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二十二話

 全員を連れて歩くわけにもいかないので、奴隷商人の馬車で宿まで全員を

 二回にわけて運んでもらった


「ルド可哀想なのわかるけど、一度にこんなに買ってくる?」


「今更いわれてもな」


「それも19人中男の子が3人って、ハーレムでも作るつもり?」


「それは考えてないな 救う基準が子供 女 男だっただけだ」


「それはいいけどどうするのこんなに?」


「子供達の世話は少女達に任せてシーリアは買い物なんかを頼む」


「わかったわ まずお風呂に入るわよ。あなた達9人で子供達を


 風呂に入れて綺麗に洗いなさいわかった?」


「それと全員分の新しい服が入っているから、、今着ている服は綺麗な服が

 入っていた袋にいれて風呂の外の通路に出しておけ捨てるから」


 俺が言うと一人の女性が


「もったいないので持っていてもいいでしょうか?」


 と聞いてきたので


「欲しかったら好きにすればいい」


「さてお風呂にいくわよ ついてきなさい」


 シーリアが先頭で風呂場にいった


「ルドさんまたたくさん買ってきたね」


 女将さんが呆れながらいってきた


「これで殆ど持ち金がないけどね」


「これからどうするんだい?」


「今日馬車買って明後日には、ジューク山にある村に行く予定です」


「無理するんじゃないよ」


「大丈夫ですよ」


 風呂場から帰ってきたシーリアに、必要な物を買うに金貨5枚渡した


「こんなにいらないわよ」


「余ったら返してくれればいいよ」


「わかったわ ルドはどうするの?」


「馬車を買いに行ってくる 大きめのを買えば荷物が殆どないから

 少し狭いけど乗れるだろ」


「そうね窮屈になりそうだけど どれぐらいかかるの?」


「馬車なら朝でれば夕方には着くと思う」


「それなら少し狭くても我慢してもらいましょ」


「馬車買って来るから服とか必要なものヨロシク」


「まかせてルド」


「すいません二十人近く乗れる馬車を買いたいんですけど」


「二十人ですか うちにはそんな大きい馬車は扱っていませんね」


「そうですか一番大きい馬車は何人乗りですか?」


「大きいのは10人のりですね」


「子供と少女なら20人ぐらい乗れますかね?」


「きついですけど何とかいけるかもしれないですね」


「いくらですか?」


「馬二頭と馬車で大金貨1枚ですね」


「いつぐらいにもらえますかね」


「明日の夕方までには用意できますが」


「なら明後日の朝取りにきますので宜しくお願いしますね」


「わかりました」


 俺は馬車の手配が終わったので、師匠達のお土産を探しに町をぶらついた

 用事が終わり宿に戻った俺はみんなを食堂に集めた


「俺の名はルド お前たちは明後日、俺が住んでいる所の近くにある村にいく

 そこでお前たちは、俺の師匠達に剣の使い方や魔法の使い方を覚えて貰う

 そこで適正がないものは、料理や洗濯など家事全般を覚えてもらう

 適正がないものは一月銅貨10枚 適正のものは銅貨30枚支払おう

 衣食住は俺が負担するから小遣いにはなるだろう」


「あの・・ルド様本当によろしいのですか?」


「お前の名前は?」


「私の名前はシャーリーと申します 私達は奴隷なのですから、お金を貰わなくても

 ルド様の為に働くのは当たり前なのですが」


「シャーリー ルドは他の人とは違うのよ気にするだけ損よ」


 シーリアが褒めているのか微妙なことを言ってきた


「俺は奴隷制度が嫌いだからな お前たちが20歳未満で結婚したくなったら、相手を

 つれてこい奴隷から解放して結婚祝い金をやろう。それと20歳すぎて自活できる

 と判断した場合も解放しよう。これはお前たち全員に約束しよう」


「本当でございますかご主人様」


「本当だ」


 俺がそういうとみんな涙をながしながら喜んでいた


「女将さん飯をよろしく」


「はいよ 量が多いからここに置いておくから自分でとりにきとくれよ」


「わかったよ 聞いたな各自自分の分をとってきて席につけ

 シーリア細かいことはまかせた」


「もうしょうがない人ね」


 といいながらもみんなの面倒をみてくれた

 食べ終わり各自部屋で寝かせた


「迷惑かけてなシーリア」


 俺が抱き寄せてキスすると嬉しそうに体を寄せてきた


「まさかこんなに買ってくるとは思わないわよ」


「それでも何とかするとはさすがだよ」


「フフフ」


 二人でベッドへ行きそこで話しをすることにした


「シーリア頼みがある ジューク山の洞窟にいったら君も彼女達と一緒に

 3ヶ月ぐらいの間生活をしてくれないかな?」


「どうゆうことよ」


「その期間でルークに説明しようと思ってな」


「私が一緒だと邪魔になるのよね?」


「そうじゃないんだ。一緒にいくと君は、絶対に嫌な思いをすることになる

 それなら彼女達と一緒に師匠達に、稽古をつけてもらって強くなるほうが

 いいんじゃないかと思ってね」


「そうね 確かに今の私じゃあなたの足手纏いでしかないわ」


 シーリアは悔しそうな顔をしながらも自分の実力を把握していた


「それとご主人様と以外の呼び名はないかな?」


「彼女達にはあなたが、ご主人なのだから当たり前じゃない」


「それはそうなんだが、ご主人様と呼ばれるとなんかいたたまれない気持ちになって

 しまうんだが、ルド様と呼ばせるのも何か違う気がするんだ」


「あなたの身分だとルド様でも問題ないわよ」


 シーリアが、悪戯っ子みたいな顔をしながらいってきた


「それは認めるがな だが俺はただの冒険者だしな」


「そうねご主人様で我慢しなさいよ」


「しょうがないか 俺がいない間よろしく頼むよ」


 キスをしそのままベッドへ押し倒し、シーリアを可愛がってから寝た

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