわふわすることに気がついた。


 これは……もしかして、熱がある!?


「はぁ……」


 自分しかいない部屋で大きなため息をついた。


 でも学校に行かなくてもいいと思うと少し気が楽になる。こんな気持ちのままで学校に行ったらどうなってしまうのか。最近何かと失態の多い私のことだから、自分でも想像もつかないようなことをやらかしてしまいそうだ。


 彼が隣の席でさえなければ……。




 ――って、また隣の席のアイツのことを考えてる!!




「だめだ、こりゃ……」


「何がだめだって?」


「うわぁ!」


 私のほかには誰もいないはずの部屋で、誰かが返事をした。びっくりして振り返るといつの間にか部屋のドアが開いていて、母が不思議そうに私を見ていた。


「舞ちゃん、顔が赤いけどもしかして熱がある?」


 さすが母。すぐに気がついた。


「そうみたい。頭痛いし身体だるいし……」


 母は私の額に手を当てて自分の額の温度と比べた。


「うん、これはあるわね。今日は学校、お休みしなさい」


 そう言ってすぐに部屋を出て行った。


 私は起きているのが辛いのでまたベッドに潜りこんだ。夜にほとんど眠れなかったせいか、今度は三秒もしないで夢の世界へと旅立つことができた。






「こんなものがあるからいけないんだわ!」


 私は自分のてのひらを見つめていた。何かが乗っている。なんだろう、これ?


「こんなもの、捨ててしまえ!!」


 私は自分の意志とは無関係にてのひらに乗っているものを窓から捨てようとする。


「舞ちゃん、そんなことしたって無駄よ。イヒヒ」






「うぎゃぁ!」


 私は自分の叫び声で目が覚めた。文字通り「飛び起きた」のだ。


「おはよう、舞ちゃん」


 ベッドサイドには姉がニコニコして座っていた。夢の最後に「イヒヒ」と笑ったのはやっぱりお姉ちゃんだったのか……。


「お姉ちゃん、来てたんだ」


 姉は軽く頷くと急に立ち上がり窓を開けた。もうお昼近いので太陽が空の高い位置で強い日差しを注いでいた。


 私は背を向けている姉に思い切って質問を投げかけた。


「お姉ちゃんは隆史さんのどこか好きなの?」


 姉は「うーん」と顎の下に人差し指をかざした。ちなみにしつこいようですが隆史さんは姉の旦那サマです。


「優しいところかな」


 なるほど。確かにこの姉と生活できるのだから相当な忍耐力があるに違いない。


「あとね、かわいいって言ってくれるよ」


「…………」


 それはどうもごちそうさま。


「舞ちゃん、好きな人できた?」


「す、好きな人なんてできてないよ!」


 私は突然の問いかけに驚いてカミカミになってしまった。姉はニコニコしながらベッドサイドに戻ってくる。


「ママに聞いたよ。隣の席の男の子なんでしょ?」


 ……余計なことをペラペラと!


 でも私はもうこれ以上は否定できなかった。


「どんな人なの?」


 清水くんのことを思い浮かべる。それだけで心臓がドキドキとうるさく動き始める。たぶんまた熱が2、3度上がっただろう。


「それが……学年で一番頭良くて、カッコいいって言われてる人……」


 姉はふむふむと頷いた。


「で、どんな人?」


 ……いや、だから! ともう一度同じセリフを繰り返そうとしたが、私はふと気が付いた。


 確かに清水くんは学年で一番成績が良く、カッコいいと言われているが、それは彼の一面であって彼の性質ではないのだ。姉は彼の表面的な評価を聞きたかったわけではないらしい。


 私は一生懸命言葉を探した。清水くんを説明する言葉を……


「……いい匂いがする」


「へ?」


 姉は素っ頓狂な声を上げた。それはそうだろう。でも仕方ない。今すぐ浮かぶのはそれだけなのだ。


「その人がつけてる香水がいい匂いなの」


「その匂いが好きなの?」


「……うん」


 これじゃまるで変な人だな、と自分でも思う。だけど私が清水くんのことをす、す、好き? だと気が付いたのは昨日なのだ。どこが好きなのかなんて考えたこともなかった。


「そうなんだ」


 姉はまたニコニコして、私の妙な返答にも納得したようだった。こういうとき、姉がこういう人でよかったなと思う。ここで突っ込まれても私は明快な答えを出すことはできないだろうから。


 この日、私は家でのんびりと過ごし、夕方には熱も下がってすっかり元気になった。風邪でもなさそうだし一体なんだったのだろう。母は知恵熱じゃないかと言うが、まさか初めてのれ、れ、恋愛感情? に自分の身体と脳がパニックになった、なんてこと……ないよね?






