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2度目の婚約破棄は余裕です。  作者: 八山はちた
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5話 氷の貴公子vs大魔道士オタク眼鏡



「飛び級の試験に合格したんだな。流石だ、アリスト」

父が誇らしげに兄に声を掛けた。

「はい、これも幼い頃から父上が優秀な教師を付けてくれたお陰です」

父が帰宅し夕食時に家族が揃い、家族の団欒が始まった。父は嬉しそうに続ける。

「それでも、飛び級試験は昔からとても難しかった。私も受けたが落ちてしまったからな」

「そうなのですか?」

意外だ。父も優秀で相当な魔法の使い手だと聞いていたからだ。

ふふっと、笑って母が応じる。

「そうよ。お父様ったら、婚約者だったわたくしと同じ学年になりたいからって、受けたのに落ちてしまったの。だからアリスト、貴方が頑張ったからこその合格なのよ。わたくし、誇らしいわ。」

そうなのか。父は昔から母にゾッコンなのか。そういえば、母の方が一歳年上だと聞いた事がある。

それにしても、兄は父譲りの美しい白菫の髪。それに中性的な神がかりに美しい顔立ちに、私と母とは色味が少し違う濃い蜂蜜の様な、これまた美しい瞳をしている。美しいだらけだ。美しいしかない。そして頭もいい、魔法にも剣術にも長けているなんて、ちょっとチートが入っているんじゃないですか?人間作りが面倒になった神様がステータス全振りしたかの様なスペックだ。神様、良い仕事しましたね!グッジョブです!

