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アルカナの行方  作者: ほされた葡萄
第4章 歴史の国
42/48

01 竜騎士団


「ぎゃああああああああ!」


 断末魔の悲鳴。響き渡ったそこは、シュヴァイツ城の医務室。

 ウォーターフォードという世界の四つに分断された土地、その中の東大陸にある歴史ある国トゥールーズ。王族が住む城内の、日当たりの良い広い医務室は乳白色の壁で囲まれている。


 そして悲鳴を上げた私、七瀬ハルは生まれつきの日本人。


 十七歳になったその日に突然異世界にトリップ☆してしまった私はこの世界の神様を殺そうとする輩を倒すお役目をいただいた(というかその為に呼ばれた)わけだ。だけど異世界なんて来るの初めて! 右も左もわからない私は今はこのお城の為に働く騎士団に入団してるよ☆てへぺろ←


 という無茶苦茶な自己紹介はさておき、砂漠の町アマルテアから帰還して丸一日を経た。

 そして忘れていたのが……自分が怪我をしていたこと。


 騎士団の団員としての生活は女子高生にとってはアグレッシブな毎日。怪我といってもかすり傷程度では済まないこともある。

 そして今回の預言書の探索において、私は獅子像から落下するという失態を犯していたんだ。巨大な魔物やら精霊さんのことで頭が一杯で、帰りにジェラルドに指摘されて気がついた。


「痛っ、いたああいいい!」

「はいはい少し我慢してくださいねー」


 額の右上部分が切れて血が出ていた。右目の横を血が流れていたことを鏡を見てから知ったわけだが、急いで洗い流して布を付けただけではダメだったらしい。


「もう、膿む寸前でしたよ。これだから騎士団は!」

「……すいません」


 白い衣服の女の人、ちなみにれっきとしたお医者さんだと言っていた。栗色の髪を整えて後ろでお団子にしているあたりが日本のナースさんを思い出す。


「ちゃんと消毒をしないと雑菌が入って死に至る場合もあるんですからね。アマルテアなんて砂だらけでしょう!」

「はい……」

「女子団員なのだから、顔に傷なんて付けて……」


 そしてまた消毒液をぶっかけられる。布で押さえてもらっているが滲みることこの上ない。さっきの悲鳴の原因はこれだ。


「とりあえず傷口を縫わなきゃなりませんねえ」

「縫う……!?」

「そんな顔をしなくても局部麻酔がありますからね。安心してくれて大丈夫ですよ」


 やんちゃばかりしていた私だが、実は今まで縫合を受けたことはなかった。それをまさか異世界で!


―――てっきり手術台とかに縛り付けられてやるものかと思ってたし!


「とりあえずそこに寝て。さっそくやりますよ」


 そしてお医者さんの指示通り白いベッドに横になる。彼女の指先で鉤状の針が光った。


「げっ」

「はい、そんな声出さない。ちょっと気持ち悪いだけだから。他愛のない話でもしてればすぐに終わりますからね」

「はい……」




 結局お医者さんに額の傷を縫われ、肩を落とした私は一人廊下を歩いている。

 縫合は無事うまくいき、あとは肌を縫った糸を抜糸……つまり抜くだけなんだそうだ。どっちかというと縫うより抜糸の方がこわい!


「はあ……怪我なんてするもんじゃないなぁ」


 とりあえず今日はエルナイトさんのところに行って預言書に何が書いてあったのか教えてもらおう。恐らくエルガーとディアもそこにいるはずだ。


 何かの割れる音がした。


「ん?」


 最近小さな物音でも所在を確かめてしまう私は周囲を見渡した。広い城内、人口密度も低くこの昼下がりで歩いている人間もまばらだ。音は前方から聞こえた気がしてとりあえず進路を変えそちらに向かう。


 突きあたって右側、日陰になった細い通路。多くの使用人が利用するその通路で、メイドが一人うずくまっている。


「大丈夫ですか……って、ルー!?」

「ハル様」


 私の声に顔を上げたメイドが、深緑色の髪を揺らした。見覚えのある顔、ウォーターフォードで初めてできた友達のシェルルだった。


「どうしたの?」


 彼女の足元には割れた陶器と思しき物が散らばっている。近くにはメイドが食事を運ぶ銀色のカートがあった。今は食事ではなく食器が積まれている。


「すいません、手を滑らせて割ってしまったんです」

「怪我はない?」

「ええ。ハル様こそ、今回の探索でお怪我を?」


 隣に屈んで割れた食器を拾おうとすると、額に貼ってあるガーゼのことを指摘された。


「うん。でも大したことなかったよ。ほうき、どこにある?」

「一人で片せますので、ハル様はご用事を優先してください」

「でも……」

「私が落としてしまったのですし、一人で事足ります」


 ルーの抑揚のない言葉に私は仕方なく腰を上げる。なんだか手伝うのを拒んでいるようにも見えたから怪我をしないように気をつけてという旨だけ伝えてその場から離れた。


―――あっ、お土産渡すの忘れてた!