 とにかく元気になってしまったので翌日は重い足取りで登校する。


「おはよう、高橋さん。元気になった?」


 私の隣の席には当然だが清水くんがいた。


 私は心臓がドキドキしすぎて胸が痛いのをこらえながら、できるだけ平静を装ってそっけなく返事をした。


「おはようございます。もう元気です」


 これだけ言うのも冷や汗ものだった。朝からこんな調子じゃ、今日一日どうやって過ごしたらいいのか!?


「滅多に休まないのにどうしたのかなって心配だった」


 私は驚いて隣の席を見た。私が滅多に休まないことをなぜ知っているんだろう。しかも「心配だった」って……


「ちょっと、大丈夫? まだ熱あるんじゃない?」


 清水くんの顔を見たら頭がぼーっとなってしまった。まずい。これはかなりまずい!


「だ、大丈夫。……たぶん」


「ホント?」


 そう言って清水くんは何気なく私の額を触った。




「…………!!」




 私の表情を見た清水くんはすぐに手を引っ込めた。そして顔をこわばらせる。


「ごめん」


 私はたぶん泣きそうな顔をしていたんじゃないかと思う。


 どうしよう。どうしていいのかわからない。


 もう清水くんを見ているのが辛かった。自分の席についた私は、彼が自分の視界に入らないように不自然に窓のほうへ身体を向けた。


 なんとなく清水くんが私を気にしている気配がした。こんなときにこんなことを思うのも変かもしれないが、人間の五感はかなり鋭いものだな、と私の脳の一部が妙に感心する。


 別に見たくもないが他に見るところもなく、仕方なく窓の外を見た。今日はあまり天気がよくない。私の心の中も空いっぱいに広がる雲と同じように重苦しい色になっている気がする。


 さて、どうしようか。


 いくらなんでもこのままでは授業もまともに受けられそうにない。それは困る。テストが近いのだ。


 私はまず頭の中で問題点を整理することにした。


 今、わかっていることは「私はどうも清水くんが好きらしい」ということ。


 でも「清水くんのどこが好きなのか」とか「清水くんってどんな人?」と聞かれると答えられないということ。


 そして「隣の席を意識しすぎて普通に座っていられない」ということ。


 うーん……。


 とりあえず早急にどうにかしないといけないのは三番目だな。この授業を受ける気がないとしか思えない姿勢で座っているのは腰も痛いし。


 私は一つ大きな深呼吸をした。そして机の横にかけた鞄から教科書やノートを出すついでに勇気を振り絞って普通に座った。


 おお! やればできるじゃないか!


 視界の隅に清水くんがちょっぴり見える。だめだ、意識するとドキドキしてしまう。深呼吸、深呼吸!


 ふぅ……。


 そうこうしていると担任が朝のホームルームのために教室に姿をあらわした。いつもは全然冴えない感じの担任が、今日はまるで救世主のように見える。自分の意識がそちらに集中すると胸のもやもやから気がそれて少し楽になるのだ。


 それじゃあ、次の問題点を考えてみよう。


 「私はどうも清水くんが好きらしい」が「清水くんのどこが好きなのか」とか「清水くんってどんな人?」がわからない、ということだけど……それってつまり本当に清水くんのことが好きなんだろうか?


 本当ってなんだろう? 本当に好き?


 そんな疑問にぶち当たった私の目の前には、ひらひらとプリントがぶら下がっていた。……なんだこりゃ?


 訳がわからずポカンとした私の横から手が伸びて、プリントは私の机の上に着地した。清水くんが私の代わりにプリントを受け取ってくれたのだ。


 私はプリントに目を落とす。


「昨日休んだから知らないと思うけど、今日数学のテストなんだ」


 清水くんが私に少し身体を寄せて小声で教えてくれた。


「そう……なんだ」


 私はプリントから目を離すことが出来なかった。まずい。全然出来そうにない。どうしよう。


 テストが始まった。これは複素数というヤツだったな、と(a+bi)を見て思う。そういえば普段ものすごく真面目な数学の先生がこの虚数「i」について


「数学にもi(愛)があるんです」


 なんて言って笑いを取っていた。愛ね、……愛。


 それにしてもこの愛は二乗するとマイナス1になってしまうのだ。そこから既に訳がわからない。


 虚数の虚という字は空虚の虚。うつろということだ。……つまり、愛とは虚ろなものだということだろうか? 愛だの恋だのとは無関係だった私には、それがどんなものかを想像することすら難しい。


 じゃあ、私のこの気持ちは一体何なんだろう……




 ――って、うおっ! もう残り時間5分ってどういうことですか!?