イケメンなのに頭までいいのか…。まるで乙女ゲームの攻略対象の様だ。

「いえ、元々そのつもりで入学前より勉強していましたから…」

兄はそう言って俯いた。何を謙遜しているのだ。すごいと言われたら素直に喜べばいいのだ。本当にすごいのだから!私だったらふんぞり返って天井を見上げているだろうに。

「お兄ちゃまは、そんなに難しい試験に合格してすごいです!」

「そうかい?ラナリィに褒めてもらえるなんて光栄だな。」

兄は照れた様にはにかんだ。

「ラナの自慢のお兄ちゃまです!」

「ラナリィ、お兄様、もっと頑張るからね。」

はにかみから一転、キリリと表情を引き締める。

「ははっ、これからはアリストを褒めたかったらラナに頼むとしよう。」

父が楽しそうに笑った。やっぱり兄が帰って嬉しいのだろう。

「違います。みんなでほめるのです!その方が何倍もずっと嬉しいもの!」

「ふふ、そうね!ラナリィの言う通りだわ。アリスト、貴方ってば本当にすごいわ!」

「全くだ!流石、フィリアの子だ!」

「それに、お父様に似てイケメンだわ。」

「フィリアに似て、頭脳明晰、所作も美しく、全てが完璧だ!」

「まあまあ、貴方ったら。」

おい、こいつらどさくさに紛れずイチャつきだしやがったぞ。兄を褒める時間だろうが。

兄と一緒にドン引きする。

「でも、もっとすごいのはラナリィだ。こんなに小さいのにもう初級の土魔法が使えるんだろう?精霊とも契約している」

兄が両親から私へ視線を移して言った。

半眼にしていた眼が、優しいものへと変わる。

「えへへ」

それ程でも。

「本当にそうだな!流石、フィリアの娘だ!」

「まあまあ、あなたったら。」

いや、もういいて。

「私はまだまたですわ。エルが私を選んでくれただけですもの。まだまだ、これからです!でもね!魔法の練習は頑張ってますの!お兄ちゃま、良かったら明日見てください!」

「勿論!明日が待ち遠しいな。」

兄は嬉しそうに頷いた。






月が高く煌めく頃。

広大な園庭で一匹の精霊獣が月光を浴びて金の毛並みを輝かせていた。

「エルガイア…」

その神々しい獣に1人の少年が声をかけた。

「ルーファウスか」

「違う。今はアリストだ」

アリストは首を振って否定する。

「いつ、思い出した?」

「…はっきりと前世と一致したのはラナリィがクラウディアの生まれ変わりだと話が出た時に。しかし、物心ついた時から違和感はずっとあった」

そう言ってアリストは苦しそうに俯いた。

「やはり当時の我如きの呪いでは記憶までは引き継げんかったようだ。…長い間、つらい思いをさせた。」

アリストは首を振ってエルガイアを見上げる。

「いや、お前のお陰で僕は明確な意志を持ってここに居れるんだ。エルガイア、お前には感謝している。……それで、今更だが、…やはりラナーリアはそうなのだろう?」

「そうだ。あれはクラウディアだ」

分かっていた。理解していたはずなのに、事実は鉛の様に重く、アリストの心にズシリとのし掛かった。

「…あれから、三千年以上も経ったんだな…。今では建国神話などと言われている。まるでただただ美しい童話の様に。僕が何も残せなかったせいで」

アリストは自嘲気味に笑うと続けた。

「…そんな長い時を経てもなお、お前は約束を果たしてくれたんだな」

「果たすも何も、我には罪がある」

「あれは!お前が悪い訳では決してない…!」

アリストの形相はエルガイアに向いていたが、その瞳は記憶の奥、怨讐を見ていた。

「お前がそうであった様に、我もまた己の未熟さによる愚さ、失った悔悟の念が消えぬのだ。あれは我にとって最愛の盟友であった」

「そうだな。エルはディアが大好きだったし、いつもディアを追いかけ回していたからな」

「そういうお主も大概なシスコンであっただろう」

「それは今もだ!!」

アリストの目がカッと見開かれた。

「ラナリィは生きる宝玉。いや、神玉か。存在がもう、神なんだよ。神可愛いとしか言えない。シスコンにならないはずがない。誰にだって抗えない、あの愛らしさは!」

「それは否定できぬな」 

アリストの熱弁にエルガイアが深く頷いた。

重い空気が和らぎ、二人は力が抜けた様にふっと笑った。

「エルガイア、僕はただ贖罪の為だけに、ラナリィを守りたい訳じゃない。ラナリィが今の僕の光なんだ。」

「そうだな、ラナーリアはクラウディアとは似ても似つぬ。」

エルガイアはそう言って少し笑った。

風がさらりと頬を撫でていく。アリストは意を決した様にエルガイアに問う。

「…それで、奴は、…もう?」

エルガイアは頭を緩やかに振った。

「いや、ラナーリアが生まれてから我はずっとここで見守っていたが、匂いは微かだった。これならば、気づかれまいと思ったが、倒れてから匂いが濃くなり、加護で誤魔化したが隠しきれぬ。今は契約し、額に埋めた我の精霊石の力で限りなく匂いと気配を抑えているが…いつまで誤魔化せるかは、解らぬ。」

エルガイアの言葉にアリストはグッと手を握り込んだ。

「いずれは気づかれる、と言うことか…。」

「だろうな。」

それも分かっていた事だ。だが、ラナーリアがクラウディアと同じ魂を持って生まれたばかりに重い宿命を背負わなくてはならない。その事実にやるせ無さを隠しきれなかった。自分達が守れなかった未来がここにあり、愛おしいラナーリアを拘束している。

「…ラナリィには、幸せに笑っていて欲しい。その為に、僕は強くならなくては」

強く拳を握りしめ、アリストはエルガイアに乞う。

「エルガイア、頼む。僕にはまだ力が足りない…。だから、お前の力で何とかラナリィを隠してくれ。僕が戦える様になるまで…!」

目を細め、エルガイアは優しくアリストに答える。

「勿論。伊達に神話の時代から生きておらんわ。…それに、お前の事は当てにしておる。」

アリストは、強く頷いてエルガイアにありがとう。と言った。







「見ててくだちゃい!お兄ちゃま!」

噛んだが、まぁ気にせず、力を込める。

土がボコボコっと隆起しては砕け、隆起しては砕けた。小さな花壇の土が見事に耕されていた。

今度はもう少し力を込めて、土を盛り上げるとそれはボコボコと形をなしていき、歪な土人形になった。土人形はぴょんぴょんと飛び跳ねるとボロッと崩れた。

はぁ…、やっぱり可愛くできないし、数秒も持たないか。

「…………。」

アリストは目をまん丸にして、崩れた土人形を見ていた。

「お、お兄ちゃま…?」

不安になり声をかけると、兄が歓喜に声を張った。

「ラナリィっ!!凄いじゃないか!!ゴーレムなんて高度な土魔法だぞ!まだ4つなのにだ!君は天才だ!!素晴らしいよ!あぁ天使だ!!」

私を抱き上げると、頬にキスしたり高い高いしたり、クルクル回ったり大忙しだ。

「当然です。お嬢様はクラウディア様の生まれ変わりなんですから。」

一緒に見学していたドクターがスッと眼鏡を上げて何故かドヤっている。まぁ、ドクターが教えてくれていたけども!天才の言う事はあんまり理解できなかったからね?あんまりドヤらないで欲しいものだ。

