7話 目覚め
前回の更新よりだいぶ遅れました。
まあ不定期って宣言してるし多少わね。
俺は彼女のことを庇い通り魔らしき人に刺された。
そこまでしか覚えてない。
おそらく自分は死んだのだろうが彼女が無事なのか心配である。
彼女の安否も心配だが他にも疑問に思うことはある。
初めに死んだはずなのにどうして自我があるのか。
これは特に気にすることはないだろう。
いくら推測に推測を重ねても答えは出ることはない。
次になぜ自分はここまで冷静でいられるか。
死んだせいなのかそれとも元々こういう性格なのか。
ちょっと待て、これではさっきと一緒ではないか。
などとあれこれ考えているうちに意識の奥底から浮上しているような感覚が芽生えた。
なんだ?おれは生きていたのか?もしくは夢落ちか?
そしたら最高に笑えるんだけどな。
はたして目を覚まし最初に飛び込んできたのは…
ドラゴンだった。
いやまて落ち着けあわてるな俺。
焦りは禁物、まずは深呼吸しよう。
ひっひっふー ひっひっふー
違うこれはラマーズ法。
というか目が覚めて目の前にドラゴンがいること自体異常だろ。
百歩譲って異世界にいるということは受け入れよう。
だけど普通は赤ん坊になってましたとか教会みたいなとこにいて勇者として召喚しましたとかだろ。
なんで主人公が物語の中盤から終盤にかけて戦うドラゴンが最初にいるんですかねえ。
詰んだわ。詰んだ詰んだ。初めが肝心とかいうけどさすがにこれは無理でしょ。
あーついてね異世界来てもう死ぬのかよ。
スポーンキルとかやめようね、マナー違反よくない。
少し時間がたち俺が落ち着きを取り戻すのを見計らったようにドラゴンが話しかけてきた。
「〇〇〇〇〇〇〇〇〇」
何いってるかまったくわからない。
おそらくこの世界の言語だと推測するが、何なんだろう。
とりあえず適当に返事しておかねば。
「あ、あの……」
おいまて俺、ここは異世界だぞ、日本語が通じるわけなかろう。
馬鹿なのか?
「倭の国の言葉をしゃべるのか少年。」
(わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!日本語喋ったぁ!!)