 私は時間が足りないのとわからないのとで、自分の手がぶるぶると震え始めるのを感じて更に焦った。しかも手が震えるから字が上手く書けない。


「はい、そこまで」


 先生の無慈悲な声が静かな教室に響いた。仕方なくシャープペンシルを置いた。解答を書き込めた箇所だけでやっと半分というところだろうか。もう絶望的だ。


 解答用紙を提出した後、私は思わず頭をかかえてうつむいた。


「大丈夫? 具合悪いんじゃない?」


 隣から清水くんの心配そうな小さな声が聞こえた。


「大丈夫です」


 私は頭をかかえたままちらっと隣の席を見た。肘をついた腕の隙間から清水くんの綺麗な顔が見えた。




 !!!!!




 一度目が合うと、自分の意志とは関係なく視線がそこから動かせなくなってしまった。


 心臓がドキドキとうるさい。頭の中にガンガン響くようだ。


「全然書けてなかったでしょ?」


 うわっ、テストできてなかったの、見られてたのか……。


「全然わからなかったんです」


「だってあんなにきちんとノート取ってたじゃない?」


 うっ! 嫌味だなぁ。


「だから数学苦手だって言ってるでしょ!」


 私は思わず身体を起こして真正面から清水くんを睨んだ。清水くんも同じように背筋を伸ばしてニッコリと笑顔を見せた。




「やっと、俺を見たね」




 ――なんだ、そのセリフは!?



 息が止まった。この人は誰にでもこういうこと言うの?


「さっき触ったの、そんなに嫌だった?」


 と、自分の額を触るしぐさをした。前髪が少し上がってぱらぱらと落ちてくる。その様子につい見惚れてしまった。


「……びっくり……したんです」


 だって普通、隣の席の人にそんなことしないもの。


「そっか。驚かせてごめん」


 清水くんは素直に、そしてとても申し訳なさそうに謝ってくれた。少し胸が痛い。なんでだろう。誰か教えて。


「お詫びに数学教えてあげるよ」


「……はぁ」




 ――って、えええええ!?




 隣の席のソイツはあの悪魔の微笑をたたえていた。こ、怖い! しかも私、肯定しちゃってるし。


「じゃあケータイ教えてよ」


 そう言ってズボンのポケットに手を突っ込んだ。……待て待てマテ!!


「私、持ってないから」


 語尾がだんだん小さくなった。言いながら自分でも恥ずかしくなって背を丸めて小さくなろうとする。


「え?」


 清水くんは驚いたようだった。私はまた彼の顔を見ることが出来なくなってしまった。


「だからケータイ、持ってない……」


 もうほとんど消え入りそうな声で私はやっとそう言った。


「あ、そう……なんだ」


 そんな申し訳なさそうな声出さないでよ! だってケータイなんか私には必要ないんだもの。


「それじゃあ、どうしようか? ちょっと考えとくね」


「……はぁ」


 不思議と私は素直に返事をしてしまっていた。よくわからないが、いつの間にか清水くんに数学を教えてもらうことになったらしい。それは確かにありがたい。このままだと赤点になりそうだ。


 でも問題は教えてくれる人が隣の席のソイツだということだ。


 私は改めて横目で隣の席を見た。途端に心臓が過剰反応する。これって条件反射なんだろうか? 隣の席になる前にも清水くんを見たことはあるが(そりゃ同じクラスだから当然だけど)、こんなに心臓がドキドキして苦しくなることはなかったはずだ。ということは、過去のある時点から私はパブロフの犬になってしまったというわけだ。


 ……いつから、す、す、好きになっちゃったんだろう。


 その日の授業は私にとってほとんどBGM状態だった。一応ノートは清水くんが読んでくれるから頑張って取っていたけれど、内容は書きながらどんどん忘れていった。




 放課後、教室の前に英理子さんが立っていた。私を待っていてくれたようだ。英理子さんの姿を見て私はなぜかとても安心する。


 先日と同じように駅までの道を英理子さんの話を聞きながら歩いた。英理子さんの話も私にとってはほとんどBGM状態だったけれど……


「……ちゃん? 舞ちゃん!」


「はい?」




 ――うわっ! 前から自転車!!