 と肝心のことに気がついたのは古い図書室の前に立ってからだった。



           ―――――――――――――――――――



「さて……」


 夕刻になった。カーテンで閉め切られたその部屋が淡く赤色で染められている、その窓際の椅子から立ち上がる大柄な影があった。


「そろそろ頃合いだ。アルカナとやらがあの団員であることも確認できた。準備は順調か?」

「はい」


 低い声に若い声が応える。


「もうこれ以上は待っていられない」

「わかっています」

「良い子だ」


 無機質で光の無い瞳が緩やかに閉じられるのが、ほの暗いなかでもわかった。床に膝をつき頭を垂れるその人物の吐息には重いものが感じられる。


「お前は心配しなくてもいい」

「はい」


 吐息の意味を汲んだ低い声の主は、笑いを噛み殺して唇を噛んだ。



           ―――――――――――――――――――



 日当たりの悪い旧図書室に向かった私は、そこから再びエルガーの部屋を目指していた。

 エルナイトさん曰く「ふぉっふぉっ、奴らならとっくに翻訳魔法を終えて部屋に帰って話し合いじゃ。若いもんは忙しくてかなわんの(ry」ということらしいので普段みんなが集まっているエルガーの執務室に向かっているわけだ。


「まったく、はやく言ってくれればいいのに!」


 角を曲がりまっすぐ歩き、目的のドアの前で立ち止まる。右手をノックするために上げた瞬間向こう側から扉は開いた。


「ハル! 久しぶり!」

「ディア……!」


 突然のことに一瞬目を丸くした金髪碧眼のふわふわ天使、ディアとは探索で一週間以上も会っていなかった。ちなみに彼はこの国の王子、そして騎士団第二隊の隊長だ。


「今呼びに行こうと思ってたんだ。探索お疲れさまだったね」

「こっちは特に何もなかった?」

「うん。大きな事件は起こらなかったよ」


 笑いながらエルガーの部屋に入るとジェラルドもソファに座って腕を組んでいた。何やらいつもより気難しそうな顔をしている。


「おはよう」

「おお、ハルか。おはようさん」


 エルガーも忙しそうに机に向かっているし……この部屋の一体感の無さは異常だ。偉い人ばっかりいるのに。


「で……預言書について聞きに来たんだけど、何かわかったの?」

「それなんだけどなあ……」


 ソファに座るジェラルドが一段と深い溜息を落とす。エルガーを窺えばこちらも芳しくなさそうな表情で。


「……まさか何もわからなかったとか!?」

「それはないから安心しろ」

「ハル、とりあえずこっちに来い」


 恐い顔の上司に呼ばれ、言われた通り机の前まで行くとエルガーは正面に立って地図を広げた。私が今いるウォーターフォードの地図。


「今回の預言書には『武器の錬成』の項目が書かれていた」

「武器の……レンセイ?」


 レンセイってあれか? なんか作るみたいな意味だっけか?


「でも武器って、そんな危なっかしいものをそうして作らなきゃいけないの?」

「ハル、まさかこの世界の神を殺してやろうって奴を武器無しで倒せるなんて思ってないよな?」

「そんなことさすがに思ってないけどさ……わざわざ武器を作ったりするの? 別に普通の剣があれば十分だとか思ってたんだけど」


 ぶっちゃけると私は、いざおどろおどろしいボスが出てきても剣でどうにかなるのではないかなんて考えていた。

 ウォーターフォードに来て絶体絶命の大ピンチに少なくとも二、三回は遭遇している。しかし剣で対抗できなかったのは巨大サソリくらいで、それ以外は剣で差したり叩いたりすれば致命傷は与えられた。


 きっとボス戦も剣で戦えばなんとかなる!


「……って甘い考えかな」

「それは甘過ぎるな」


 珍しくジェラルドからも辛口な意見。私は頭の中で繰り広げられる日本への帰還プランを崩してまた最初から考えることにした。


「えっとそれで、武器の錬成だっけ」


 口にしてみたところで今更ながら気付いたのだが、私は剣以外の武器なんて扱ったことがない。


「その武器っていうのはちゃんと預言書でも指定されてるの?」

「用意する物の中に柄っていう項目があるから、おそらく刀剣の類であることは間違いないんだけど大きさや形なんかは一切不明なんだ」

「こうなると色んな剣を試してみることになりそうだな……」


 それってつまり―――今までの剣じゃなくてもっと重かったり扱いずらかったりするもので本番に向かえと!


