第7話 黒い月
レエドトーナメント3位決定戦。
俺はボロボロの身体でその舞台に立っていた。
周囲から歓声が聞こえる。
ユキ「アイセ3位だよー!」
ギル「やったな!アイセ!」
観客1「すごいぞ!3位だよ!」
観客2「ハリケーンかっこよかった!」
観客3「ファンになりました!」
観客4「入賞おめでとう!」
その声援はとても気持ちのいいものだった。
俺は観客に微笑んだ。
ヒニー「ぐっ...はぁはぁ」
倒れていたヒニーが起き上がり近づいてきた。
ヒニー「めちゃくちゃ悔しい。けど、アンタの方が強かった。3位おめでと。」
ヒニーの顔がそっぽを向いているのは悔しいからだろう。
アイセ「ああ...!ありがとう。ヒニー。」
俺とヒニーはフィールドで強く握手を交わした。
そして互いに観客席で待っている仲間の元へ戻った。
ギル「すごかったぜ」
ユキ「おめでとう!私まで嬉しい気持ちになっちゃった!」
アイセ「みんなの応援のおかげだよ。ありがとう。」
反対側でウミーとヒニーは話していた。
ヒニー「お姉様...負けてしまいました」
ウミー「ヒニーお疲れ様。ゆっくり休んで。」
ヒニー「はい。決勝、勝ってください。」
ウミーは小さく頷いた。
ナレーション「ついにこの時がやって参りました。レエドトーナメント決勝戦!勝利を手にするのはどちらだ〜?
ウミー選手VSスアマ選手
バトル!レディーゴー!」
ウミー「水魔法!ウォーター!」
スアマはバク宙で回避
ナレーション「ウォーターがあっさり避けられた!」
ウミー「想像以上...!」
スアマ「メタルショットガン」
金属の玉が銃口から数発放たれウミーを狙う。
すかさずウミーも魔法を発動。
ウミー「防御魔法!ウォーターバリア!くっ...きゃあっ!」
スアマ「1発防いだか」
ナレーション「ウォーターバリアをメタルショットガンが撃ち抜いた!ウミー選手このままダウンか!?」
ウミー「まだ...やれる...」
スアマ「ほう。」
スアマは少し笑った。
ウミー「接近戦に持ち込む!水魔法!ウォーターナイフ!」
観客席の俺は驚いた。
アイセ「あんな技を持っていたんだ!」
しかしスアマは少し笑っていた。
スアマ「面白い。」
ウミー「はっ!」
ウミーがウォーターナイフでスアマに切りかかる。
スアマ「防御魔法。バリケード」
ナレーション「ウォーターナイフが防がれた!」
スアマ「面白いバトルの褒美だ。」
口を開いたあとスアマの途方もない魔力が会場全体を会場全体を包み込んだ。
スアマ「月魔法!ダークムーン!」
闇のように黒い月がウミーに当たり弾け飛んだ。
ウミー「きゃあああああっ!!」
ウミーの悲鳴と共に会場に煙が立った。