 狭い歩道のド真ん中をボケッと歩いていた。英理子さんに声を掛けられなかったら手前の角から曲がってきた自転車に激突するところだった。危ない、危ない……


「何考えてたの?」


 英理子さんが私の顔を覗き込むように見ながら尋ねてきた。


「え……、あの、いまどきケータイ持ってないって変?」


「変ということはないけど、持っている人が多いのは確かよね。私も持ってるし」


 英理子さんは私に気を遣うように言葉を選んで答えてくれた。


 私がケータイを持っていないのは必要がないからというのが一番の理由だけど、それはつまり持っていても電話やメールが来ないということを意味する。なんと寂しいことか。自分には連絡を必要とする友達すらいないということらしい。悲しいけどそれが事実だった。


「私、連絡を取るような友達がいないの」


 情けないけど私は白状した。英理子さんはとても真面目な顔で私を見た。


「それは今までの話でしょ? 舞ちゃんの相談相手、私じゃダメかな?」


 ダメ、なんてことがあるわけがない。


「……いいの?」


「舞ちゃんこそ、後で後悔しても知らないけどね」


 と、英理子さんはありえないことを言って笑った。


「それで、舞ちゃんは何を悩んでいるの?」


 やっぱりバレてるよね。今日の私は明らかに挙動不審人物だし。私は一つ深呼吸して、思い切って英理子さんに疑問をぶつけてみた。


「英理子さんは遠藤さんのどういうところを好きになったの?」


 英理子さんは私の顔をじいっと見る。そして小首を傾げた。


「舞ちゃん、何言ってるの?」


 ……え?




「好きになるのに理由なんかないよ」




 ……は? それ、どういう……




「強いて言えば、哲史さんに初めて会ったときに『あ、この人、タイプだな』って思ったんだけど、もうそのときからたぶん好きだったと思う。どういうところとか説明なんかできないよ」


 私はその言葉にかなりの衝撃を受けた。まさに目から鱗……。


 英理子さんは私の顔を見て笑う。


「舞ちゃん、そんなんじゃすぐバレちゃうよ」


「何が?」


「本人に」


 ――ひぇーーーーー! それは困るっ!!!!!


「こういうのは相手から言わせなきゃ」


 ――そんなこと無理、絶対無理!!


「あ、今、無理って思ったでしょ?」


 ――ひぃ! バレてる。


「だって顔に書いてあるもん」


 ――なんですと!?


 私は慌てて頬をこすった。その様子を見て英理子さんはプッと吹き出した。


「じゃあ自分から言ってみる?」


「無理無理、絶対無理。それに……好きだと気がついたの、一昨日だもん」


 英理子さんは少し考える表情になった。


「一つ質問していい?」


「うん」


「それとケータイと何か関係ある?」




 ――うっ! それは……




「……あるのね。了解」


 いや、勝手に了解しないでほしいんですが。


 内心青くなっている私のことなどおかまいなしに、英理子さんは更に思案顔をしている。


「そうだなぁ……」


 そう言って「うーん」と英理子さんは唸った。私には英理子さんが何を考えているのか見当もつかない。


「ケータイはもうちょっと様子見てからでいいと思うわ」


「……はぁ」


「いい? 少しでも『好き』みたいな態度を見せちゃダメよ。相手は手練てだれの悪魔なんだからね」


「……はぁ」


 手練なんて普段あまり使わない言葉だな、と思いながら私は英理子さんの言葉の意味をようやく理解する。




 ――って、もしかして英理子さん、知って……る?




 また私の顔に書いてあるのを読んだのか、英理子さんはニッコリと微笑んだ。


「大丈夫。私に任せといて!」


 そしてバシッと私の背中を叩いた。痛い!


「いい? 舞ちゃんはなるべく好きだと気がつく前と同じようにふるまうのよ。二人っきりになっても、だからね?」


「はぁ、努力してみるけど……」




 ――って、二人っきり!?




 そんな状況を想像しただけで頭の中がパンクしそうだ。自覚する前は、事故とはいえ抱きついたり定食屋さんに一緒に行ったりしてもここまでドキドキすることはなかったのに、もしかしてこれが恋心というヤツなの?


 今度は赤くなった私を英理子さんがニヤニヤと不敵な笑みを浮かべて見ていたのだった。




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