「また血豆か……その前に今の剣でもうちょっと打てるようにしなきゃ……」

「まあそんな顔面真っ青にしなくたって大丈夫だよ。とりあえず今は技術を磨くぞ。とにかく実践的にな」


 私と勝手に肩を組んでイイ笑顔で言うジェラルドだけど、萎え気味の私には眩しい光景だ。とりあえず離れてほしい。


「ハルには専門の講師でもつけたいところだけど……暇で少なくとも人間嫌いじゃなさそうな団員いるかな?」


 ディアの呟きに、残る二人も無言になった。


「そんな都合の良い奴いるか?」

「女好きか女嫌いのどっちかに分かれるからな、第一隊は」


 第一隊に身を置いておきながらもそのことに気付いていなかったのは、恐らく私の顔の問題なんだろうけど知らない一面を知ってしまった。


「こうなると他の団から引っ張って来るしか……」


 ディアが口を開いたその時、視界の端で勢いよくドアが壁にぶつかった。


 正確に言うとぶつかったのではなくて、ただ単に開いたドアがあまりの勢いで壁に叩きつけられただけなんだろうけど……その扉の前に立つ人物を見て私は呆然とする。


 次いでハスキーだがよく通る声。


「エルガアアアアアアアアア―――――ッッ!」


 その人はドアから手を離し部屋の中へ入って来ると私たちを丸無視してまずエルガーの机に向かった。


「あんた、新しい団員が入団したってなんで早く言ってくれなかったのよっ!」


 地図の上から机を割らんばかりの強さで叩くと、部屋全体に大きな音が反響する。怒鳴られているエルガーは澄まし顔で「騎士団の情報をなんでわざわざそっちにやらなきゃならないんだ」とか応えている。


「新しい団員はもうメイドの間でも噂になってるって聞いたわ!言っておくけどその団員、アタシが頂くんだからっ!」

「その本人に聞こえてるぞ。ギャーギャー喚くな」

「は?」

「後ろ」


 長くてカールのかかった金髪が目の前で揺れ、その主が振り向いた。はじめて見る顔、しかも私より年上の女性。色白の肌に大きくて象徴的な金の目と、そしてなにより私より幾分も大きい胸部が印象的だった。

 着ている服は騎士団の制服によく似ている。ワイシャツにパンツ、そしてブーツ。しかし騎士団には無い装備が腰にたくさんぶら下がっていて、彼女の頭にはゴーグルもあった。


―――なんという格差社会……!


