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十四話

 朝食を食べ終わったので、ギルドに行くことにした


「そういえばシーリア チームはどうやったら作れるんだ?」


「チームを作るにはA級以上の人がギルドに申請すれば作れるわ」


「なるほど俺達でも作れるんだな」


「問題ないわ 作るきなの?」


「お前が、俺の女とみんなにわからせる為に丁度いい」


「まかせるわ」


 姉御肌は消えないが、以外に尽くすタイプの女だったみたいだな


「ん?」


「どうしたの?」


「いやなんでもない」


 つけられているし殺気も感じるなこっちを殺すきだな

 気にしてもしょうがない襲ってきたら返り討ちにしよう


 ギルドにつきまずは掲示板を見にいった

 いいものがないな~と見ていると


 討伐依頼 リザードマンB級

 応募資格 PTでの参加 C級以上

 報酬討伐 一体 小金貨3枚

 募集人数 上限なし


「リザードマン受けようと思うがいいか?」


「いいわよ」


「すいません リザードマンの依頼受けたいんですが」


「こちらの依頼はPTですね シーリアさん以外はどなたが?」


「二人でいきますよ」


「A級のお二人なら大丈夫だと思いますがリザードマンは複数で動きますので

 十分注意してくださいね」


「チームの登録も一緒にお願いします」


「わかりました カードと依頼書とチーム名を教えてください」


 カードと依頼書を渡し


「名前なんにする?」


「あなたがきめて 笑われない名前でお願いね」


「剣{つるぎ}はどうかな?」


「あなたがよければ私はそれでいいわよ」


「ならチーム剣{つるぎ}でお願いします」


「わかりました シーリアさんもカードを渡してください。登録しますので」


「チームリーダーはどちらになされますか?」


「リーダーはルドでお願い」


「わかりました」


「依頼とチームの登録が、完了しましたのでお返ししますね

 依頼場所は南門から出て、右側に見える山の麓の沼周辺にいるみたいです」


「ありがとう」


「ご無事で帰ってこれることを祈っております」


「いってくる」


「いってくるわ」


 俺達は門を出て沼に向かった

 だがついてくる気配が、町を出て山の麓にさしかかる手前で、一気に増えたが

 殺気はさほどないところを見ると脅しだけなのか襲ってくるかどっちかだな

 気づいてないふりをして向かうことにした

 沼に行く途中開けて場所があったので、昼食をとることにしたとたん気配が慌しくなった

 ほって置くと遠くの方から殺気が近づいてきたので襲ってくるみたいだし

 魔力を感じるので魔法攻撃が最初にきそうだと袋から杖をだしていると


「なんで杖なんかもっているの?」


「襲撃されそうだからね」


「ちょっと待ってよ襲撃されるってどうゆうこと?」


「落ちついて聞いてね 町を出る前からつけられていたし

 殺気が、近づいてきているから襲われると思うよ」


「襲われるのはわかったわ でも魔法使えないのに杖持ったってしょうがないでしょ?」


「魔法使えるよ そこらへんの魔術師以上の実力もあるしね」


「あなた魔法剣士なの」


 なんてでたらめな人なんだろ。剣士としても超一流の上魔法まで使えるなんて

 このままだと私が、足手纏いになるんじゃないかと不安でしょうがない


「そうだよ」


 と会話をしていると


「久しぶりだな お前のおかげで俺はC級に下げられたんだ」


 とロダンが言いながら姿を現したが、他の仲間は全員固まって隠れていた


「昨日もあっただろ お前が仲間を置いて逃げ出すからそうなったんだ

 いやならリーダーなんぞやるな頭悪いだろお前」


「うるさいぞ もう何を言っても許さないぞ」


「最初から殺すつもりだったくせに早くこいよ」


 殺すきだったくせによくいうよ


「やれ」


 の声とともにファイヤーボウルが飛んできた


「マジックシールド」


 俺は自分達の周りにシールドをはり魔法を防いだ


「キャーーー」


 シーリアが悲鳴をあげて吃驚していたが、姉さんがツッコミに使ってきた

 魔法より弱かったことに、やっぱりあの3人は常識がないと改めて思った


「なんで怪我さえしてないんだよ」


 その言葉は無視して

 後方にいる魔術師とその周りにいる奴ら全員に対して


「ファイヤーストーム」


 敵を炎の竜巻で包んで焼き殺ろしたが一人だけ範囲から逃げた男がいた


「なんでお前が魔法を使えるんだ」


「俺は魔法剣士だからな 威力がありすぎるからあんまりつかわないがな」


「バケモノ」


 と毒づきながら逃げようとしたので


「ファイヤーアロー」


 で足を貫くだけのつもりだったが威力が強すぎ膝から下がなくなってしまった


「俺の脚がぁぁぁ」


 喚いていたが無視して森にいる男に意識を集中していると


「ルド魔術も超一流なのね」


 とどこか悲しそうに言ってきた


「師匠達の地獄の特訓の成果だな 俺にとっては親だね今度シーリアにも紹介するよ」


「わかったわ」


 ルドはどうゆう意味で言ったのかしら?結婚前提の挨拶なのか

 ただ紹介するだけのつもりなのか、どっちなのかしらと迷っていると


「そろそろでてきたらどうだ?」


 ルドが森に向かって声をかけた。私が不思議に思っていると男がでてきた

 全く気づかなかったので、私はショックを受けた


「よく俺がここにいるってわかったな」


「魔法の範囲から逃げた気配が一つあったからね」


「なるほどな」


 といいながら歩いてきてロダンの首をはねた


「仲間だったんだろ」


「使えるうちわな」


 木の陰から出した顔には見覚えがあった


「お前の職業は暗殺者か?」


「違うなしがない傭兵だよ」


「なるほど 金を貰えばなんでもやるタイプの傭兵くずれか」


「それがどうかしたのか」


「いやいや俺は運がいいなと思ってな

 今でもクーリス子爵家とは繋がりがあるのか?」


「なぜお前がクーリス子爵様の名前を知っている」


 子爵様か まだ繋がりがあったみたいだ


「そうか繋がりがあるか お前の首を持って挨拶に行くとしよう」


「何を言ってやがる」


「7年前お前が、殺しそこねたフォース公爵家の長男が、お前の首を持って挨拶に行くんだ

 さぞ歓迎してくれるだろうよ」


「お前あのときのガキか生きていたのか」


「残念だったなしぶとくて」


「え ルドが貴族・・・・」


「今では全く関係ないけどな」


 と会話をしていると逃げようとしたので


「おいおい逃げるなよ」


 真後ろに移動して声をかけると


「クソ」


 とさっきまで俺がいた場所に向けて剣を突き出した


「な いないだとどこへいった」


 左右を見渡すも俺が見つけられなくパニックになっているところへ


「こっちだよ」


 と言いながら後ろから体を串刺しにした

 これで7年前俺を庇おうとして、死んだ乳母の仇は討てた


「ルド説明してくれる?」


「町に帰ってからね さきに依頼をすませよう」


「わかったわ」


 リザードマン10体すべてファイヤーアローで、殺して討伐部位を回収して終わった

 町に戻りギルドへ討伐報告と、ロダンに襲われて死体はそのままにしてきたことを

 報告し宿に帰ってきた


「女将さん ダブルベッドの部屋をお願い」


「いつの間にそんななかに」


 女将さんは嬉しそうに鍵を渡してきた

 その間シーリアは、顔を赤く染めてうつむいたままだった


「ルド説明して」


「わかったよ」


 俺は殺されそうになった時から今までのことを話すことにした

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