辺境の地の小さな村
夜中に突然 空にまばゆい光が現れ
小さな村の小さな家に
男の子が生まれた
ーウイルーと名付けられた
ウイルは3歳まで元気に育ったが 4歳から病気がちになり
たまに外に出ても じっと隅っこに座っているような子だった
5歳の洗礼の時に みんな1つスキルをもらうのだが
ウイルにはなかった
両親からは励まされたが みんなからは
ースキルなしーと馬鹿にされた
小さな子にとっては つらい日々だった
なぜ僕にはスキルがないんだろう
将来何になったらいいのかわからないまま
父の畑仕事を手伝っていた
8歳になったとき夢の中で
明日教会に来なさい
と 神様に言われた
きっとあれは 神様だったと思う
朝 父に 今日教会に行ってもいいかな
と聞いてみた
いいけどどうした?
ちょっと神様に呼ばれたんだよ 夢の中で
そうか そりゃ行ったほうがいいな
母さんにも いっとこう
朝食の時 父から神様の話が出た
もしかしたら スキルがもらえるかもしれんね
うん 僕もそれ考えてた
10最右になったら仕事決めなきゃいけないし
悩んでいたんだ
もらえるといいなー
きっともらえるよ
じゃあ行ってくるよ
待ちなさい と 母が 少しの野菜を
持たせてくれた