 私より身長が高く少なくとも百七十は超えている……ので尚更胸に視線が行ってしまう。しかも腰元にかけてのくびれ、これが噂に聞く本物のボンキュッボンというやつか。


「キャ――――ッッ!」

「うわっ」

「あなた!? あなたが新入団員!? 名前を教えて頂戴! こんな可愛い顔の男の子どこから連れて来たのよ!」


 いきなり手を握られ顔を近づけられ、気持ち的に後ろにのけ反ってしまう。


「はじめまして……ハルです、七瀬ハル」

「ナナセくん!? ナナセ君っていうのね!」

「はい……」


 がっつり乳を押し付けられ、全身を撫でまわされる。滅多にない体験で私がもし男の人だったら全力で喜ぶけど残念ながら健全女子なので喜ぶどころか若干引き気味だ。


「よかったらアタシのこと、覚えて頂戴! エミーよ!」

「は、はぁ、よろしくおねがいします……」


 と、不意にエミーさんの手が止まった。


「……ん?」


 手は躊躇うわけでもなく私のお尻の上に置かれていて、それは全身に鳥肌がたつぐらい嫌悪感のあることだった。

 エミーさんは私の体を自分から引き剥がすと、目を合わせて言う。


「女?」


 恐る恐る頷くとエミーさんは脳天から足の先まで私を見下ろして、エルガーを振り向いた。


「新団員って……女?」

「初の女性団員だ」

「騎士団?」

「騎士団」


 そんなやりとりを経て、次の瞬間エミーさんは私の体を突き飛ばさんばかりの勢いで悲鳴を上げて遠ざかった。


「なんで女が居るのよ! しっしっ、あっち行け!」

「……」


 まるで野良猫のような扱いに立ちつくすしかないけど……今決めた。この人とは関わらない方向で行こう。


「災難だったなハル」


 後ろから声をかけてくれたのはジェラルドで、小声でエミーさんの解説をしてくれる。


「奴はエミリアっつって、見ての通りの女嫌いだ」

「この男顔でも拒絶されるぐらいだから相当だね……」

「落ち込むなって。でもあいつは、竜騎士団の団長でもあるんだ。竜を操ることもさることながら、剣の腕だって十分なくらいだぜ?」

「竜騎士団?」


 聞きなれない単語にジェラルドを見上げると、彼は納得したように頷いた。


「そういえば長いこと説明してなかったな。このシュヴァイツ城には騎士団だけじゃなくてもう二つ、大きな団があるんだよ。一つは主にドラゴンなどで上空の戦いを専門とする竜騎士団、そしてもう一つが魔法での戦いを専門とする魔術師団だ」


 竜騎士団と魔術師団って随分舌噛みそうな名前だけど、すごく強そうだ。


「でもそしたら騎士団って掠れた存在になっちゃわないの?」

「騎士団っていうのは基本的に地上での肉弾戦が主なんだが、お前もし戦争になったら普通地面でちょこまかしてる人間をドラゴンで攻撃させたいとか魔法使って一掃したいとか思わないか?」

「多分思う」


 なんとなくの想像だけど、敵の弱みにつけこまないといけない命の取り合いならば情け無用で壊滅状態を目指すだろう。あくまで客観的な一般ピープルの甘っちょろい考えだけど。


「それを敵にやられたら、騎士団は壊滅しちまう」

「うん」

「だから騎士団は魔法もドラゴンも扱える、各団の上級者達を集めてるんだ。とは言っても騎士になることを志して剣一筋でここまで上り詰めてくる奴もいるけどな」

「へえ」

「そいつらは後からまた竜の乗り方やら魔法の使い方やらをたっぷり実践して技術をつけていくわけ」

「ほうほう」


―――つまり騎士団ってエリート集団ってことか……今までこんなところに身を置いていたなんて恥ずかしくなる……。


「で、話を戻すとエミーは騎士団に引き抜かれかけたんだが、ドラゴンが好きだからって竜騎士団に残った奴」

「それで考えたんだけど」


 横に立っていたディアが唐突に口を開いたものだから、私は少しびっくりして彼を見た。視線をエミーさんに向けたままディアは続ける。


「エミーをハルの専属教師にすれば?」

「はぁ?」


 思わず素の声が出てしまった。いやしかしこの事態、ディアの考えがぶっ飛んでるとしか思えない。あの人にはさっき拒絶されたばっかりだって!


 何やら言い争っていたエルガーとエミーさんもディアを見る。この場にいるディア以外みんな同じ事を思ってるだろう。何を考えてるんだコイツは、と。


「ちょっと冗談よしてよ。アタシがそんなちんちくりんの専属教師?」

「だってエミー、暇だろ?」

「忙しいわよ!」

「書類は全部部下にまかせっきりで好き放題ドラゴン乗りまわしてるじゃないか。これが暇以外に考えられないし、君のずる賢さを少しはハルに教えてあげてもいいんじゃない?」


 どうでもいいけど今ちんちくりんって言ったこの人!


「だからって餓鬼の面倒見ろっての!?」

「騎士団にも顔がきくようになるじゃないか。いい男見つけたいんだろ? 悪い話じゃないと思うけど」


 ここぞという時のディアの営業スマイルが炸裂、エリーさんは鬼のような顔でディアとジェラルドを見る。っていうかエルガーが部下たちの頑張ってる所で全然喋ってない。


「……わかったわよ、やればいいんでしょやれば!」

「よし、じゃあこれでハルの専属教師は一件落着だね」

「丁度いいところに暇人がいて助かったな」


―――まあ私的にはすごーく嫌な展開だけどね!


 エリーさんと目が合うと、彼女の方から拗ねたように視線を逸らされた。さっきからちんちくりんだの餓鬼だのよくも好き勝手言ってくれたもんだ。

 私が中学時代から培ってきた『対女の子笑顔』を作りエミーさんの正面に立つと、彼女は嫌々な表情でこちらを見下ろしてくる。


「なによ」

「そんな表情しないでください、綺麗な顔が台無しですよ」


 頬に手を添えて言えばエリーさんの動きが一瞬止まった。

 もう一回、口角を上げるのを意識して最後の一言。


「おばさん」



 次の瞬間から響き渡った怒号に、私は最大限のスピードでエルガーの部屋から逃げた。




ここまで読んでいただきありがとうございます!

四章スタートです!ヽ(*´∀`)ノ

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