すると兄様から、何故かヒヤリとした空気が漂い出した。

「聞き捨てならないな。ラナリィが頑張ったから純粋に凄いんだ。生まれ変わりだから凄い訳ではない。」

見れば、兄様の顔は蕩けるような笑顔から一変し、スンっと表情をなくしている。

「いえ、お嬢様の魂は魔法使いとして洗練されています。だから当然だと言う意味です。」

おいおいおい。何か始まってしまったぞ。この若造どもが。

「いいや、魂も何も関係ない。ラナリィが日々、頑張っているのを貴方は見ていたはずだ。それは生まれ変わりだから当然などと、一言で済ませていいことではない。」

兄は私を抱きしめて、頬を合わせドクターを冷ややかに見ている。

「お嬢様の努力は日頃から見ていますので、重々承知しております。が、事実なので」

お兄様!ドクターはちょっとアレなんです!ただの大魔法使いオタクなんです!だから多分悪気はないの。怒らないであげて?

「貴方はラナリィの教師には向いていないようだ」

「おやおや…、帰還されたばかりのアリスト様には分からないかもしれないですが、私はお嬢様と、ひ・ご・ろ・から主治医として、師として強い信頼関係で結ばれているのです。それは余計な世話という奴でしょう」

日頃をめっちゃ強調するやん。

「…結ばれている…だと?」

ヒヤヒヤを超えブルブルを体現する様に2人から凍える様な冷気(魔力)が溢れてくる。

ちょっと待ってくれよ。寒いから。二人に挟まれている私を心配しておくれよ!凍りそうだぞ!

「まぁまぁ、お二人ともお嬢様が困ってますから。」

オロオロブルブルしていると暖かい目で今まで傍観していたフレックスが助け舟を出した。

「お嬢様は、頑張って凄いし、クラウディア様の生まれ変わりで凄いで、いいんじゃないですか?両方とも事実なんですし。お嬢様も折角、頑張って魔法を披露したのに、大好きなお二人がこんな雰囲気になってしまっては悲しいですよ。ね?お嬢様。」

そう言ってあからさまに肩を落としてから、私にウインクをした。

「悲しいよー!フレックスーー!」

私は身を捩り、兄を押して腕の中から飛び降りた。そして、フレックスに走り寄って抱きついた。フレックス!そうなんだよ!めっちゃ寒かったよ!お前が1番大人だ!

フレックスは私を抱き上げるとよしよしと頭をさすってくれた。

「なっ!!フレックス!ラナーリアから離れろ!!」

「そんな無茶苦茶な。お嬢様から来てくださったんですから。ねぇ?」

「ねー。」

兄は悲壮感を漂わせてあからさまに声を落とした。

「ラ、ラナリィ…すまなかった。悲しい思いをさせるつもりはなかったんだ!すまない!」

悲しいというか、寒かったんだよ!

「お兄ちゃま!ドクターも!喧嘩はダメです!」

ぷくーっと頬を膨らませて、眉根を寄せた。

「あぁ!もう!ドクター!悪かった!だから、ほら、ラナリィ、こっちにおいで?」

謝罪が適当か!うん、まぁ、兄様はあんまり悪くないし、よし、許そう!そこでドクターのこともきっと睨んだ。お前は!大人気ないぞ!

「申し訳ありません。お嬢様。アリスト様。言葉が過ぎました。アリスト様の仰る事はご尤もです。お嬢様はただただ凄い。」

宜しい!そう、なんか知らんけど、私は凄いのだ!それでいいんだ!もっと褒めろ!

