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五話

 防具屋はどこかと探していると、道具屋を発見した

 そういえば俺は、回復薬も毒消しなんか何ももってなかった

 ま~俺には指輪があるし殆ど必要はないが、あって困るものじゃないので買うことにした


「すいません 回復薬十個と毒消し五個と麻痺消しを五個ください」


「回復薬が一個銅貨50で他のが、両方とも銀貨1枚だけどいいかな?」


 結構するなと思ったが、臨時収入で金貨3枚入ったし買うことにした


「それでいいですください」


「全部で小金貨1枚と銀貨5枚だよ」


 お金を渡して品物を受け取ったあとに


「そういえば見ない顔だね 新人さんかい?」


「はい 昨日冒険者になったばかりのルドといいます」


「私はゴーンだよ 新人さんならオマケで回復薬を二個サービスしとくよ

 そのかわりこれからもうちを贔屓にしておくれよ」


「わかりました」


 良いおっさんだったなこれから必要な時はここで買おう

 店を出て少し歩くと防具屋を見つけたので入ってみた


「いらっしゃいませ どんな防具をお探しですか?」


「動きの邪魔にならなくて防御力が高いものがいいな

 それと俺はまだ成長途中だから一年は着れるものがいい」


「それだと こちらの鎧などいかかでしょうか?」


「見た目は普通の革の鎧だがなにか特徴が?」


「素材がワイバーンの革でできておりますこれなら体が大きくなっても少し手直しすれば

 着れるようにそんなにお金をかけないで数日で手直しできるのですが

 値段の方が大金貨7枚となります」


 これで師匠達からも、怒られない装備をてにいれた

 もしワイバーンの革じゃなければ、この店を潰してやろうなどと思っていたが


「なるほどならそれを それと鉄製の籠手と臑当をください」


「小金貨じゃなく大金貨ですよ大丈夫ですか?」


「お金はあるから大丈夫です」


「そうですか まさかこれを買ってくださる方がいるとは」


「なぜですか?」


「見た目が革の鎧とほぼ同じなのが、皆様に嫌われた原因のひとつのようですね

 それと値段が高すぎるも素材が素材なので、高くなるのはしょうがないのですが

 冒険者のみなさんは皮の鎧は、初心者が着るものだからベテランになると着たがらないし

 初心者の方は、こんな値段の品物を買える人がいないものですから」


「確かにそうですね」


 俺もレティーから金を貰っていなければ買えないしな


「でも品物的には、そこらへんのプレートアーマーより防御力もあり少しですが

 魔法に対しても防御力を持っている逸品です」


「俺は運がよかったですね そんな良いものが売れ残っていたのだから」


「そう言っていただけるとうれしいです」


 と店主はとても満足げな顔をしていた

 売れないとわかっていたが、一応始めてくる客にはこの鎧を勧めていたらしい

 これで奥さんに小言を言われなくて済むと喜んでいた


「籠手と臑当でしたね 鉄製ではないんですが

 こちらもワイバーン製のがあるのですが、いかがでしょうか?」


「それもあるんですかおいくらですか?」


「そうですね 鎧と籠手と臑当全部で白金貨1枚でどうでしょうか?」


「ん~そうですね 買うことにします」


「ありがとうございます」


 白金貨1枚を渡し装備を受け取ってつけてみると、軽くて付け心地もよく満足できるものだった


「血で汚れた場合はどうすればいいですかね?」


「水で流すか拭いて貰えればすぐとれますよ

 水につけても大丈夫な用に作ってあるので安心してください」


「わかりました」


「そうそう 着替えは持って行った方がいいですよ


 鎧は水で洗って数分すれば乾きますが着ていた服などを洗うと

 乾かないので、気持ち悪いまま町に帰ってくる人が多いんです」


「なるほど」


「サービスでそちらの棚から上下1着お持ちください」


「いいんですか?」


「はい 大丈夫です」


「ありがとう」


 お礼を言って俺に合う服を貰い、北門に向けて歩いていった


「おはようございます」


 と門番さんに挨拶をし


「外へでるなら住民カードか身分がわかる物をみせてくれ」


「冒険者カードでいいですか?」


「ああ 大丈夫だ」


 カードを見せると水晶にかざし


「これでよし また町に入る時は、カードを見せてもらうことになるから

 カードをなくさないように大切にしてくれよ」


「わかりました」


 カードは失くすと門番のところで再発行して貰えるのだが

 発行して貰うのには、金貨1枚かかると冒険ギルドで貰った本に書いてあった

 魔法袋に入れとけば失くすことはないから問題ないけど、盗まれないようにしないとな

 では冒険者になって初めてのクエストにいきますか

 でもあんまり目立たぬように心がけないといけないな

 目立つとギルドであった馬鹿見たいのがよってくるから、気をつけないとうざくて大変だ

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