「よろしいですわ!」

ふんすっと鼻息を噴き出してから、フレックスに下ろしてもらうと、テポテポと兄に歩いて行った。たどり着くと直ぐに抱き上げられた。

「ラナリィ、よく知らない男に抱き付いては駄目だ!」

兄は私を諭す様に言った。

「酷いですよ?アリスト様?」

その通りだ!フレックスが助けてくれなかったら私は凍ってたんだぞ、こら。

「フレックスはとっても良い人なのです!ラナはフレックスが大好きになりましたの!だから抱っこしてもらいます!」

「お嬢様は、可愛いなぁ。」

フレックスはニッコニコだ。

兄は顔面蒼白である。

「待て!待て待て!待ってくれ!ラナリィ?何だって?だ、大好き?だ…大好き?!駄目だ!駄目だからな!フレックス!ラナーリアに近づくな!」

「そんな無茶苦茶な。」

そうは言うがフレックスの顔は微笑ましいものを見るように和やかだ。

「お嬢様、俺もお嬢様が好きですよ。でも、アリスト様をあんまりいじめては可哀想です。ほら、血の気が引いてますよ(笑)」

流石、フレックス。好きだぞ、そのノリ(笑)フレックスに免じて弄るのはやめてあげよう。

「でも、ラナはお兄ちゃまの方がもーっと大好きですわ!」

まるでパッと花が咲くように表情が弾けた。

「ラナリィ!僕も大好きだ!僕の天使!」

ギュッと抱きしめられて、兄の爽やかな匂いに包まれた。あぁ、楽しいな。幸せだな。

「あははっ!百面相じゃないですか、アリスト様。氷の貴公子もお嬢様の前じゃ溶けてしまう様ですね」

フレックスが声を出して笑う。

「お兄ちゃまは氷の貴公子なのですか?」

ふと疑問に思って聞いてみる。

「僕はそう名乗った事などないが、しかし、氷魔法は得意かな」

「属性に氷がありますの?」

はて?属性に水はあると勉強したが氷属性などあっただろうか?疑問に思って聞くとドクターが答えてくれた。

「お嬢様、氷は水の上位魔法ですね。それぞれの属性には上位魔法化で形態を変えるものがあるのですよ。水は温度変化を加える事で氷や蒸気に。火は、圧縮し解放する事で爆発や閃光という風に、二重三重に魔力に変化を加えることで属性は上位化します。その分、コントロールや構築が難しく高度なテクニックが必要になるんですよ。」

成る程、理解は出来るが、それを行うとなると話は別だ。この世界の魔法はイメージ構築が何よりも大切で、それとコントロールさえ上手く出来れば詠唱は要らないらしい。だが、言葉にする事でイメージしやすくなる為、イメージを詠唱として唱える魔法士は多くいるそうだ。

「流石ですわ!お兄ちゃま、すごいです!」

私が褒めると兄は照れた様に微笑んだ。

「ラナリィが熱を出した時に、氷枕を作ってあげたくて練習したんだ」

そ、そんな事で上位魔法を?勿体なくない?

「お嬢様、アリスト様が氷の貴公子と呼ばれているのは、氷魔法が得意というだけの理由じゃないんですよ。誰に対してもずっと無表情で感情をお出しにならないからです」

フレックスがそう教えてくれたが、そんな馬鹿な。流石に信じられない。帰省してから兄がずっと無表情だった事などあっただろうか?いや、ない。

「お兄ちゃまはいつも感情ひょうげん豊かですわ」

「ラナリィの前では自然と笑顔になってしまうからね」

兄は穏やかに微笑みながら私の髪をさらりとすいた。

氷の貴公子か。この美貌で氷の貴公子。うん!いいな!それは萌えるな!










暖かい日差しが窓から差し込む。

広い庭園には庭師によって整えられた花壇に色ごとに整列する様に花々が咲き誇っていた。

日々、訓練として至る所の土を耕すため、公爵邸はやたら花壇だらけだ。庭師には申し訳ないと思っている。

マルチナから髪をとかされ後ろでリボン飾りを付けてもらう。

「お嬢様は今日もお綺麗ですわ。チナは毎朝この時間が楽しみなんですよ」

ドレッサーの前にちょこんと座り、改めて自分を見てみるが、やはり可愛いのだ。自慢である。

鏡に映る私は、赤ちゃん特有のフニフニぽにょぽにょっぽさがなくなり、完全な幼児に進化していた。

そう、なんと私は6歳になりました。

「いつも、ありがとう。チナ」

チナにお礼を言い微笑むと、ソファに移動した。ミカエリスや使用人達を呼んでもらい、いつもの内職を始める。

あれからというもの、空の魔法石をわんさか用意し、一回に数個、数秒の速さで魔力を込められるようになった。ミカエリス達に手伝ってもらいながら、宛ら魔法石工場のように次々に魔法石を量産していく。因みに宝石やらにも魔力を込めてバフを付与することも出来る様になった。主に防御型のバフだ。それらを騎士団やら宝石商やらにバンバン卸していった。他のものより、質が良いらしく良い値で売れる。

私は、貯めに貯めたお金を使い、エルドカルド領に孤児院を増設し、環境を整えた。

次は学校を作りたい。知識が有れば、生きる力が増すということ。計算が出来れば、お金の管理がしやすくなる。識字率を上げ経済を知れば騙される確率が減る。そうして、将来の道が何通りにも増えていく。

学校の設立、運営にはもっとまとまった収入が必要だ。孤児院だって作って、はい終わりじゃないのだ。

その為には、今の稼ぎじゃ全然ダメ。私も領に関わり、我が領をもっと知らなければ。何ができるか分からんが、燻っていても仕方がない。色んなものを見たり聞いたり、行ったり遊んだりしてたら、なんか閃くかもしれんしな!

そろそろ父様に直談判しに行っても問題はないだろう。

よし!と気合をいれ、立ち上がった。




更新が遅くなりました。

いつも読んで下さってありがとうございます。


誤字脱字、乱文あると思います。生暖かい見ていただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

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